［TGS 2016］「マジシャンズデッド」を総師範KSK氏とまちゃぼー氏が実演。全国キャラバンやアメリカ展開が発表されたステージをレポート

　バイキングは本日（2016年9月17日），幕張メッセで開催されている東京ゲームショウ2016内のTwitchブースにおいて，新作アーケードゲーム「マジシャンズデッド」のステージイベントを実施した。


　本作は，バイキングにとって初めてとなる自社販売タイトル。超能力者と魔法使いの戦いが，ストーリーの骨子となっている。プレイヤーの指の動きを検知するコントローラによる操作が特徴で，空をつかむ動作でゲーム内の自動車をつかんで投げ飛ばす，人差し指で空を切ることで衝撃波の斬撃を飛ばす，平手を押し出すことでバリアを張るなどのアクションが可能となっている。なお，プレイヤーキャラクターの移動などは，左手用のアナログスティックで行う。

「マジシャンズデッド」公式サイト

　壇上にはバイキングの尾畑心一朗氏に加え，GODSGARDENの総師範KSK氏と，まちゃぼー氏が登壇。総師範KSK氏とまちゃぼー氏による実機プレイのもと，ゲームの紹介が行われた。

尾畑心一朗氏（中央左）と総師範KSK氏（中央右），まちゃぼー氏（右）

本作は3対3のチーム戦なので，総師範KSK氏とまちゃぼー氏のほか，バイキングのスタッフもプレイヤーとして参加した

　超能力と魔法には炎や雷といった属性が存在し，例えば炎魔法で木を燃やすことで攻撃範囲を拡大させたり，線路に通電させることで遠距離の敵を感電させたりできる。また，竜巻攻撃に炎属性の攻撃を合わせることで炎の竜巻を発生させるなど，シナジー（相乗）効果を活用すれば強力な攻撃を発生させられる。さらに，“味方キャラクターが乗ったコンテナを敵に投げつけて強襲させる”といった連携アクションも可能だという


　これまでにないタイプの操作システムを採用している本作だが，直感的に行える操作は比較的習熟しやすい模様で，総師範KSK氏とまちゃぼー氏は軽快にキャラクターを操っていた。

動体検知型のゲームは特殊筐体で提供される場合が多いが，本作は汎用のVEWLIX筐体に専用のコンパネを搭載するだけとなっており，比較的低価格での販売が行われそうだ

　本作は，10月から日本全国を回るキャラバンイベントが実施されるとのこと。会場は現在検討中で，詳細は随時，公式サイトにて公開していくという。また，本作は英語版も開発されており，そちらはアメリカのラウンドワン店舗において展開される予定だ。

「マジシャンズデッド」公式サイト