プレイレポート
[G-Star 2016]「Diablo」ライクなハクスラに生まれ変わった「MU LEGEND」のプレイレポートをお届け
韓国では2016年4月にクローズドβテストが実施され,G-Star 2016ではWebzenブースにプレイアブル出展されている。どんなプレイフィールなのか実際に遊んでみた。
今回体験できたプレイは,弓で攻撃する遠距離のダメージディーラー「Whisperer」で,ダンジョン「ブラッドキャッスル」を攻略するというもの。気づいた人もいるだろうが,このダンジョンは前作にも登場した場所だ。ブースの担当者によると,本作には前作の人気コンテンツがアップグレードされて引き継がれており,これもその一つだという。
ダンジョンに入ると,10分間の制限時間付きで攻略がスタート。基本的な操作は,マウスの左クリックでカーソルの位置に向けて攻撃し,右クリックで回避,Q〜Tキーを使ってスキルを発動するといった具合だ。
マシンガンのように矢を撃つスキルは,マナを大量に消費するが,撃ち続けるとダメージが大きくなっていくようだ。また,狼を召喚して敵を引きつけたり,トラップ(?)のようなものを設置したりできる。プレイフィールは,「Diablo III」のデーモン・ハンターに近いだろうか。
1キーにはヒールポーション,2キーにはマナ回復のポーションが割り当てられていたのだが,操作に慣れていないこともあり,筆者はQ〜Tキーのつもりで,1〜5キーを一生懸命叩いていた。ポーションを1000個単位で持っていたので,使い尽くすことはなかったが。
ともあれ,ザコ敵を殲滅しながら先を急ぐと,道をふさぐ巨大な扉が現れた。これを破壊して奥に進もうとしたところ,敵が大量に出現。遠距離職なので回りを囲まれると辛いように感じたが,ポーションとスキルのキーを連打して一気に倒していく。若干パワープレイで乗り切った感があるが,慣れてくれば回避移動で囲いから脱出しての攻撃など,戦術はいろいろ考えられるだろう。
制限時間が10分ということもあり,ダンジョンの一番奥まですんなり到着したが,ここにたどり着いてからが大変だった。
最深部には棺桶のようなオブジェクトがあり,それを破壊しなければならない雰囲気。しかし,それを守るモンスターが当然のように出現する。しかも,棺桶にいくら攻撃してもHPバーが減る様子がない。もしかすると,ボスに相当するモンスターを倒すとダメージが入るのだろうか。
そこで,どんどんモンスターを倒していったが,結局7ウェーブが終わったあたりでタイムアップとなってしまった。
これはソロで突破するなら,かなり効率よく攻略する必要がありそうだ。例えば,拾うと広範囲の敵に大ダメージを与える“白い玉”がときおりドロップするので,拾うタイミングを考えるなど,もう少し戦い方を練るべきなのだろう(今回はそんな時間もなかったが)。
ステージクリアには至らなかったのだが,基本的なプレイ感覚は,先述したとおりDiabloに近いものだと感じられた。ブース担当者によればレベルも上がりやすいらしく,(これは今回だけの仕様かもしれないが)制限時間付きのダンジョンなどがあることを考えると,短時間で遊べる作品を目指しているのかもしれない。
なお,そのブース担当者に本作の開発状況を聞いたところ,現状は「DarkLord」「Whisperer」「WarMage」「Blader」の4クラスがプレイアブルとなっているが,今後さらに追加予定だという。ローンチの準備そのものはできており,韓国では2017年第1四半期にサービス開始を予定しているそうだ。海外に向けてのサービスについては不明とのことだったが,続報に注目したい。
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