プレイレポート
PlayStation 4版「World of Tanks」のプレイインプレッション。PC版との相違点や特徴などのほか,ガルパンコラボのIV号戦車もさりげなく自慢
PlayStatioin 4版「World of Tanks」公式サイト
これを受け,PC版に引き続いてXbox 360版やXbox One版,そしてタブレット端末向けの「World of Tanks Blitz」などが登場し,「World of Tanks」ワールドは広がり続けてきたが,この2016年,待望のPS4版が満を持して登場したわけだ。
上記のように,PS4版「World of Tanks」は基本プレイ料金無料のゲームで,PlayStation Storeからクライアントをダウンロードし,インストールが終わるとすぐにゲームが始められる。PlayStation Plusの会員である必要はない。
ゲームを立ち上げると,まずチュートリアルで戦車の使い方や,戦い方を勉強することになる。以下に掲載したムービーがそれだ。
操縦方法は,左スティックで戦車の移動,右スティックで砲塔の旋回および照準の操作,というのが基本。ボタン類の配置は,いくつかのプリセットが用意されており,好みのものが選べる。
この原稿を書くため,筆者は100試合ほどプレイしてみたのだが,PC版に比べてコントローラ操作は直感的にプレイができるという印象だ。
ただ,キーボードでは前進,後退,左旋回,右旋回にそれぞれ別のキーが割り当てられているのに対し,PS4版はアナログスティック1本。そのため,微妙な前後の操作が求められるとき,左右へ少しでもスティックが倒れてしまうと,車両の向きが変わり,砲撃のチャンスを逃がしてしまうことがあった。まぁ,これは慣れの問題だと思うけど。
グラフィックス的には,PlayStation 4向けにかなり修正されている。以下,画像を用意したのでPC版と見比べてほしい。
PS4版のフレームレートは,Xbox One版と同様の30fpsになっている。もっとも,FPSやレーシングゲームと異なり,戦車が比較的ゆっくり動く本作ではそれほどヌルヌルとした描写は必要でなく,この点は気にならない。
対戦におけるマッチングは,リリース直後ということもあり,プレイヤー数の少ない高いTier(戦車のランクのようなもの)の戦車でもない限り,待ち時間もあまりなく,サクサクとマッチが成立する印象だ。筆者はドイツ軍のTier 5戦車をメインにプレイしているが,夜中や朝方でなければ基本的に数十秒で対戦が開始する。
PS4版に限った話ではないが,戦いの途中でやられた場合,最後までマッチに付き合う必要はなく,ガレージに戻って別の戦車に乗り,新たな戦いにすぐに臨める。このスピーディさも魅力の一つだ。
実装時期は不明だが,プレイヤー数が増えていけばメーカーもさらに気合が入り,アップデートのスピードも早まるだろう。というわけで,PS4ユーザーの皆さんはぜひプレイしてほしい。
さて現在,ご存じのようにPS4版のローンチを記念したキャンペーンが開催されている(関連記事)。詳しくは公式サイトなどを参照してほしいが,目玉はなんといってもアニメ「ガールズ&パンツァー」とのコラボレーションだろう。
もっと早くこの原稿を提出する予定だったが,筆者はどうしても大洗女子学園あんこうチームの「IV号戦車D型改[H型仕様]」が欲しくてたまらず,経験値稼ぎに熱中してしまったため,このようなタイミングでの掲載となってしまったのだ。4Gamerの担当編集者には10.5cm榴弾砲を撃ち込まれそうだが,筆者は満足している。見てください,手に入れました!
ようやく手に入れたIV号だが,いざ乗ってみると,今度は専用ボイスが欲しくなってきた。ぜひとも,PC版のように音声ファイルを実装してもらいたい。
PlayStation 4版「World of Tanks」公式サイト
- 関連タイトル:
World of Tanks Modern Armor
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