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[TGS 2015]新作スマホアプリ「アルケミアストーリー」「セブンソード セカンド」が紹介されたアソビモのステージイベントをレポート
アルケミアストーリーのジャンルは,MMO“J”RPG
最初に登壇したのはMCの原 朋子さんと,アルケミアストーリーのプロデューサーである井上健介氏。井上氏は,同作のジャンルをMMO“J”RPGとしており,どこか懐かしさを感じられる作品にしたいと語った。
具体的には,MMORPGである本作にエンディングを用意することでJRPGらしさを強調し,「その後の世界」を楽しめるような工夫を凝らしているとのことだ。
さらに同氏は,「アソビモが得意としているMMORPGは,しっかりと楽しむためには長い時間が必要になってしまうが,アルケミアストーリーはプレイ開始から一区切りがつくまでおよそ5分となっており,短い時間でも楽しめる“カンタンMMORPG”である」とも話した。
また昨今のスマホ向けMMORPGは複雑化しており,取っつきにくい部分があるので,できるだけシンプルなシステムで楽しめるような作品を目指しているとのことだ。
このほか,キャラクターメイキングでは,身長,体重,胸の大きさなどに加え,前/後ろ髪の型や長さを細かく調整できるという。ちなみに,本作のキャラクターの影は丸い形ではなく,キャラクターの輪郭に合わせた形になっており,光の差し込む角度や,段差などでも形が変化するそうだ。
ビジュアル面では,モーションブレンドという技術を使って,すべてのキャラが非常に豊かな表情をみせるほか,エフェクト用ミドルウェアを採用した戦闘シーンは,かなりド派手なものになっているという。
また,プレイヤーにサポートキャラが同行する「YOME!」(Your Own Meet Everyday:貴方自身のすてきな日常)というシステムが用意されている。サポートキャラは,プレイヤーキャラ同様に,細かくキャラメイク可能とのことだ。
さらに,敵にも個性を持たせているとのことで,同じ名称の敵でも色や大きさ,性格などに差があると井上氏は話す。例えば,フード付きの衣装を着た敵の場合,フードを深くかぶっていると守り重視,フードをかぶらずに首の後ろに広げていると攻撃重視といったように,性格が見た目にも現れるという。
このほか,サイズの小さい敵だった場合はプレイヤーを見上げたり,大きかった場合は見下ろしたりなど,1体1体が細かい挙動を見せる点にも注目してほしいとのことだ。
アルケミアストーリーはMMORPGを初めて遊ぶ人や,時間がなくてゲームを卒業してしまった人などに,ぜひとも遊んでほしい作品であると井上氏がまとめ,本作の紹介を終えた。
最後に,お知らせとして声優オーディションについての告知も行われた。これは,パートナーキャラ2名の声をオーディションで決定するというもの。最終審査通過者(30名を想定)でパートナーキャラに選ばれなかった場合でも,なにかしらの形でアルケミアストーリーに出演できるそうだ。詳細については公式サイトで確認しよう。
「アルケミアストーリー」公式サイト
3つの国家による戦いが楽しめるセブンソード セカンド
続いて,井上氏と入れ替わる形で,セブンソード セカンドのプロデューサー兼アートディレクターの山本 祐氏が登壇した。同氏によると本作は,2009年にサービスインした「セブンソード」の続編であり,基本的な部分は変わっていないとのこと。
プレイヤーは,軍事,魔法,自然を特徴とする3つの国家のうち1つに属し,領土を奪い合う戦いに身を投じることになる。
国家間の戦いと聞くと“初心者お断り”のイメージがつきまとうが,本作では敵と戦わずとも,城壁や階段,領地を占拠するための旗などを作る“活躍の場”が用意されており,レベルに関わらず,国家間の戦いが楽しめる作りになっているそうだ。
前作にはなかった新要素としては,マップギミック,マウント,拠点が挙げられるという。
マップギミックは,プレイヤーにさまざまな影響を及ぼす地形効果のことで,足下が滑りやすくなっている氷の地面,足が遅くなる水場,継続的にダメージを受けるマグマといった種類が予定されているそうだ。
マウントは,いわゆる乗り物で,マグマの上をダメージを受けずに渡れるドラゴン,嵐の中でも問題なく飛行できるグリフォンといった種類があり,特定の地形効果の影響を受けずに戦闘を有利に進められるという。
拠点は,制圧することで大きく戦況を変化させられるという要素。旗を立てるよりも広範囲を占拠できるため,ギリギリまで勝敗が決まらない可能性があるそうだ。
ドラゴンに乗れるというだけで胸がアツくなるのは,きっと筆者だけはないと思う |
紹介されたスライドから考えると,旗を立てたエリアの5倍近い範囲を占拠できるようだ |
鋭意開発中の本作だが,国家間の戦いだけでなく,ダンジョン攻略,巨大ボス討伐,ギルド対戦など,今後もさまざまな要素を取り入れる予定だという。最後に山本氏は,「前作のセブンソードは,アソビモの中でも非常に歴史のあるタイトルなので,そのノウハウを生かして素晴らしい作品に仕上げるつもりです。2016年末に予定されている本作の配信をぜひ楽しみにしていてください」と語り,発表を締めくくった。
「PROJECTセブンソード セカンド」公式サイト
4Gamerの東京ゲームショウ2015特設ページ
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