イベント
「予言者育成学園 FTA」のリアルイベント「1周年大感謝祭!」が開催。PSO2コラボの発表,舞台の上演など盛りだくさんの内容に
同イベントには,FTAのプロデューサーを務めるスクウェア・エニックスの藤澤 仁氏ら主要スタッフが,この1年を振り返ったほか,今後の展開に関するアナウンスや,イラストレーターによるライブドローイング,「人狼 ザ・ライブプレイングシアター」(以下,人狼TLPT)の舞台などが披露された。本稿では,その模様をレポートしよう。
「ファンタシースターオンライン2」コラボや「大アルカナ戦」の今後などが発表に
今回のイベントは3部構成で行われた。順番は前後するが,まずは,第3部「『予言者育成学園の2年目』大予言!」のコーナーで公開された,FTAの今後の展開についてお伝えしよう。
最初に発表されたのは,セガゲームスがサービス中のオンラインRPG「ファンタシースターオンライン2」(以下,PSO2。PC / PS4 / PS Vita)とのコラボレーションだ。
本コラボでは,FTAの予言テストに,PSO2の新コンテンツ「バトルアリーナ」(3月8日実装予定)に関する問題が出題される。解答したプレイヤーには,参加賞としてPSO2の「ラッピー」を模した使い魔などがプレゼントされるとのこと。
さらにPSO2とのコラボでは,新たな試みとして「一番人気チャレンジ!」を行う。これは,コラボ問題中もっとも多く選ばれた選択肢が「正しい未来」(正解)だった場合,FTAとPSO2のプレイヤー全員にボーナスを提供するというもの。藤澤氏は「“皆の力で的中させましょう”という企画なので,ぜひ参加してください」と来場者に呼びかけていた。
続いて,FTAの「召喚の塔」にて,ランクSSのアルカナ排出率が通常の10倍となるキャンペーンの,3月における予定が発表された。アマルバドルやブリギッテなど人気キャラクターの名前も挙っているので,気になる人はチェックしてみるといいだろう。
また会場では,予言テストの予知点数に関する藤澤氏の考えが示された。FTAの予言テストは,プレイヤーがPP(スタミナ)を消費して正しい未来を予知していくのだが,先日のルール変更により,各問ごとの上限予知点数が4から3となった。
藤澤氏によると,この変更の狙いは,「1問あたりの可能予知数を減らすことで,よりプレイヤーが考えるようになり,的中したときの達成感を高める」ことと,「プレイヤーのログイン頻度を下げること」にあるという。
しかしその反面,プレイヤーとしては,これまで不足がちだったPPが逆に余り気味になっている。藤澤氏は,余ったPPをプレイヤーに使わせる案として,「コンテンツ『アルカナ捜索』の各強度を全体的に強化」「『アルカナ捜索』の強度6のボスが必ずランクSに」するという考えをを示したが,「これはバトルコンテンツやアルカナ育成の強化であり,予言テストに対する抜本的な対応ではない」とも説明。
そこで参考のため,FTA内のアンケートにてプレイヤーに上限予知点数を3にするか4にするか問うと決めたことを明らかにした。ただし,最終的に上限予知点数をどうするかは藤澤氏が責任を持って決定するそうである。アンケートの結果は,あくまでも参考である点には留意してほしい。
最後に,FTAのレイドコンテンツ「大アルカナ戦」の今後の展開が明らかにされた。大アルカナ戦は,プレイヤーが協力して,タロットカードの大アルカナ22枚をモチーフとするボスとバトルを繰り広げる内容だが,この2月で22体すべてが出尽くしてしまった状態だ。
会場では「新たに二重の微笑みを湛えた,22の客人」という言葉により,大アルカナが新たな姿でプレイヤーの前に姿を現すことが示唆されたが,それはしばらく先になるという。
そして,それまでの間,大アルカナ戦のボスとして,FTAのマスコット的な存在である「タンポラゴラ」をモチーフにした「春先型決戦兵器 ダンデポラゴラ」が紹介されると,会場は爆笑に包まれていた。
FTAプレイヤーのこの1年間の動向がアンケートやデータから浮き彫りに
イベント第1部では,「大発表! 学園リサーチ!」というコーナーが設けられ,この1年間におけるFTAのさまざまなデータが公開された。
会場では,FTA内で実施したアンケートの結果や,プレイヤーの傾向などが明らかに。プレイヤーの男女割合がほぼ半々である,半数近くの人が1日30分以下のプレイ時間である,コンテンツの中でもっとも支持されているのは,メインの予言テストであることなどが紹介された。
また予言テストの正しい未来は,「(8)その他」の選択肢に偏っているような印象を受ける(通称「また八」)のだが,実際には「(1)」の選択肢がもっとも多いことも明らかになった。
「あなたが選ぶ! 第1回予言テスト大賞」のコーナーでは,この1年間に出題された予言テストの中から,最高傑作となる問題が選出された。選考基準は,「目の付け所が素晴らしい」「そこはかとなく笑える」「意外な結果で大いに盛り上がった」「眞形さん(予言テストディレクター 眞形隆之氏)がとても困っていた」というもので,藤澤氏が独断で決めた各ジャンル3問の中から,登壇者および来場者が選んだベスト問題は以下のとおり。
会場では,ニコニコ生放送の視聴者向けアンケートも行われ,その結果,TVアニメ「それいけ!アンパンマン」を扱った問201が栄えある第1回予言テスト大賞に選ばれた。
イラストレーター2人が,藤澤氏と上村さんが出したお題を元に即興で描いたイラストもお披露目。こちらは,典樹さんによる「『けものフレンズ』に出そうなタージャン先生」。右側のハシビロコウにも注目 |
こちらは,サトウテンさんが即興で描いた「救援に来たジークフレオンの振りをしたタンポラゴラ」。「救援を受けますか?」という問いに「いいえ」を選択しているところがポイント |
そのほか第1部の最後には,タンポラゴラのぬいぐるみの商品化キャンペーンが告知された。詳細はスクウェア・エニックス e-Store内にある商品ページを参照してほしいが,基本的に受注販売となり,申し込み期間が本日限り(2月27日23:59)なので,気になる人は早めにチェックしておこう。
タンポラゴラを「綿毛のタンポラ」にする被りものもセットになっている |
試作品の「銀のタンポラ」も紹介された(写真左)。こちらは今回の商品化キャンペーンには含まれていないので注意 |
FTAの世界観を盛り込んだ舞台「人狼TLPT」や,1周年お祝いメッセージなどが披露
あらためて説明すると,舞台「人狼TLPT」は,13名の演者がアナログゲーム「人狼」を用いて,アドリブで物語を紡いでいくライブエンターテインメントである。脚本はオープニング以外はまったくなく,演者達は人狼のルールに基づいて,開演直前に6種類13枚のカードで決まる役割に従い,人間と人狼の戦いを即興で繰り広げていく。
会場ではFTAの世界観を盛り込んだストーリーが展開され,人狼がもたらす緊迫した心理戦の中,時折挟まれるFTAの面白ネタやあるあるネタに会場からは笑いが起こっていた。
●「人狼TLPT」キャスト(敬称略)
石井由多加/メイソン役
高地真吾/ルーサー役
近藤樹里子/ヘイゼル役
手島沙樹/ナタリー役
田邊久乃/パンジー役
仲田敬治/バロウズ役
永石匠/ノエル役
はぎのりな/キンバリー役
溝口謙吾/デヴィッド役
村田志織/シフォン役
森本未来/ドリス役
横山可奈子/エスター役
渡邊隆義/テイラー役
池永英介/ダンカン役(ナビゲーター)
≪声の出演≫
都倉伶奈
七城ナナ
話は第3部に戻るが,さまざまな施策発表のほか,FTAの1周年を記念した映像も公開された。この映像ではFTAの概要が紹介されているのだが,藤澤氏によると,「1周年を迎えたあとも,より多くの皆さんにFTAを遊んでいただくため」と,その理由を説明していた。
各キャラクターのボイスを演じる声優陣の名前もアナウンスされた |
Twitterを使った記念キャンペーンも行われている |
続いて,スクウェア・エニックスの代表取締役社長 松田洋祐氏ならびに,FTAでマルセイユ先生の声を担当する内田真礼さんから寄せられた,FTAの1周年を祝うメッセージがお披露目された。
さらに会場には,藤澤氏が初代ディレクターを務めた「ドラゴンクエストX」のプロデューサー 齊藤陽介氏と,同チーフプランナーの安西 崇氏が来場。2人は,この8月に「ドラゴンクエストX」がサービスイン5周年を迎えた暁には,またFTAとコラボすることを約束した。
イベントのエンディングでは,FTA運営ディレクターの木村氏が,「FTAは,ゲーム本編だけでなく,Twitterの投稿なども含めて多くの人が楽しめるゲームとしてサービスを提供してきました。これからもその方針を大事にしていきます」と宣言した。また眞形氏は,「これからもプレイヤーの皆さんと一緒にゲームを作っていきます。一緒に楽しみましょう」とコメント。最後に藤澤氏が,「新しいゲームを作り,こうして皆さんと楽しい時間を過ごすということは,案外実現が難しいものです。それが今日,現実のものとなり夢のようでした。これからも皆さんのご期待に添えるよう,スタッフ一同尽力しますのでご支援いただけると幸いです」として,イベントを締めくくった。
「予言者育成学園 Fortune Tellers Academy」公式サイト
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