地獄を舞台とするポーランド発のサバイバルホラー「Agony」がアナウンス

　ポーランドで設立された新スタジオMadmind Studioは，一人称視点のサバイバルホラー「Agony」の制作をアナウンスし，PCとPlayStation 4，Xbox One向けに2017年内のリリースを予定していることを発表した。


　本作では，完全に記憶を消された状態で地獄に落ちてしまった主人公が，苦悶に満ちたおぞましい世界からの脱出を図るというストーリーが描かれる。主人公はほかの人間や悪魔に憑依するという能力を持っており，それによって苦境を乗り越えていくシステムがなかなかユニークだ。


　Madmind Studioの代表を務めるTomasz Dutkiewicz氏は，2015年に個人として「Sacred Agony」を発表し，Kickstarterキャンペーンを実施していた。このプロジェクトはキャンセルという形で終わったものの，新たなスタジオを立ち上げて再スタートした形となる。
　なお，Madmind Studioには「The Witcher 3: Wild Hunt」や「The Division」といったAAAタイトルを手がけた経験を持つ9人のスタッフが在籍しているとのこと。血の池や人肉だらけの殺伐とした描写に惹かれた人は，その進展に期待しておくといいだろう。

「Agony」公式サイト