KADOKAWAは本日(2016年7月26日),ゲーム作成ツール
「RPGツクールMV」(
PC/
MAC)にて開発された有名タイトルの配信を,プラットフォーム
「AndApp」で開始したと発表した。
今回配信されたのは,地獄の鬼“獄卒”が廃校の探索を行うホラーアドベンチャー
「獄都事変」や,少女が夢の世界を歩きまわるアドベンチャー
「ゆめにっき」,モンスターの視点から物語を楽しめるRPG
「Creatures」などの
計6作だ。
今後も,映画化もされた
「青鬼」や,「クロエのレクイエム」「幻想乙女のおかしな隠れ家」でお馴染みの
ブリキの時計氏の新作などを配信する予定とのことだ。
スマホアプリをPCで遊べるプラットフォーム『AndApp』
『RPGツクールMV』で開発されたタイトルを
2016年7月26日に配信開始!
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)は、“スマホアプリをPCで遊べるプラットフォーム”『AndApp』(株式会社ディー・エヌ・エー)において、『RPGツクールMV』で開発された有名タイトルの配信を開始しました。
今回、配信されたのは、『獄都事変』『ゆめにっき』『Creatures』といった『RPGツクール』シリーズでも人気を博したものを含めて、全部で6タイトルです。今後、映画化等された『青鬼』、書籍化作品も多数発表しているブリキの時計氏の新作、そしてノベル化作品を複数もつ水野輝和氏の新作など、有名タイトルの配信を予定しています。
■『獄都事変』とは
2014年にリリースされて以来、その暗く独特な世界観が好評を博し、コミカライズ化も果たしたリンネ堂氏の人気作。地獄の鬼“獄卒”が、亡者を捕まえるために怪しげな廃校を探索していくホラーアドベンチャー。
「亡者を捕まえろ」という任務を受け、早速亡者が逃げ込んだ先の廃校へと足を踏み入れた獄卒の斬島(きりしま)。同僚の獄卒たちや廃校に住まう怪談と協力、時に対立しながらも、斬島は校内の探索を続けていくのだが……。
■『ゆめにっき』とは
ききやま氏によって2004年にリリースされた、少女が夢の世界を探索していくアドベンチャー。12種の異なる夢世界を歩きまわり、"エフェクト"と呼ばれるアイテムを手に入れるのが目的だ。夢ならではの不思議で不条理なグラフィックとBGM、ダークな雰囲気がマッチし、本作独自の世界観を作り出している。また、コミカライズやノベライズなど、ゲーム以外にも様々なメディアミックス展開も行われている。
■『青鬼』とは
『RPGツクール』製ホラーアドベンチャーの金字塔ともいえるnoprops氏制作の人気作で、謎の洋館に閉じ込められた主人公たちが、人を襲う怪物"青鬼"から逃げながらも館の謎を解いて脱出を目指す。青鬼の不気味さ、追いかけられる恐怖、いつ青鬼と遭遇するかわからないドキドキ感が好評を博した。また、メディアミックス展開も行われ、コミカライズにノベライズだけでなく実写映画も公開されており、幅広い層のファンを魅了している。AndApp配信版では新要素の追加を予定している。
■『Creatures』とは
『RPGツクール95』で制作され、1998年に公開された名作RPGがMV仕様で18年ぶりにリメイク。従来のRPGのお約束を覆す、モンスターの視点から展開する異色の物語となっており、美しき地・アストリアに迫る危機の中で、大地に生きるすべての生き物たちのあり方を問うRPGとなっている。その深いテーマ性が評価され、感涙必至の作品として数々の雑誌に掲載、空前のヒットとなった。なお、現在は前編のみの公開となっている。