インタビュー
【PR】新作ファンタジーアクションRPG「Ar:pieL(アルピエル)」運営チームインタビュー。ケモノな生徒が集う学園モノのオンラインゲームの正体とは?
フィールドで製作素材を採集するMMORPG的な要素。匠なプレイヤーによる製作物にはボーナスも?
4Gamer:
Ar:pieLで充実しているとされる生活系コンテンツやハウジングについては,どれぐらいのことができるのでしょうか。
生活系コンテンツのベースとなる採集は,チュートリアル後すぐに行え,サブクエストをこなす過程で採集や製作のやり方を学ぶこともできます。
4Gamer:
採集や製作も,何かしらの育成が必要だと思うのですが,どのように成長していくのでしょうか。
小坂氏:
採集を行うとそれに応じた,釣りならば水生資源研究,植物採集なら植物資源研究といった,関連する“学術研究”の経験値が獲得できます。製作は,アイテムを製作するごとに“生活レベル”の経験値が入るという感じですね。ただ,キャラクター自身のレベルを上げる経験値は入手できません。
4Gamer:
キャラクターのレベルを上げるなら,あくまでダンジョンで戦えということですね。では,採集や製作はどのように行うんですか?
小坂氏:
採集については,とくに必要なアイテムはなく,植物や釣りポイントをクリックすれば作業に入って,素材を入手できます。ただし,ダンジョン内では採集できません。製作については,製作するアイテムに必要な素材がそろっていれば,どこででもできます。製作中も採集できたり,ダンジョンに行けたりするので結構便利ですよ。
4Gamer:
製作できるものには,どのようなものがあるのでしょうか。
小坂氏:
料理,家具,コスチューム。それと素材を元に,上位の素材を作るといったところですね。製作した家具や服を売ったりしてお金を稼いで,素材を購入して製作するといったサイクルで楽しんでいただけるのではないでしょうか。
4Gamer:
コスチュームにかなりバリエーションがあるみたいですが,すべて製作できるんですか?
小坂氏:
メインクエストで訪れるエリアごとに、そのエリアをテーマにしたコスチュームのレシピを入手できたりします。材料さえ揃えられれば,誰にでも作れますね。それ以外のコスチュームは,課金要素となります。
4Gamer:
コスチュームや家具の色を変える染色も,かなりの色数があるようですね。染色するアイテムもプレイヤーが製作するのでしょうか。
小坂氏:
いえ,染色には染色アンプルというアイテムが必要で,これは製作できません。
竹内氏:
使い方を説明すると,アンプルには「万能アンプル」と「ランダムアンプル」の2種類があります。万能アンプルは,RGBの0〜255までを自由に組み合わせて任意の色を作ることができます。ランダムアンプルは,ランダムで選出された全25色のなかから5色を選び,その5色から1色がランダムで選び出されるというものなんです。ランダムアンプルは,比較的容易に入手できるようにしたいと考えています。
4Gamer:
ぜひお願いしたいです……。ところで,先ほどコスチュームについて課金要素の話が出ましたが,本作の課金要素はどういったものになるのでしょうか。
小坂氏:
Ar:pieLは基本プレイ無料で,一部アイテムが課金要素となります。その内容としては,先ほど話のあったコスチュームや装備の強化の成功率をアップするアイテムなどを始め,その他は利便性向上のためのアイテムが中心になる予定です。
4Gamer:
装備の強化に失敗すると……壊れるのでしょうか?
小坂氏:
+8以上の強化に失敗すると,一定確率で装備が破壊されますが,この破壊というのはアイテムが消えるのではなく修理すればまた使用できるというものです。また,強化に失敗すると強化値が下がってしまうのですが,+8まで上げれば,それより下がることはありません。
4Gamer:
アイテムが残ると聞いてホッとしました。
小坂氏:
これらの課金アイテムはショップで購入できるものもあれば,ランダムガチャなどで手に入るものもある予定です。コスチュームについてもいろいろあるのですが,まずはコスチュームの仕組みから説明させてください。
4Gamer:
見た目のグラフィックスが変わる以外に何かあるわけですか。
小坂氏:
コスチュームはトップスやボトムスなど,全部で10部位に分かれています。キャラクターの見た目を変えるというほかに,分解してできた素材を使ってコスチュームに強化を施すことができ,その際に付加されるオプションで能力がアップします。
4Gamer:
とすると,キャラクターは装備品+コスチュームでパラメータがアップしていくということですか。それですと,能力の付いたコスチュームを着続けることになってしまいそうです。
小坂氏:
そのためにコスチュームスロットの上に,ビジュアルスロットというグラフィックスのみが反映される,いわばコスチュームの上に着るコスチュームがセットできます。レイヤー的には通常装備,通常コスチューム,ビジュアルスロットのコスチュームの最大3段階ですね。
4Gamer:
コスチュームに付くオプションは,アイテムによって異なるのでしょうか。
小坂氏:
アイテムによってというか,アイテムの部位によって共通するオプションもありますが,付加されるオプションはランダムです。例えばボトムスなら,移動速度がアップするといったボトムス専用オプションが付くといった感じですね。
コスチュームにはオプションの付かないものもあります。オプションが付くものとしては,有料のコスチュームとコスチューム職人のキャラクターが製作したコスチュームなどですね。
4Gamer:
コスチュームが全部で10部位となると,それぞれ製作する必要があるだろうとは予測できますが,課金などで購入できるコスチュームは全身でワンセットなのでしょうか。それとも部位ごとなのでしょうか。
小坂氏:
コスチュームのガチャで,部位ごとになります。
4Gamer:
なるほど。しかし,それだけ部位が分かれていると,好みの色に染め分けるのも大変そうです。
小坂氏:
実は1つのコスチュームでも,ボタンや裏地など染色範囲がいくつかに別れていて,それぞれ好きな色に染めることができるんです。ですから,理想通りに染めようとすると,結構な数のアンプルが必要になるかもしれません。
4Gamer:
凝れば凝るほどドツボにはまりそうですね。ぜひ,アンプルは入手しやすくしてほしいです。
小坂氏:
染色に使えるカラーは1600万色と多いので,もうちょっと染色しやすいようにしていきたいとも考えています。
4Gamer:
製作で作れるものにはコスチュームのほかに料理や家具などもありますが,これらに何か効果はあるのでしょうか。
小坂氏:
料理は食べるとバフ効果が付与されたり,HPやMPを回復させることができます。これらのクールタイムは,HP/MPを回復させるポーションとは別なので,併用することでよりゲームを進めやすくなると思います。
竹内氏:
料理がどれぐらいゲームに影響を及ぼすのか,例えば一部の人が料理に傾倒するか,全プレイヤーに料理が必須の技能になるのか,まだ見極め切れていないので,そのあたりもテストでチェックできればと思います。
4Gamer:
必須技能だと,素材の取り合いなどにならないか気になりますよね。
竹内氏:
フィールドマップを見ると,どこで何が採集できるか一目瞭然なので,もしかしたら同じ場所で取り合いになるかもしれません。しかし,採集できる場所はかなり多く,またチャンネルを自由に移動できるので,素材の取り合いでトラブルといったことにはならないと考えています。
4Gamer:
家具についても教えてください。
小坂氏:
家具もコスチュームと同様に,特殊な効果を持つものがあるんですよ。その家具を部屋に配置すると効果が付与されたり,家具の中にアイテムを収納することができたりします。
と言っても,能力のある家具はごく一部なんです。ただそうなるのと,最終的にみんな同じ家具を部屋に置いてしまいそうなんですよね。画一的になっても面白くないですし,そうならないように開発と協議しているところです。
小坂氏:
家具職人のキャラクターが作った家具は,通常よりも効果が高くなることもあります。先ほどのアイテムを収納できる家具も,効果が高いとより多くのアイテムを置けるようになるんです。
4Gamer:
職人というのは,生活レベルの高いプレイヤーということでよいのでしょうか。
小坂氏:
アイテムをたくさん製作して生活系のレベルを上げると,生活スキル取得用の生活スキルポイントがもらえます。この生活スキルポイントを消費して,料理やコスチュームの製作,家具の製作などに特化したスキルを習得できます。職人というのは特定の製作スキルを極めたプレイヤーを指す言葉ですね。
竹内氏:
職人の作ったアイテムには,製作したキャラクターの名前が入るものもあるので,誰が作ったのかが一目で分かります。個人的にはこの機能はちょっと嬉しいですね。
4Gamer:
なるほど。職人プレイヤーの作った家具やコスチュームは,ブランド品みたいになりそうですね。家具を配置するには部屋が必要ですが,初期に配布される部屋も結構広いです。これをさらに拡張することはできるんですか。
小坂氏:
部屋の拡張は可能で,ゲーム内で拡張後のモデルハウスを確認することもできます。拡張要素については可能であれば無料でも入手できるようにしたいと考えています。
竹内氏:
Ar:pieLの部屋は家具の配置はもちろん,壁紙や床も変更できます。珍しいところでは,扉の位置を変更することもできます。扉の位置が自由に変えられるので,レイアウトの自由度はかなり広いんじゃないでしょうか。
4Gamer:
この部屋は1キャラクターにつき1部屋なのでしょうか。それとも1アカウントに1つに?
小坂氏:
現在のところ1アカウントにつき1つですね。
4Gamer:
学園モノに豊富な生活系コンテンツ,そしてケモノと,いろいろ見どころの多いタイトルだと思いますが,プロデューサーの視点から「ここを見てほしい」というのはどこですか。
小坂氏:
やっぱりハウジングや染色ですね。とくに染色は色数がとにかく多いので,入手のハードルを下げられないか,いろいろと考えているところです。あと,ストーリーもAr:pieLの魅力の1つなので,ぜひ注目してほしいです。学園には,世界を元に戻すという目的はありますが,学園内も一枚岩ではないですし,さらにほかの勢力も出てきます。これらが,どう絡み合っていくのかを見て,楽しんでもらえたらと思います。
4Gamer:
分かりました。それでは,今後のAr:pieLのスケジュールなどを教えてください。
小坂氏:
2月9日から21日までOBTの事前登録が行われ,2月22日からはOBTがスタートする予定です。
4Gamer:
事前登録を行うと,何か特典があるのでしょうか。
小坂氏:
まだ細かなことはお伝えできませんが,アイテムをプレゼントする予定です。
4Gamer:
では,CBTとの違いはどのようなところでしょう。
小坂氏:
プレイアブルキャラクターの追加や,レベルキャップ拡張によるメインクエストの追加,英雄ダンジョン,チャレンジダンジョンの実装,レイドボスの追加ですね。そのほかにもいろいろとありますが,順次公開していく予定ですので,しばらくお待ちください。
竹内氏:
最新情報については,公式サイトのほかに公式ツイッターやYouTubeチャンネルなどを通じて発信して行く予定なので,そちらもチェックしてください。また,ニコニコ生放送で運営チームによる最新情報を配信する予定もあるので,楽しみにお待ちいただければと思います。
4Gamer:
分かりました。それではそろそろお時間なので,最後にサービス開始を待つファンに向けてメッセージをお願いします。
小坂氏:
Ar:pieLの最大のポイントとも言える,学園という部分をしっかりアピールできるコンテンツを,我々運営チームと開発元が協力して作っていきます。それを皆さんにご提供して,誰もが楽しめる学園生活を送っていただければと思っています。サービスインはまだ少し先の話になりますが,その間にも皆さんが楽しめるような企画や提案を練っていきますので,ぜひご期待ください。
竹内氏:
ゲームの面白さは自信がありますが,実は結構いい声優さんが揃えられたことにも自信があります。プレイしながら,そこも注目してもらえればと思います。あとはOBTに登場するスティンク伯爵にもご注目ください!
4Gamer:
本日はありがとうございました。
「Ar:pieL」公式サイト
- 関連タイトル:
Ar:pieL
- この記事のURL: