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「Papers, Please」のルーカス・ポープ氏の新作「Return of the Obra Dinn」がついにリリース
「Return of the Obra Dinn」公式サイト
1802年にロンドンから喜望峰回りでアジアへ航行していた東インド会社の“オブラ・ディン号”が行方不明になり,5年後の1807年,ボストン近郊のファルマスに生存者のいない状態で漂着する。保険調査員である主人公は,その場で起きた過去の出来事を再現できる不思議な懐中時計を手に,無人船に乗り込み,乗船名簿にある51人の乗組員や乗客の足跡を1人1人チェックしながら,事件の謎を解明していくというストーリーが繰り広げられる。
一人称視点でプレイする探索アドベンチャーだが,「1-bit レンダリング」による昔のMacintoshのようなグラフィックスが印象的だ。静止画では2Dのように見えるが,カメラをさまざまな方向に動かして事件現場を検証し,聞こえてくる当時の会話などから,それぞれの人物の運命を追っていく。
「Papers, Please」とは異なり,すでにインタフェースと字幕が日本語に対応しているのが嬉しいところ。じっくり楽しめそうなゲームなので,挑戦してみる価値は十分にあるだろう。
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Return of the Obra Dinn
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