インタビュー
赤井沙希さんは何を思って「龍が如く6(仮称)」出演者オーディションに挑戦しているのか。男色ディーノ選手が聞いた
そんなファイナリストの一人である赤井沙希さんは,オスカープロモーション所属のタレントでありながら,「男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ」の著者である男色ディーノ選手と同じく,DDTプロレスに所属するプロレスラーとしての顔も併せ持つ人物だ。何でも,ディーノ選手からこのオーディションの存在を知らされたことが,応募のきっかけだったという。
Web一般人気投票は4月17日まで行われる予定だが,3月25日,4月1日に発表された中間発表において,赤井さんは見事首位を獲得。Web一般人気投票の結果は,あくまで「4月下旬(予定)に実施される最終オーディションの審査の参考」という位置付けではあるものの,出演権獲得への大きな弾みがついたと言えるだろう。
そこで今回4Gamerでは,赤井さんのオーディションにかける意気込みや現在の心境などを……ディーノ選手に聞いてきてもらった。
龍が如く.com
「復活!『龍が如く6』出演者オーディション」特設サイト Web一般人気投票ページ
真島さんの片目になりたい!
「龍が如く」の世界にプロレスを刻み込みたい!
男色ディーノ選手(以下,DD):
このオーディションが行われるってニュースを4Gamerで見たとき,「私がキャバ嬢としてゲイムに出演するチャンスなんじゃ?」って思ったんだけど,まだそういう時代じゃないことに気付いたから,アンタをそそのかしたのね。そしたらまあ,順調に審査を通過して,Web一般人気投票では中間発表で1位ですってよ。
ね,びっくりしました。
このまま1位で突っ走って,「プロレスって,今勢いあるんだね」って思ってもらえると嬉しいんですけど。
DD:
ホント,そうなるといいわよね。
でね,私自身が龍が如くシリーズのファンだから,ちゃんと確認しておきたいんだけど,アンタは龍が如くで遊んだことあるの?
赤井さん:
1が大好きだったんですよ。龍が如くで初めて,キャバクラだとか,男の世界だとかに触れて,それがすごく刺激的だったんです。女の子にとってこのゲームって,男の世界を知るための一つの方法だと思うんですよね。そこで描かれている世界が好きで,ちゃんと舞台も見に行きました。
DD:
あらそう,舞台まで。登場人物でいうと,誰が好きなの?
赤井さん:
私……真島さんが好きなんです,あのぶっ飛んだ感じが。
真島さんの片目になりたいぐらい!
DD:
……相変わらずやばい奴ね。
まあいいわ。今回のオーディションって,芸能プロダクションに所属しているタレントを集めているわけではなくて,広く一般から公募する形じゃない。そこそこ芸歴のあるアンタが,そういうオーディションに挑むことに抵抗はなかった?
赤井さん:
う〜ん。最近,オーディションとかは全然受けてなかったし,そもそも「一般公募」っていう言葉の意味が分からなかったんですよね。
DD:
ああ,分からなかった分,かえって素直に受けられたのかもしれないわね(笑)。
赤井さん:
とにかく「やりたい」って思って受けた感じです。
ただ,面接の会場に行ったら,ちょっとびっくりすることがあったんですよ。
DD:
ほう?
赤井さん:
タレントさんが集まるオーディションだと,みんなライバルじゃないですか。でもこのオーディションは,普通のウェイトレスさんとかOLさんとか学生さんとかがいっぱいいて,「連絡先交換しよ〜」みたいな感じで。何だここは? って。
DD:
タレントさんの場合はもっとピリついてるってこと?
赤井さん:
そうですね。オーディションに受かったあとで,一緒にお仕事をしていくとなってからなら分かりますけど。
DD:
ライバルとなれ合ってたまるか! ってことね。
面接はどんな感じだったの?
赤井さん:
これまでに受けたオーディションの面接の場合,その場でめちゃくちゃ笑いを取れたときに限って落ちてたんですね。でも今回はキャバ嬢だから,そんなに笑いを取りに行かなくてもいいと思って,“まだ含みがありますよ感”は出しました。
これまでは良くも悪くも印象を残して帰ろうと思ってたんですけどね。私,「黙っていればまあまあ」って言われたことは何回かあるから……。
自分で言うんだ(笑)。
赤井さん:
そんなにしゃべらないでおこうと思って。
DD:
全部は出し切ってませんよ,この先が気になるなら次の審査で……と。
赤井さん:
「続く」って感じで。
DD:
非常にキャバクラ的ね(笑)。その作戦が,今のところ功を奏している,と。
で,中間発表で1位っていうのを知って,どんな気分だった?
赤井さん:
順位はもちろんですけど,何より私のために投票っていう手間をかけてくれるのが嬉しいですね。
プロレスを見に来てくれるお客さんも,団体の仲間も「投票したよ」って言ってくれるのが,本当に嬉しくて。仲間で家族なんだなって。ただ心配もあって……。
DD:
どんな?
赤井さん:
最終オーディションは,衣装が自由なんですね。たぶんほかの方はキャバ嬢っぽい衣装を選ぶと思うんですけど,私は試合用のコスチュームで行くつもりなんです。レガースもはいて,ニーサポーターも着けて。だけど,これで落ちちゃったらプロレスの印象が悪くなるんじゃないかって。
DD:
それは考えすぎよ! アンタの武器がプロレスだっていうなら,それを見せつけてやればいいの。自分ならではのものを出すっていうのは,要するにプロレスと同じだから。
それにね,アンタがプロレス愛を伝えたいという気持ちは,きっと伝わるわよ。
赤井さん:
もうここまできたら,龍が如くの世界にプロレスの「プ」の字でもいいから,刻み込みたいんです。あの世界で……試合をしたい!
DD:
ああ,いいわよね。
真島の兄さんと戦えるといいね。
赤井さん:
真島の兄さんとユニットを組んで,KODタッグを目指したい!
プロレスと一緒で,ゲームの世界は何でもできちゃうから。
DD:
う,うん。そうね。
ところでWeb一般人気投票はまだ受け付け中じゃない? だから,この記事を読んで赤井沙希を知ったという人に向けたアピールでもしておいてもらおうかしら。
赤井さん:
ただ可愛い子なんて,私のほかにいっぱいいます。私は可愛いとかじゃないけど……一応,見た目は普通……うーん,まあまあ頑張っています。ただ,私にはそれに加えて,強さがあります。
DD:
オーディションの候補者で戦ったら一番強い?
赤井さん:
あの中では私が絶対に一番強いから,本当は投票なんかじゃなくて試合で決めたいですね。
DD:
ごちゃごちゃ言わんと誰が一番強いか決めたらええんや,と。
プロレスの世界ではそれで解決してきちゃったからね。
赤井さん:
でも,オーディションにはオーディションのルールがあるんで,それに従わないとダメですね。
DD:
そりゃそうよ。
ただ,受かったら受かったで,何でもやる覚悟はあるのよね?
赤井さん:
何でもやってやりますよ!
……コロす(小声で)。
DD:
それはダメ! ダメだからね!
じゃあ最後に,このオーディションにかける意気込みを語ってもらいましょうか。
最初は,龍が如く好き! ゲーム好き! ってぐらいの気持ちで受けることを決めたんですけど,今は支えてくれたり,投票してくれたりする人達がいて,これは負けられない! って強く思っています。
それと,今は私自身のことよりも,プロレスっていう大好きなものをアピールできたらなって思っています。
DD:
私もプロレスを代表してアンタを送り込んだんだから,頑張ってちょうだいよ。東京ゲイムショウのセガゲームスブースに立つアンタを見てみたいわ!
赤井さん:
そこで試合したい! お酒を飲めるうえに強いっていうところを見せつけて,キャバ嬢界に革命を起こしてやりますよ!
DD:
ブースでの試合はともかく,引き続き頑張ってちょうだい。
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龍が如く6 命の詩。
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