プレイレポート
「お尻の穴」などと言い出す妖精が危険すぎる。スマホ向け新作お手軽アクションRPG「姫王と最後の騎士団」インプレッション
「姫王と最後の騎士団」公式サイト
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本作は,3Dグラフィックスが採用されたアクションRPGで,主人公(プレイヤー)が騎士団を率い,さまざまな戦いに身を投じていく。騎士団には「世界を救う」という立派な目的があるのだが,ナビゲーター(というか主人公に付きまとっている)の「モニタ」いわく“たくさん稼いで楽をしたい”が本音だそうで,この点はイマイチ締まらない。
基本的なゲームの流れは,「ストーリークエスト」(スタミナ消費制)に挑戦し,クリアすると次のストーリークエストが開放され,先のシナリオを読み進めていくというものだ。ホーム画面から遷移できる「任務」で指定された条件には,ガチャチケットやゲーム内マネーが報酬として用意されているので,ゲームを始めたばかりのうちは,これらの達成を目指すといいだろう。
また,画面左下の「作戦」をタップすると,所持している「召喚獣」が表示される。騎士団だけでは対応できない戦況に陥った場合などに,強力な召喚獣を呼び出して,戦闘を有利に進めていこう。
パーティは最大5体(ステージによってはフレンドのユニットを連れて行くことも可能)で,プレイヤーは,リーダーとして設定したその内の1体を操作することになり,残りの4体はフルオートで行動する。
なお,各キャラは出撃コストが設定されており,レアリティが高くなるほどコストは重くなっている。コストの上限を超えたパーティは編成できないため,高レアリティのキャラで固めたパーティを使って,ゴリ押しクリアという手は通用しない。ただし,フレンドのユニットはコストなしというお約束の扱いなので,フレンドは積極的に増やしたいところだ。
バトルは,画面の上に表示されている赤いゲージ(敵軍ゲージ)をゼロまで削り切れば勝利となる。青いゲージ(自軍ゲージ)は,味方が撃破されたり時間が経過したりで減少し,こちらがゼロになるとプレイヤー側の敗北だ。
ちなみに防具は,キャラのステータスと見た目に影響するだけでなく,例えば水辺のフィールドでは水着系の防具を装備していないと敵からダウンを取られやすいといった具合に,ロケーションに合わせた着せ替えも重要な攻略要素となっている。
また,キャラクターには人間以外の種族も存在し,彼らは防具を装備できない代わりに,元のステータスが人間より高めに設定されている傾向がある。
モニタだけにフォーカスするとイロモノに見られそうなゲームだが,指一本で楽しめるお手軽アクションRPGで,装備の着せ替え要素も充実。加えてレア度に関係なくキャラに活躍の機会が用意されているという遊び応えのある作品は,実はそんなに多くない。興味を持った人は,今秋に予定されている本作の配信を楽しみに待っていてほしい。
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