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Epic GamesがOculus「Rift」向けFPS「Robo Recall」を発表。「Touch」コントローラ対応で,2017年第1四半期にRift所有者へ無料でリリース
「Robo Recall」は,昨年開催された「Oculus Connect 2」にて発表されたテクノロジーデモ「Bullet Train」(関連記事)をゲーム化したもので,Rift専用コントローラである「Touch」に対応する。
Touchの左アナログスティックでポインターを操作し,指定した場所にテレポートするという移動システムを採用。一般的なテレポート型のVRゲームだと,規定の場所にしか移動できないものが多いが,「Robo Recall」では比較的自由に移動でき,アナログスティックをグリグリと回すことで体の向きも変更できるようだ。
ストーリーは,RoboReadyという企業が生産している作業用ロボットが誤作動により凶暴化する中,不良品ロボットの回収作業を担当する“リコール屋”の主人公が,縦横無尽の活躍をするというもの。
舞台となる街は,凶暴化したロボットを1体1体回収しているような状況ではないようで,発表時のデモでは,両手ピストルやショットガンといった武器で,人型や四足歩行,さらにはゴリラのような大型ロボットを次々と倒していく様子が確認できた。
左右それぞれの手でつかんだロボット同士をぶつけて壊すという攻撃や,大型ロボットを乗っ取って,レーザー砲をぶっ放したり,近付いてきた敵ロボットをつかみ上げて足や腕をもぎ取ったりといったアクションもできるようだ。
また,ヘッドショットや連続キルを決めたり,空中の敵を撃ち続けて地面に落とさないようにしたりすると,多くのポイントを獲得できるようになっていた。
「Robo Recall」では3つのエリアに3つずつのゲームトライアルが用意されており,そのスコアをほかのプレイヤーと競えるとのこと。
元となった「Bullet Train」はUnreal Engine 4のVRサポートをアピールするデモだっただけに,そのグラフィックスは折り紙付きだ。
前述の通り,Epic Gamesは「Rift所有者には無料」と発表しているので,ひょっとしたらTouchだけでなく,通常のゲームパッドでもプレイできるのかもしれない。いずれにせよ,気軽に楽しめるVR用FPSとして期待できそうだ。
「Robo Recall」公式サイト
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