プレイレポート
狩られていたはずが狩る側に。トップダウン型シューティングゲーム「Xenowerk」のインプレッションを掲載
「Xenowerk」ダウンロードページ
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全方位から迫り来る敵に対処せよ!
まずは操作方法について説明しよう。本作では画面左下に移動用,右下に攻撃用のバーチャルパッドがそれぞれ用意されており,武器のアイコンをタップすることでメインウェポンとサブウェポンを切り替えられる。
また,左のバーチャルパッド近くにある「||」という一時停止アイコンをタップすると,マップで自分やミュータント,目的地の位置が確認できるほか,オプション画面を開いてバーチャルパッドの感度調整などが行える。
ゲームの舞台は,10フロアからなる「メディカルリサーチ」(イージー),20フロアからなる「ミリタリーブランチ」(ミディアム)と「ファクトリーX」(ハード)のエリア(50フロア)で構成されている。先のエリアに進むほどフロアは広くなり,ミュータントの数や種類も増えるので,目的地までの道のりは険しくなる。
戦いは武器選びから始まっている
ミュータントへの対抗手段として欠かせない武器のカテゴリは,「アサルトライフル」「ショットガン」「バウンサー」「ライフル」「ボム」「フレームスロワー」「ライトニング」の7種類が存在する。各カテゴリには豊富な数の武器が用意されており,その中からメインウェポン,サブウェポンとして使うものを選ぶのだ。
各カテゴリの武器はどういった特徴があるのか簡単に紹介しておこう。
新たな武器の入手には,ゲーム内通貨「クレジット」が必要だ。クレジットは,ミュータントを撃破したときに手に入るほか,フロアクリア後に“給与”(活躍に応じて変動)という形で付与される。リアルマネーで直接クレジットを獲得することも可能なので,武器の入手に時間をかけたくない人は利用するといいだろう。
同じカテゴリの武器でもそれぞれの性能は異なるが,いずれもミュータントがドロップする“青い歯車”のアイテムを一定数手に入れると,自動的にアップグレードされ,最高10段階にパワーアップ。なお,各武器は休みなく撃ち続けるといずれ「オーバーヒート」し,クールダウンが完了するまでの間,使えなくなる。メインウェポンとサブウェポンの両方にオーバーヒートしやすい武器を設定するのは避けたほうがいい。
アーマーは「スペシャルパワー」で選ぶべし
身を守るアーマーも,武器に並ぶ重要な装備だ。初期装備の「ベーシックアーマー」から始まり,「ライトアーマー」「ミディアムアーマー」「ヘビーアーマー」の順で防御が高くなっていく。武器と同様に,新たなアーマーはクレジットで購入できる。
アーマーによって移動速度が上がったり防御力が高くなったりするが,とくに重要なのは,どういった「スペシャルパワー」が使えるかだ。スペシャルパワーは,ミュータントとの戦闘で溜まっていく「スペシャルパワーゲージ」を消費し,体力回復や一時的なスピードアップといった効果を得られるという,戦闘を有利にする特殊能力だ。
とりあえず“クリアしたいだけ”派の人も遊びやすい
プレイヤーキャラクターがミュータントに倒されるとゲームオーバーを迎えるが,クリア時の評価や報酬が低下するものの,その場ですぐに復活もできる。評価を気にせずクリアしたいだけなら,クリア自体は大して難しくないだろう。
操作に慣れるまでぎこちない動きを繰り返し,フロアの探索どころか,ミュータントとの戦闘もままならなかったが,操作に慣れてくると状況は一転,狩られる側から狩る側になっていた。左と右それぞれのバーチャルパッドを動かし,状況に応じてメインウェポンとサブウェポンを使い分けつつ,全方位から迫り来るミュータントに対抗する。そんな風にして次々にミュータントを屠っていく爽快感は,本作最大のだいご味と言っていいだろう。
先述のとおり,ゲームをただクリアするだけなら難しくないので,シューティングが苦手という人も,ぜひプレイしてみてほしい。