知られざるローカスト大戦を描く，「Gears of War 4」の序盤20分を収めたトレイラーが公開

　Microsoftは，欧米で2016年10月11日のリリースが予定されているシリーズ最新作「Gears of War 4」（PC/Xbox One）の最新トレイラーを公開した。これは，ゲーム序盤の20分ほどのプロローグ「Remembrance」を収めたもの。平和を取り戻した惑星セラの終戦25周年を祝う記念式典で，退役軍人となったアスフォ・フィールズが，マーカスやドムらが活躍した“Eデー”から“ペンデュラム戦”までのローカスト大戦を回想するという内容だ。
　このプロローグは，前作までのストーリーやキャラクターを総括しつつ，本作の基本的なゲームシステムを学ぶチュートリアルとしても楽しめ，シリーズ作品を初めてプレイする人にも配慮した導入部分になっている。

「Gears of War 4」公式サイト

　これまで何度か紹介したとおり，「Gears of War 4」は前作から25年後の世界が舞台となっており，統合連邦政府COG（Coalition of Ordered Governments）の強権的な政治を嫌い，植民地ホームステッドで暮らしていたマーカス・フェニックスの息子，JDを主人公にした物語が描かれる。
　激しい雷や嵐を伴う，ウィンドフレアという超自然現象が活発化し，それに伴って新たな生命体スウォームが登場するという設定で，拉致された村の仲間を助けるため，JDがギアーズの装備をまとって戦いに旅立つ。


　公開されたトレイラーの冒頭とエンディングには，デベロッパであるThe Coalitionのスタジオヘッド，ロッド・ファーガソン（Rod Fergusson）氏と，リードキャンペーンデザイナーのマット・シアシー（Matt Searcy）氏のコメントが付けられている。それによると，Xbox One版専用の「Gears of War 4: Ultimate Edition」をプレオーダーした人は，4日前の10月7日からプレイを始められるとのことで，そのため，リリース前からいろいろな情報がネットにあふれそうだ。日本語版の発売予定はないものの，海外版は日本語字幕に対応しているので，気になる人はチェックしてみよう。