「バトルフィールド 1」の先行トライアルがスタート。EA AccessおよびOrigin Accessメンバーはプレイ可能に

　2016年10月21日の発売を控えたElectronic Artsの「バトルフィールド 1」（PC/PlayStation 4/Xbox One）だが，その先行トライアルが日本時間の2016年10月13日に始まった。対象となるのは，PC向けのOrigin Access，およびXbox One向けのEA Accessサービスの利用者で，最大10時間のプレイが可能だ。PC版ではセーブデータの引き継ぎが可能とのこと。

「バトルフィールド1」公式サイト

　ただし，トライアル版は製品版と内容が異なっており，シングルモードではプロローグの「鋼鉄の嵐」と「血と泥濘の先に」という2つのシナリオが，そしてマルチプレイモードでは，コンクエスト，ラッシュ，ドミネーション，そしてオペレーションの各モードで，「St. Quentin Scar」「Amiens」「Sinai Desert」「Fao Fortress」そして「Suez」の5つのマップのみプレイできるという。ちなみにオペレーションは，マッチの結果が次のマップに持ち越され，連続した1時間ほどの戦いが体験できるという新たなモードだ。

　「バトルフィールド 1」は，ローンチ時のサーバーアクセスの超過を避けるためか，段階的なリリースが行われ，「Deluxe Edition」と「Ultimate Edition」（海外では「Early Enlister」）の予約購入者は10月18日からプレイが始められる。OriginのPC版では10月15日2：00にプリロードがスタートする予定だ。


　シリーズ初の第一次世界大戦がテーマとなる「バトルフィールド 1」。白黒の映像でしかなじみがない出来事だが，飛行機や戦車が初めて戦場に投入されるなど，歴史的，軍事史的には非常に重要な戦争だ。「Frostbite」エンジンで緻密に描写された第一次世界大戦は，我々を約100年前の戦場に連れて行ってくれるはず。おなじみのマルチプレイだけでなく，「大戦の書」と名づけられたシングルキャンペーンは，フランス北東部やベルギー，イタリアのアルプス，そしてアラビアの砂漠などで展開された戦いを，異なる主人公の視点から描くという内容になっており，こちらも楽しみだ。

　先行トライアルを体験した海外メディアやゲーム実況者によるレビューやプレイ動画も上がり始めており，発売まで待てないというファンはチェックしておこう。