「Quake Champions」，約5年のアーリーアクセス期間を経てついに正式リリース。“Quake 3 Arena”をベースにしたF2Pの対戦アクション

　ファンイベント「QuakeCon 2022」を開催中のid Softwareが，「Quake Champions」の正式リリースを発表した。約5年にわたって，Saber Interactiveとの共同でアーリーアクセス版の調整を進めてきた本作は，「Quake 3 Arena」をベースにしたFree-to-Playの対戦FPSだ。

Six legendary Bethesda games are available today on @XboxGamePassPC:
�� Wolfenstein 3D
�� Return to Castle Wolfenstein
�� Quake 4
�� Quake Champions
�� An ES Legend: Battlespire
�� TES Adventures: Redguard pic.twitter.com/1xicNw9mKJ

— Bethesda (@bethesda) August 18, 2022

　「eスポーツの世界にプレイヤースキルを重視したクラシックスタイルのアクションを復活させる」ことを念頭に置いて開発が続けられてきた「Quake Champions」。初代「Quake」のダークな世界観を強調しつつ，ダブルジャンプやストレートジャンプ，エアコントロールなど，トレードマークと言える操作を受け継いだタイトルだ。
　プレイヤーは，個性的なアトリビュートやアビリティを備えた16人のプレイアブルキャラクター，「チャンピオンズ」の中から1人を選び，高速でマップを駆け抜ける対戦に身を投じていく。


　ロケットランチャーやレイルガンなど，id SoftwareらしいさまざまなBFG（ビッグファッキンガンの略）を駆使して戦える「Quake Champions」には，デスマッチ，チームデスマッチ，そして1対１のデュエルといったゲームモードを用意されている。4人対4人の「Sacrifice」という新モードも登場しているが，これは2つのコントロールポイントの制圧をめざして戦う，ドミネーションとキャプチャー・ザ・フラッグをミックスしたようなモードで，激しいアクションが満喫できるという。


　現時点で，「Quake Champions」がどれほどのeスポーツファンを魅了しているのかは不明だが，コスメティックアイテム以外，ほぼすべてのコンテンツに無料アクセスできるとあって，プレイのハードルは低い。アーリーアクセス版はシーズン15まで到達しており，引き続き楽しんでいるプレイヤーも少なくないようだ。Steamのストアページによれば日本語には対応していないとのことだが，今後の展開に期待したい。

「Quake Champions」公式サイト