アーリーアクセス版公開中のサバイバルホラー「Die Young」に，新たなエリアを追加するコンテンツ「Holm Oak Thicket」が登場

　野犬に追いかけられるゲームとしてコアゲーマーの興味を集める「Die Young」だが，開発を進めるIndiegalaは，現在リリースされているアーリーアクセス版の新たなコンテンツとなる「Holm Oak Thicket」が追加された。

「Die Young」公式サイト

　地中海のリゾート地でバカンスを楽しんでいた若い女性が謎の島に誘拐され，一枚の地図を頼りに島からの脱出を試みるという一人称視点のアクションアドベンチャーである本作。主人公の女性は趣味でロッククライミングを楽しんでいたこともアリ，パルクールを活かして建物や岩場を登り，襲ってくる野犬や謎の大男から逃げ惑うことになる。
　最新の「Unreal Engine」を使って開発が進められているだけあり，ゲーム画面には地中海らしい美しい世界が広がるが，ところどころに死体が放置されているなど，ホラー的な雰囲気も高い。


　今回のアップデートでは新たなエリアが追加されたほか，メガネをかけた初老の男性などが新キャラクターとして加わる。彼は，島の来歴を教えてくれる歴史家的な役割で登場するという。そのほか，新しい武器や動き，植物や動物も追加され，また，岩を投げるといった新しいアクションも可能になり，敵と戦ったり，オブジェクトを崩して新しい通路を作るといったこともできるようになるという。


　現時点では製品版の発売時期が発表されていない「Die Young」だが，アップデートは割と頻繁に行われており，開発が順調であることがうかがえる。バグの多さや，プレイ方法が不明瞭であるのは（アーリーアクセス版なので）仕方ないと割り切って，試しに野犬に追い回されてみてもいいかもしれない。