インティ・クリエイツは本日(2016年3月4日),ニンテンドー3DS用ソフト「
蒼き雷霆 ガンヴォルト 爪」(アームドブルー ガンヴォルト ソウ)を,
2016年夏に発売すると発表した。価格は1960円(税込)で,ダウンロード版のみ販売が予定されている。
今朝配信された
「Nintendo Direct 2016.3.4」でも紹介された本作は,インティ・クリエイツと
稲船敬二氏のコラボによって生まれた「
蒼き雷霆 ガンヴォルト」の最新作となり,前作と同じく横スクロールの2Dアクションゲームとして開発が進められているようだ。
本作の大きなトピックとなるのが,前作のライバルである
「アキュラ」がプレイアブルキャラクターとして追加されたこと。アキュラは,空中を高速で移動する「ブリッツダッシュ」を駆使してステージを攻略するキャラクターとなっており,彼の周囲を公転する高性能メカ「バトルポット」の特殊スキルを使うことで,ボスの能力を奪うといったことも可能なようだ。
前作から引き続き主人公となる
「ガンヴォルト」自身も,新しいスキルが追加されているので,詳細は以下のリリース文にて確認してほしい。
混迷の夜を裂いて、みちゆく希望
ニンテンドー3DS(eショップ)に本格2Dアクション再臨!
本日、ニンテンドーダイレクトにて、ニンテンドー3DSダウロード専用ソフト「蒼き雷霆(アームドブルー) ガンヴォルト」の続編を、2016年夏に発売すると発表しました。タイトル名は「蒼き雷霆(アームドブルー) ガンヴォルト 爪(ソウ)」で、価格は1,960円(税込)を予定しています。
前作同様、稲船敬二氏(株式会社comcept 代表取締役/コンセプター)にエグゼクティブプロデューサー/アクション監修をお願いし、 正統進化したアクション性をお楽しみ頂ける内容となっています。前作で好評を博した、ハイスピード&ハイテンションなアクション性、ライブノベルなどはそのままに、今作では新たなプレイアブルキャラクターとして、前作のライバルキャラクターである「アキュラ」を追加しました。
アキュラは「ブリッツダッシュ」と呼ばれる、特殊なダッシュを駆使して、ゲームを攻略するキャラクターとなっています。また、ボスの特殊能力を取り込み、自身の武器として使用できる特徴があります。「ガンヴォルト」と「アキュラ」、2つのアクション性と、2つのストーリーをお楽しみ頂ける製品となっています。
タイトル名:蒼き雷霆 ガンヴォルト 爪
ハードウェア:ニンテンドー3DS(eショップ)
ジャンル:ライトノベル2Dアクション
レーティング:CERO審査予定
配信日:2016年 夏
プレイ人数:1人
価格:1,960円(税込)
公式サイト:http://gunvolt.com
※eショップでの検索は「アームドブルー ガンヴォルト ソウ」となります。ご注意ください。
ストーリー&世界観の紹介
第七波動(セブンス)という特殊な力を持った存在、第七波動(セブンス)能力者が生まれるようになった近未来。
皇神(スメラギ)グループが企む能力者完全支配計画「歌姫(ディーヴァ)プロジェクト」を阻止したガンヴォルトは、一人の少女のもとで深く傷ついた心身を癒していた。
……しかし、時代(とき)の流れは傷ついた戦士にいつまでも休息を許しはしない。
多国籍能力者連合「エデン」。
海を越えて現れた新たな敵を前に、ガンヴォルトとアキュラ――二人の戦士が立ち上がった。
登場キャラクターの紹介
【ガンヴォルト】(CV:石川界人)
電子を操る第七波動(セブンス)「蒼き雷霆(アームドブルー)」の能力者。「ダート」と呼ばれる特殊な針を敵に撃ち込み、そこから強力な雷撃を流し込む戦法を得意としている。シアンという能力者の魂を内に宿しており、彼女とシンクロすることによって自身の能力を極限にまで高めることが可能。かつての戦いで多くのものを失い、深く傷ついた彼だったが、オウカという一人の少女との出会いが彼を立ち直らせるに至った。
【オウカ】 (CV:近藤玲奈)
第七波動(セブンス)を持たない一般人の少女。以前に不良能力者に絡まれていたところをガンヴォルトに助けてもらって以来、ガンヴォルトたちを自分の家に匿うようになる。実はどこかの財閥に連なる血筋らしいが、世間からは隠されているようでガンヴォルトたちが来るまでは広い屋敷でひとり暮らしていた。天然で抜けたところがあるが、彼女の優しく穏やかな人柄はガンヴォルトにとって大きな心の支えとなっている。
基本的なアクションの紹介
ショット攻撃/銃(ダートリーダー)
ガンヴォルトは基本兵装であるダートリーダーで攻撃する。威力は低いが敵をロックオンする能力を持つ。ショットはボタンを押し続ける事により連射される。
ショットはボタンを押し続けて連射することができる。
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ロックオン2段階目 |
ロックオン3段階目 |
銃(ダートリーダー)設定 |
雷撃攻撃/雷撃鱗(ライゲキリン)
ガンヴォルトの第七波動能力。 雷撃のバリアを周囲に張り巡らせる攻防一体の技。 |
雷撃鱗削り
雷撃燐に敵が触れると少しづつダメージを与えることができる。 |
ロックオン雷撃攻撃
ロックオンしてから雷撃を放つことで、高威力の雷撃が敵に誘導して必中する。 |
雷撃の本数に応じて与える威力も上昇する。 |
ロックオンの段階に応じて敵を狙う雷撃の本数も増える。 |
ロックオン雷撃の応用
複数の敵をロックオンして同時に電撃を放ち撃破する。スコア稼ぎの重要テクニックとなります。
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■雷撃鱗の特殊能力
ホバリング
雷撃鱗発動中は空中をホバリングで移動可能。
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雷撃鱗バリア
雷撃鱗のバリアは、敵のミサイルなど実弾系の攻撃をガードすることができる。
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拡張されるアクションの紹介
新スキル/霆龍玉(ていりゅうぎょく)
GVの新スキル。SPゲージを消費せずに使用可能なスコア稼ぎのコンボに組み込める特殊スキルが複数登場。
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スペシャルスキル/スパークカリバー
ガンヴォルトの必殺技。巨大な雷撃剣を創り出し正面の敵を殲滅する。新たなスペシャルスキルも登場。(画面は前作のスキルです。)
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登場キャラクターの紹介(2)
【アキュラ】 (CV:増尾興佑)
第七波動(セブンス)の危険性を説きながらも命を落とした父の遺志と研究を継ぎ、能力者根絶のために戦い続ける科学者の少年。第七波動(セブンス)を持たない普通の人間ではあるが、独自の技術力と天才的な戦闘センスにより並の能力者を上回る戦闘力を有している。
前作から装備を一新し、機動力特化型ジャケット「ヴァイスティーガー」を纏うことで空戦能力が飛躍的に向上。また、機動力を維持したまま火力を高めるために多数のビット兵器と、それらをコントロールするバトルポット「RoRo(ロロ)」を従えている。
アキュラの基本的なアクションの紹介
ショット攻撃/銃 (ボーダーII)
アキュラの基本攻撃は、銃(ボーダーII)からのフォトンレーザー発射。高威力、超高速の弾が瞬時に目標物へ着弾して撃破する。ショットボタンを押し続けることで連射が可能。
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マーキング&誘導フォトンレーザー
アキュラは、ダッシュ体当たりで対象物をマーキングできる。マーキング状態より発射するフォトンレーザーは曲線を描いて敵に必中する。
ダッシュで体当たり |
敵をマーキング |
フォトンレーザーが誘導する
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空中制動/ブリッツダッシュ
アキュラはブリッツゲージを消費して空中を高速移動することができる。ブリッツダッシュは、十字ボタンの上下で射出角を変えることもでき、壁に触れると反射する。ブリッツダッシュを使って敵をマーキングすることも可能。
画面左下がブリッツゲージ |
斜め上方向へのブリッツダッシュ |
斜め下方向へのブリッツダッシュ |
ホバリング
ブリッツダッシュ後は一定時間、ホバリング移動ができる。 |
カゲロウ
ブリッツゲージを消費してカゲロウを使用できる。ガンヴォルトと同じくほとんどの攻撃を自動で回避できる。
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リロード
ブリッツゲージは一定時間経過で自動的に補充されるが、リロード(十字ボタンを下2回押下する)により一瞬でゲージを全回復できる。空中から、高速落下してリロード可能
■アキュラの特殊兵装
バトルポット:フラッシュフィールド
バトルポットはアキュラの周囲を公転する高性能AIメカ。ミサイル系の攻撃に対して自動的にバリアーを展開、アキュラを防御する。
展開中のバトルポット |
フラッシュフィールドで自動防御 |
拡張されるアクションの紹介
EXウェポンミラーリング
バトルポットは撃破したボスの第七波動(セブンス)攻撃をEX(エクス)ウェポンとして複製(ミラーリング)することができる。ボスを倒して手に入れた攻撃は自由に切り替えて使用することができる。バトルポッドのエネルギーを使用するため、EXウェポン使用後はフラッシュフィールドが一定時間使えなくなる。
ボスのタングルヘアによる第七波動攻撃 |
ボスを倒すとバトルポットが、そのボスの攻撃をミラーリングする |
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下方向に発射してハイジャンプすることもできる |
参加クリエイター陣の紹介
・エグゼクティブプロデューサー/アクション監修
稲船 敬二 氏 (株式会社comcept)
1965年、大阪生まれ。1987年、株式会社カプコンに入社。「ロックマン」「鬼武者」「ロスト プラネット」「デッドライジング」シリーズ、「バイオハザード2」など世界を舞台にミリオンセラーを連発し、ゲーム業界内外の認めるスタークリエーターとなる。2006年にカプコンの常務執行役員に就任、開発部門のマネジメントやコンテンツの統括を行う。
2010年12月、株式会社comceptを設立。同社でも「ソウル・サクリファイス」「おっさん☆たまご」「YAIBA: NINJA GAIDEN Z」など、独創的な話題作を次々と発表してきた。またゲームのみならず、小説「REM(レム)」など、幅広いメディアでエンタテインメントコンテンツを世に送り出している。そして、2013年にクラウド・ファンディングで四億円もの支援を集め話題となった完全新作「Mighty No. 9」がいよいよ今春発売となる。
・原作/ディレクター
津田 祥寿(株式会社インティ・クリエイツ)
代表作: ロックマンX2、ロックマン7、ロックマン9、ロックマン10、ロックマンゼロシリーズ、蒼き雷霆ガンヴォルト
・イラストレイター
畠山 義崇(フリーランス)
代表作: ロックマン9 キャラクタデザイン、もっとぼくらのキングダム キャラクタデザイン、蒼き雷霆ガンヴォルト イラストレーター
・プロデューサー
會津 卓也(株式会社インティ・クリエイツ)
代表作: ロックマンゼロシリーズ、ロックマンゼクスシリーズ、ロックマン9、ロックマン10、ぎゃる☆がんシリーズ、Mighty No.9、蒼き雷霆ガンヴォルト、Bloodstained ほか多数
・音楽/サウンド
山田 一法(株式会社インティ・クリエイツ)
代表作:ロックマンゼロシリーズ、ロックマンゼクスシリーズ、ロックマン9、ロックマン10、ぎゃる☆がんシリーズ、Mighty No.9、蒼き雷霆ガンヴォルト、Bloodstained ほか多数