ニュース
あの狂気のゲームをHDリメイクした「POSTAL Redux」が2016年春リリース
オリジナル版の「POSTAL」は,「世界が狂ってしまった」と妄想する男,ポスタル・デュードが街中で警官や一般人に対して無差別に危害を加えていくという2D俯瞰視点のアクションゲーム。暴力的なゲームがたびたび問題視されていた当時のアメリカにおいて,あえて過激な描写を前面に打ち出すことで,注目を集めようとしたことでも知られている。今で言えば「炎上商法」といったところだが,そのドライな姿勢が一部のゲーマーから熱狂的な支持を受けた。
今回発表された「POSTAL Redux」では,鉱山やトレイラーパーク,マーチングバンドがパレード中のダウンタウン,ラストの空軍基地に至るまで,テクスチャのHD化やサウンドのリマスタリングにより,現代的に描かれている。さらに,キルされるまでのハイスコアを目指す「Rampage Mode」が新たに搭載されるという。
すでにSteamではタイトルページが公開されており,2016年内にはシリーズ初となるコンシューマ向けのPlayStation 4版の開発も進められているとのこと。これも時代の変化というべきなのか,裁判沙汰や発売禁止,有害図書指定などで世間を騒がせた問題作が蘇る日は近いようだ。
Steam「POSTAL Redux」タイトルページ
- 関連タイトル:
POSTAL Redux
- 関連タイトル:
POSTAL Redux
- 関連タイトル:
POSTAL Redux
- この記事のURL: