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HORI,「タクティカルアサルトコマンダー」の新モデルを10月発売。スマホからの設定が可能に
2016年10月に登場したPlayStation 4(以下,PS4)対応のタクティカルアサルトコマンダー(以下,TAC)をベースとしつつ,ボタンへの機能割り当てをPC用設定ソフトからだけでなく,専用のモバイルアプリを使ったBluetooth接続でも行えるようになったのが特徴だ。
ラインナップとメーカー想定売価は以下のとおりとなる。
- タクティカルアサルトコマンダー G2 for PlayStation 4
/PlayStation 3 /PC:1万778円(税込) - タクティカルアサルトコマンダー K2 for PlayStation 4
/PlayStation 3 /PC:1万7258円(税込) - タクティカルアサルトコマンダー M2 for PlayStation 4
/PlayStation 3 /PC:2万1578円(税込)
それに対して新しいTACシリーズでは,TACシリーズの本体側にBluetoothコントローラを搭載し,これによりスマートフォンやタブレットといったスマートデバイスとワイヤレスで接続できるようになった。そのため,専用アプリをインストールしたスマートデバイスからボタンの割り当て設定をカスタマイズできるようになったのである。
設定にPS4やPS3以外の機器が必要という点は変わっていないものの,いちいちPCとつなぎかえる必要がなくなっただけでも,実用性は大きく向上したと言えよう。
本体側に保存可能な設定プロファイルの数が増えたのも新世代TACシリーズの大きな特徴の1つだ。
従来のTACシリーズで保存できたプロファイルの数は多くても3つで,製品によっては1つだけだったが,新世代TACシリーズでは3製品全部で設定プロファイルは8つまで保存できるようになっている。これも使い勝手の改善に役立つだろう。
また,キーパッドを採用するタクティカルアサルトコマンダー K2 for PlayStation 4/PlayStation 3/PC(以下,TAC K2)とタクティカルアサルトコマンダー M2 for PlayStation 4/PlayStation 3/PC(以下,TAC M2)では,[SHARE]ボタンにも変更が入っている。従来のTAC K1とTAC M1では,キーパッドの一部キーに[SHARE]ボタンを割り当てていたのだが,どうやらプレイ中に誤入力してしまうことがあったようだ。新しいTAC K2とTAC M2では,[PS]ボタンの下に独立した[SHARE]ボタンを用意している。誤入力の心配をしなくても済みそうだ。
TACシリーズ付属のマウスも,新しいものに変更となった。従来のTACシリーズは,左サイドに4つのボタンを並べたTACシリーズ専用のマウスを使っていた。それが新しいTACシリーズでは,左右対称形状のHORI製ゲーマー向けマウス「EDGE 101」から,右側面側のサイドボタンと左側面のリアボタンを省略したような右手専用マウスに変わったのだ。
HORIの発表を見る限りでは,新しいTACシリーズは従来製品での問題点や気になるところに改良を加えて,より実用性の高い製品に仕上げてきたように思える。PS4でもPC風にFPSを操作したいと考えている人なら,検討する価値はありそうだ。
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HORI公式Webサイト
- 関連タイトル:
タクティカルアサルトコマンダー
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