アクションアドベンチャー「Hellblade: Senua's Sacrifice」が発売。美しいグラフィックスで描かれる狂気と神話に彩られた北欧神話の世界

　「Heavenly Sword」や「DmC Devil May Cry」など，日本でも知名度の高いイギリスの開発スタジオNinja Theoryが，最新作となるアクションアドベンチャー「Hellblade: Senua's Sacrifice」（PC / PS4）を，PCおよびPlayStation 4向けに海外で発売した。


　本作は，ラグナロク（北欧神話の世界の終焉）をモチーフにした，詩的ながらもバイオレンスな世界観が，美しいグラフィックスとリアルなキャラクター表現で描かれていく作品だ。
　主人公のセヌアは，長らくバイキングの攻撃に晒されてきたケルト民族の女戦士。恋人を失った彼女は，北欧神話の冥界の主であるヘルと交渉するために，バイキングの地へと単身で乗り込むが，その地で起きている惨状を目の当たりにし，恐怖と疲労困憊から，徐々に精神的に追い詰められていく。


　「DmC Devil May Cry」ほどアクション性は高くなく，敵の攻撃を回避したり防御したりしながら，隙きを突いて攻撃を加えていくようなシステムになっている。また道中では，ルーンやシンボルを使ったパズル要素も用意されている。
　セヌアの精神世界を表すかのように，謎のささやき声も聞こえてくるので，できればヘッドフォンを装着してじっくりと遊びたいところ。


　Steamで配信されているPC版は，字幕とインタフェースが日本語サポートされている。ハイレベルなグラフィックスとストーリーを持つ「Hellblade: Senua’s Sacrifice」が，2980円で販売されているというのは驚くべきことだ。

「Hellblade: Senua's Sacrifice」公式サイト

「Hellblade: Senua's Sacrifice」Steamストア（2980円）