連載
マフィア梶田の二次元が来い!:第282回「ミズーリに乗り込む放浪者の星彼Days」
とはいえ,中学生レベルの英語力すら持ち合わせていないこの身。同じく日本語版の発売を待ち切れない有志が作成してくれた,機械翻訳MODなど入れつつ少しプレイしてみたところ,巨大な蚊のクリーチャーが「生まれたてのひよこ」という名前で襲ってくるという間違った方向性でカオスな世界観になってしまいました。いや,これはこれで面白いけれども……。
というわけで,本格的なプレイは日本語版が発売されてからになりそうですが,会話内容など分からずとも,ウェイストランドを探索しているだけでやめられない止まらないのが神ゲーの神ゲーたる由縁。すでに,数年間は遊び続けられそうな気配に満ちております。
ちなみに,発売日を迎えれば購入済みのSteam版にも,ちゃんと日本語設定が追加されるそうなので,12月17日が待ち遠しいですねぇ。
「RADIO 4Gamer Tap(仮)」の第25回では,アンビションより配信中の「星彼Days」(iOS / Android)を特集。ゲストとしてプロモーション担当の神保貴欣氏と新人広報のさめじー氏をお招きし,ゲームの魅力を紹介していただきつつ実際にプレイしてきました。
「星彼Days」ダウンロードページ
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内容的には以前に特集した「虹色カノジョ2d」(iOS / Android)の女性向けバージョン……という印象で,ビジュアルから性格まで自分好みな“理想の彼氏”を育て上げられるのが魅力です。番組では中学生女子のように甘ったるい乙女心を持つマフィア梶田が,彼氏を超カッコよく着せ替えしているので,存分にキュンキュンしてくだされ。
ヤマザキマリ先生の息子・デルスと真珠湾へやってきたマフィア梶田。ここでは様々な展示物を見て回ることができるのですが,さすが現役の軍事基地だけあって敷地が広大です。すべて見て回ろうとするならば丸一日必要とのことで,昼過ぎに到着した我々は,見学ポイントを「太平洋航空博物館」と「戦艦ミズーリ」に絞りました。
まず最初に向かったのは,さまざまな戦闘機や戦闘ヘリが展示されている太平洋航空博物館。ここでは日本の「零式艦上戦闘機二一型」も見ることができました。各展示物の説明書きには,ちゃんと分かりやすい日本語訳もついています。戦闘機そのものはもちろんですが,魚雷など兵器についての解説もなかなか興味深いものでした。
そして昼休憩では,喫茶エリアでハンバーガーなど頬張りつつ,デルスと見て回った展示物や「艦これ」について談義。前回,プロデューサーであることが判明した彼ですが,その一方で海外提督でもあったようです。大学で歴史について研究する機会もあったらしく,「アメリカは長門を沈めるべきではなかった!」などと熱く語っておりました。
そして次に向かったのは,全長だけなら「大和」にすら勝るという,大迫力の戦艦ミズーリ。歴史的背景を考えると,子供のように「スゲェ! カッコイイ!」とはしゃげるような場所ではないのですが,その雄大さには素直に圧倒されてしまいます。凛々しいフォルムとそそり立つ主砲が,男の本能に訴えかけてくるというか……決して叶わぬことではありますが,大和や長門もこうして見学できたならどれほど感動しただろうかと,思わずにはいられませんでした。
甲板上だけでなく内部に入ることもできて,当時の生活の様子がうかがえるような展示が数多くありました。実際のところはどうだったか知る由もありませんが,設備だけを見れば「意外と快適」なんじゃないかと思えるところもあったり。ただ,大柄なアメリカ人にこの寝床の狭さはキツそうですね……。
そしてちょっと驚いたのが,帰りにお土産屋に寄ったらミズーリの古い甲板の一部らしき木片が販売されていたんですよ。「とても希少なプレミアム商品です!」という触れ込みで,そりゃまぁそうだろうなと……。お値段のほうもなかなかのものでした。
どうでもいい話ですが,それを見ながら「もしもミズーリが艦娘だったら,すぐ売り切れるんだろうな……」と呟いたら,デルスが「僕も同じこと考えてました」と返してきまして。いやはや,オタクってのはどうしようもないですね……。
まぁともかく,真珠湾はいろいろと見るものがあって勉強になりました。ただ,すべてチェックできたわけではないので,もしまたハワイに行くことがあったら必ず再訪しようと思います。
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