インタビュー
「金色のコルダ4」新攻略キャラ「須永 巧」を演じる武内駿輔さんへインタビュー。現役高校生が大人セクシーな教師役に挑戦
前作に引き続き,主人公が通う星奏学院をはじめ,4つの学校に所属する計12名の学生達との恋愛を楽しめる本作だが,このメンバーに加え,星奏学院でオーケストラ部顧問を務める教師「須永 巧(すながたくみ)」が新たな攻略対象キャラクターとして登場する。大人の色気漂うセクシーな須永先生を演じるのは,現役高校生でもある,いま注目の若手声優・武内駿輔さんだ。
今回は,ボイス収録を終えた武内さんに,メディア合同でインタビューする機会を得たので,その模様をお伝えしよう。
――本日はよろしくお願いします。まずは,アフレコを終えた感想を聞かせてください。
武内駿輔さん(以下,武内さん):
――武内さんは現役高校生ということですが,ご自身が先生キャラクターを演じるうえで気をつけたことなどはありますか。
武内さん:
そうですね……立場を意識するようにしました。というのは,巧くんはそれほど生徒と教師の立場をはっきりさせるタイプの先生じゃないんです。そういった“The教師”というような目線は小倉さん(同じ星奏学院の教師「小倉宗一郎」(CV:野島裕史)のこと)の立ち位置になるので。どちらかというと,巧くんは生徒と同じような視点に立って,ちょっと砕けた接し方をしながらも,生徒からは1番憧れられるような存在ですね。ですから,今自分が持っている生徒としての気持ちを使って,親しみやすさを出しつつ,きちんと教師らしい一面を見せるために,実際に自分が学校で教えてもらっている時に,先生方はどういった目線で話してくれていたかな,ということを考えながら演じました。
――なるほど。では,現役高校生としての生活が役にたったということですね。
武内さん:
そうですね(笑)。
――本作に登場する登場キャラクターには片想いのシステムが入っておりますが,それにひっかけて,武内さんの片想いについてのエピソードをお聞かせください。
武内さん:
――それは,長いですね……。
武内さん:
今思えばいい思い出の一枚だなぁと,なんとなく思ったりします。そんなに時間は経っていないんですけれども(笑)。
――主人公達と同じように,高校生活を送られている武内さんですが,なにか思い出に残るイベントやエピソードなどはありますか。
武内さん:
いっぱいありますね〜! なかでもやはり体育大会や球技大会など,学校行事はとくに印象に残っています。自分の学校では,みんなでちょっとしたパフォーマンスをする文化祭のようなものもあるんですが,そんな風にクラスで1つのものを作り上げるというような行事がすごく多いんですよ。そうなると,学生時代の感性が多感な時期ですから,意見がぶつかってしまうこともあるんですけど,それでも頑張ってみんなで1つの作品を作り上げるという,その作業は,今しかできないことなんだろうなって,すごく大切に思えるんです。
とくに高校生活最後となる今年は,最初はぶつかり合って「もうわかんないよ!」なんて状況になって泣いていたりしていたのが,最終的にはまとまって「このクラスでよかったよね」って言い合えた出来事がとても多く,毎回毎回すごく感動しましたね。
――最後に読者/ファンの方々へのメッセージをお願いいたします。
武内さん:
「金色のコルダ」,ひいては「ネオロマンス」というすごく歴史ある作品に,若輩ながらも参加させていただいてたいへん恐縮しているんですが,皆様のご期待に応えられるよう精一杯,巧くんを演じさせていただきました。昔から「金色のコルダ」を応援してくださっているネオロマファンの方々には,何卒温かく見守っていただけたらと思います。
また,本作は,ロマンチックで,ワンシーンごとに夢のつまった内容となっております。とても幸せな気持ちになれる作品だと思いますので,初めて「コルダ」シリーズに触れるという方にも,「金色のコルダ4」の世界を楽んでいただけたら嬉しいです。
――ありがとうございました。
「金色のコルダ4」公式サイト
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