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第2世代「REALFORCE」のアクチュエーションポイント変更機能搭載モデルが12月7日に発売決定。価格は当初より若干高くなる?
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印刷2017/11/30 11:00

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第2世代「REALFORCE」のアクチュエーションポイント変更機能搭載モデルが12月7日に発売決定。価格は当初より若干高くなる?

新製品の1つである「R2A-JPV-IV
画像集 No.010のサムネイル画像 / 第2世代「REALFORCE」のアクチュエーションポイント変更機能搭載モデルが12月7日に発売決定。価格は当初より若干高くなる?
 2017年11月30日,東プレは,静電容量無接点方式スイッチを採用するキーボード「REALFORCE」の第2世代8モデル中,独自のアクチュエーションポイント変更機能「APC」(Actuation Point Changer)に対応する2モデル4製品の発売日が12月7日に決まったと発表した。本日から予約受け付けを開始するという。
 2017年9月の発表時点では「12月上旬発売予定」とされていたので,予定どおりに登場となるわけだ。

 今回登場するのは,APCに対応する標準モデルという扱いのREALFORCE Aシリーズと,静音モデルであるREALFORCE SAシリーズ。具体的な製品名とメーカー想定売価は下にまとめたとおりだが,東プレは今回の発表に合わせ,4Gamerに対して「9月に発表したメーカー想定売価よりも,実際の店頭価格は若干高くなるかもしれない」と述べていたので,この点は押さえておきたいところである。

  • REALFORCE A R2A-JPV-IV:2万2800円(税込2万4624円)
  • REALFORCE A R2A-JP4-BK:2万2800円(税込2万4624円)
  • REALFORCE SA R2SA-JP3-IV:2万4800円(税込2万6784円)
  • REALFORCE SA R2SA-JP3-BK:2万4800円(税込2万6784円)

R2A-JPV-IV。押下特性がキーごとに30g,45g,55gと異なる変荷重仕様だ
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R2A-JP4-BK。R2A-JPV-IVと同じREALFORCE Aシリーズだが,こちらは本体カラーが黒くなっているだけでなく,押下特性が45g固定にもなっている
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静音仕様のREALFORCE Sシリーズに属するR2SA-JP3-IV(左)とR2SA-JP3-BK(右)。REALFORCE Aシリーズよりも30%静かな静音スイッチを採用する。キーのレイアウトはREALFORCE Aシリーズと変わらない
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東プレが公開したAPCの説明スライド。アクチュエーションポイントを3段階から選択できる
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 APCとは何かについては,9月掲載の記事に詳しくあるので未見の人は,まずそちらを参照してほしいが,簡単に説明すると,専用の設定ソフトを使うことで,各キーのアクチュエーションポイントを1.5mmと2.2mm,3mmの3段階で切り換えられる機能だ。ゲーマー向けキーボード「REALFORCE RGB」で先行採用となっていた機能でもある。

 REALFORCE AシリーズもSAシリーズもゲーマー向けに特化した製品というわけではなく,また価格も安価とは言いがたい。ただ,Nキーロールオーバー対応やキーの無効化などには対応しているので,「APCが気になるけれども,REALFORCE RGBは派手すぎる」と思っていた静電容量派にとっては,興味深い製品の登場ということになるだろう。

東プレ,16年ぶりのREALFORCE第2世代モデルを発表。アクチュエーションポイント変更機能対応モデルや静音モデルなど,バラエティに富む

東プレのREALFORCE 製品Webサイト



#### 以下,リリースより ####

東プレ、REALFORCEブランドのPC用キーボードにスイッチの反応位置を3段階で調節できる
APC機能搭載モデル 4機種を12月7日に発売

東プレ株式会社(代表取締役社長:内ヶ崎真一郎 本社所在地:東京都中央区日本橋)は、なめらかなキータッチが特長のPC用キーボードREALFORCEブランドの第2世代R2シリーズに、当社独自のスイッチの反応位置の深さを調節できるAPC機能を搭載した2機種(R2Aモデル)とAPC機能に静音性を追加した2機種(R2SAモデル)の合計4機種を2017年12月7日にREALFORCE取扱店にて発売いたします。予約受付は11月30日に開始します。

APC(Actuation Point Changer)機能はR2A,R2SAモデル4機種に搭載されており、すべてのキースイッチの反応位置を1.5mm、2.2mm、3mmの3段階のキーストロークの深さから選んで調節して、キースイッチの反応速度をお好みで最適化できます。例えば、素早く入力したいキーの反応位置を1.5mmの深さに設定することで、通常のメカニカルキースイッチやメンブレインスイッチより最大25%高速に入力できます。また、誤入力しやすいキーの反応位置を3mmに設定して、誤入力を減らすことができます。通常の2.2mmに戻したい時は、ワンタッチで全キーを戻すことができます。
また、2mmと3mm厚の一体型キースペーサー2種類とキートップを取り外すキートッププラー器具を付属し、APC機能設定に応じてキートップの下に一体型キースペーサーを設置することで、キーストロークの戻りを早くすることができ、より素早いキー入力を実現します。さらに、CtrlキーとCapsLockキー機能
入れ替え用のキートップを付属し交換できます。
静音キースイッチを搭載したR2SAモデル2機種では、標準のR2モデルと比較して−30%の静音性を実現し、静かなオフィスや寝室などで周りの方に配慮しながらキー入力するのに最適です。

APCモデル 品名:REALFORCE A 発売日:2017年12月7日希望価格:オープンプライス
型番 R2A-JPV-IV(アイボリー),R2A-JP4-BK(ブラック)
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APC静音モデル 品名:REALFORCE SA 発売日:2017年12月7日希望価格:オープンプライス
型番 R2SA-JP3-IV(アイボリー),R2SA-JP3-BK(ブラック)
画像集 No.003のサムネイル画像 / 第2世代「REALFORCE」のアクチュエーションポイント変更機能搭載モデルが12月7日に発売決定。価格は当初より若干高くなる?

R2シリーズは16年ぶりにREALFORCEの筐体デザインを刷新し、以下の改良を全機種に実施しました。
1.従来モデルと同じ19mmピッチのフルサイズキーボードながら、従来のデザインより16%コンパクトな省スペース設計により、特に前後の奥行きにかけて机のスペースをより広く使えます。
2.日本語配列のスペースキー横幅を従来モデル47mmから80mmと1.7倍広くして、スペースキーの打やすさを向上。
3.底面のラバーフィート面積を4倍に増やし、またチルトスタンド底面にもソフトな樹脂素材を採用して、ガラス面など光沢のあるデスク上でも入力中にキーボードが位置ずれしにくく安定性が向上。
4.キーボードのケーブル取り出し口は左右側面だけでなく、上側面の3方向から取り出せるようになり設置場所に応じて最適なケーブルの配線ができます。
5.CapsLockやNumLockなどの状況を知らせるインジケーターのLEDの色をお好みに応じてキーボードによる操作で7色を選ぶことができ、LEDの明るさも調節できます。
6.キーボード内部の鉄板部分に防錆塗装加工を実施。

≪REALFORCEその他の特徴≫
静電容量無接点方式スイッチ採用
データセンター等でのプロのキー入力の方々に選ばれ、羽毛を押しているかのような独特なキータッチから、フェザータッチと呼ばれる極上のキータッチとチャタリングしない静電容量による無接点構造のスイッチを採用、5,000万回の耐久試験に合格した長寿命スイッチです。

素早い入力を確実に捉えるフルNキーロールオーバー
すべてのキーの同時入力を正確に実行します。キーを複数同時に入力した際に、大事なキー入力情報が実行されずに、異なるキー入力情報に変換されてしまうことを防ぐフルNキーロールオーバー対応です。

キーの文字が消えない昇華印刷のキートップ(アイボリー色の全機種、R2A、R2SAブラック色モデル)
キートップのプラスチック部分にインクを深く染み込ませる昇華印刷技術により、キーの文字が長期間消えない高級印字仕様です。

各機能をカスタマイズ可能な専用ソフトウェア
専用ソフトウェアにより、APC機能やCtrlキーとCapsLockキーの機能入替え、キーを反応させないようにするキーロック機能、インジケーターの色を7色からお好みで選んでカスタマイズできます。専用ソフトウェアは、12月7日リリース予定。

エルゴノミックなステップスカルプチャー
各キーの列に段差のあるステップスカルプチャー構造により、指の動きをスムーズにして指への負担を軽減することで、タイピングする際にも素早く快適なキー入力を実現します。

信頼性の高い日本製キーボード
東プレ相模原工場で、設計開発から生産まで一貫して行っており、安定した品質を保持できるよう品質管理を徹底していきます。

SPEC情報(全機種共通項目)
サイズ:142mmx455mmx30mm
重量:1.4Kg
ケーブル長:1.6m
インターフェイス:USB
スイッチ:静電容量無接点方式
スイッチ寿命:5,000万回以上

SPEC情報(各機種項目)
画像集 No.004のサムネイル画像 / 第2世代「REALFORCE」のアクチュエーションポイント変更機能搭載モデルが12月7日に発売決定。価格は当初より若干高くなる?

現行の第一世代モデルの日本語配列フルサイズキーボードについては、年内に生産を終了予定です。
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