「DEATH STRANDING」がハリウッド映画に。コジマプロダクションとHammerstone Studiosが協力して制作を進める

　2022年12月9日に開催されたイベント「The Game Awards 2022」で，続編と思われる新作「DEATH STRANDING 2」が発表された（関連記事），コジマプロダクションの「DEATH STRANDING」（PS4 / PC / PS5）だが，映画化の話が進んでいるという。

‘Death Stranding’ Film Based On Hit Video Game In Works From ‘Barbarian’ EP Alex Lebovici’s Hammerstone Studios, Kojima Productions

　アメリカの映画メディアDEADLINEが12月15日に掲載した独占記事によれば，2022年のホラー映画「Barbarian」のエグゼクティブプロデューサーを務めたAlex Lebovici氏が率いるロサンゼルスのインディペンデント映画会社，Hammerstone Studiosが制作費を全額出資する。Hammerstone StudiosのAllan Ungar氏が製作総指揮を務め，コジマプロダクションのロサンゼルスオフィスも制作に参加するとのことだ。

　2019年にPlayStation 4版がリリースされた「DEATH STRANDING」は，未曽有の災厄「デス・ストランディング」に見舞われた近未来のアメリカを舞台に，分断されて孤立した人々にさまざまな物資と希望を運ぶ「運び屋」，サム・ポーター・ブリッジスの活躍を描くアクションゲームだ。小島秀夫氏らしい独特な世界観とストーリー，さらにノーマン・リーダスさんやレア・セドゥさん，マッツ・ミケルセンさんなどのハリウッドスターが数多く出演していることなどから，大きな話題を集めた。

　映画のプロットや公開日，スタッフ，キャストなどは発表されていないが，ゲームの世界観に新たな要素やキャラクターが付け加えられ，現在，制作は急ピッチで進められているという。Lebovici氏によれば，本作は正真正銘，小島氏の作品になるとのことだ。続報に期待したい。