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デイビット・オライリー氏の新たな怪作「Everything」が北米のPS Storeでリリース。PC版はSteamで4月22日に配信開始
“山を眺めるだけのゲーム”として,コアなゲーマーたちに注目された「Mountain」を開発したことで知られるオライリー氏。その最新作である「Everything」のコンセプトも実にユニークで,ほかの人にプレイフィールを伝えるのが難解なゲームになっている。
プレイヤーは,微生物や昆虫,哺乳類などの生物,消火栓やバス,ビルといった人工物,さらには惑星や太陽などの天体にまで乗り移りながら。100万年にわたって増殖や減少を繰り返していく。
あえてジャンル分けするならシミュレーションになるのだろうが,生物やオブジェクトがリアルに表現されているのではない。クマに乗り移ると,歩くのではなくゴロゴロと回転しながらマップ動き回ることになるし,増殖も同じオブジェクトに触れるだけでいい。
ゲームの雰囲気はこちらのプレイレポートで確認してほしいが,ゲームの最終目的が存在せず,何のために遊ぶのかも今一つ明確にされていないので,遊び方はプレイヤー次第。
ナレーションはイギリス人哲学者のAlan Watts(アラン・ワッツ)氏が担当していて,ゲームの進行状況と関係があるのかも分からない小難しい話を滔々と語っている。遊んでいるうちに宇宙や生命の創造に思いを馳せさせるような趣向なのかもしれない。
今のところ日本語版の予定はないものの,2017年4月22日にはSteamでPC版がリリースされる予定で,すでにプロダクトページも公開されている。本作が気になる人は,PC版のリリースを待とう。
「Everything」公式サイト
- 関連タイトル:
Everything(エブリシング)
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(C) David OReilly. Licensed to and published by Active Gaming Media, Inc.
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