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「とんでもないアップデート」によりハスクバーナのロボット芝刈り機で「DOOM」のプレイが可能に
“One hell of an update” makes DOOM playable on Husqvarna Automower®
「DOOM」がプレイできる芝刈り機は,おそらく世界初だと思われるが,Husqvarna Automower NERAの所有者はハスクバーナの専用ページで登録が可能だ。
「One Hell of an Update」(とんでもないアップデート)と名付けられたアップデートの配信開始は2024年4月9日が予定されている。ゲームがプレイできるまで1週間ほどかかる場合が想定されるため,芝刈り機のWi-Fi機能をオンにして,充電ステーションで良好な通信状況を確保しておくことが勧められている。
登録受付の締切は8月26日で,9月9日のソフトウェアアップデートで,芝刈り機から「DOOM」が削除されるとのこと。ただし,Husqvarna Automower NERAを使っている「DOOM」ファンには残念なお知らせとなるが,配信対象地域に日本は含まれていない。
ゲーム黎明期の1993年にリリースされた「DOOM」は,本作が最初というわけではないものの,3Dグラフィックスを駆使してFPSジャンルを確立した記念碑的作品として知られている。火星の衛星を舞台に,地獄から出現したデーモンたちを相手に撃ちまくるというシンプルなゲームで,大ヒットを記録した。
そんな本作を,芝刈り機でどのようにプレイするのかといえば,コントロールノブの左右回転とSTARTボタンで移動し,コントロールノブの押下で銃を撃つとのこと。ゲーム画面は芝刈り機のオンボードディスプレイに表示されるそうだ。難しそうだが,慣れればいけそうな気もする。
ハスクバーナは,芝刈り機やチェーンソー,トリマ,耕運機といった農業・ガーデニング向け機械のほかに建設機械なども製造する,300年以上の歴史を誇る,世界で最も古い企業の1つだ。Husqvarna Automower NERAは2022年に発表されており,2000から5000平方mの芝生に対応した複数のモデルが販売されている。
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