連載
1000回死ねるRPG。スマホ向け育成RPG「ダンジョンに立つ墓標」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第1392回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,ローグライクな要素と育成要素を掛け合わせたRPG「ダンジョンに立つ墓標」(iOS / Android)を紹介しよう。たとえ死んでも装備は持ち越しなので,気軽に(?)何度でも死ねる作品だ。
「ダンジョンに立つ墓標」公式サイト
「ダンジョンに立つ墓標」ダウンロードページ
「ダンジョンに立つ墓標」ダウンロードページ
プレイヤーが操る勇者は,村の北にあるダンジョンの制覇を目指すことになる。チュートリアルで基本操作を教えてくれるので,まずはこれで感覚を掴もう。
ダンジョンは自動生成され,モンスターやアイテムの配置も完全ランダムである。やられると,それまでに獲得したゴールドとアイテムは失われ,村まで戻されてしまう。その代わり,再挑戦を行い,やられたフロアまでたどり着ければ,失ったゴールドを取り戻せるという仕組みだ。
やられるとレベルはリセットされるが,装備品(武器,盾,アクセサリー)は引き継いだまま再プレイ可能。ゴールドは再挑戦で取り戻せる |
青いゲージはHP。赤いゲージは「ブラッド」で,時間経過とともにどんどん減っていく。HPと同様,これがゼロになるとゲームオーバーだ |
一見ローグライクに見える本作だが,リアルタイム制のバトルが取り入れられている。その気になれば“攻撃→回避→攻撃”と,アクションRPG風味のバトルが味わえるのだ。操作方法にクセがあり,最初は戸惑うかもしれないが,慣れればサクサク進められるだろう。
本作にはバトル以外にも多彩な要素が盛り込まれている。ギミックを解きながら進むパズル要素をはじめ,装備アイテムの強化や持てるアイテムの個数を増やす育成要素もある。
また,報酬がもらえるクエストや,ランダムで出現しする高難度のパズル“階層の狭間”といったコンテンツも用意されている。なかでも階層の狭間は見返りが大きいので,ぜひ頑張ってほしい。
死んだときにメッセージを残せるのも面白い。このメッセージはプレイヤー同士で共有されており,ダンジョンの攻略時に見つけた「骨」のうえに乗ることで確認できる。
進行に直接関わるわけではないが,散っていったプレイヤー達の魂の叫びに触れられるためか,ゲームに奥行きを感じさせるシステムだ。
そのほかにも,踏破した階数に応じたランキング機能や,隠しダンジョンなどが用意されており,無料とは思えないクオリティだ。ローグライクが好きな人はもちろん,RPGや育成ゲームが好きにはぜひオススメしたい。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」記事一覧
- 関連タイトル:
ダンジョンに立つ墓標
- 関連タイトル:
ダンジョンに立つ墓標
- この記事のURL:
キーワード
(C) 2016 Wonderland Kazakiri inc.
(C) 2016 Wonderland Kazakiri inc.