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[TGS 2016]「フィギュアヘッズ」クランの頂点が決定した,初の賞金制大会「WOCT Season2 powered by Intel」決勝大会をレポート
今回は,インテル協賛のもとフィギュアヘッズ初の賞金制大会となり,オンラインの予選トーナメントを勝ち抜いた4チームにより,準決勝戦および決勝戦が行われた。本稿では,決勝戦の模様をお伝えしよう。
「フィギュアヘッズ」公式サイト
「W2BF Official Clan Tournament Season2 powered by Intel」特設サイト
決勝戦は,前大会王者の「七人組」と,結成1か月弱でこの舞台まで勝ち進んだ「Challenger」の戦いとなった。350近くのクラン戦を勝利し,勝率92%という圧倒的な強さを誇る「七人組」に対し,プレイヤーの中で注目の人物であるマリア選手を中心に,“打倒七人組”という思いを持った精鋭達が集まった,その名のとおり「Challenger」が,どういう試合を見せてくれるかに注目だ。
前大会王者の七人組 |
Challenger。一番手前がマリア選手 |
決勝戦のルールは予選同様,3試合中2試合で勝利したチームが王者となる。
1戦めは,序盤こそ大きなポイントの差は生まれなかったものの,後半に向かうにつれて,連携や攻防の見極めに熟達した七人組が優位に立ち,七人組が先取した。
2戦めは,もう1試合も負けられないChallengerは慎重になってなかなか攻勢をかけられず,七人組も確実に勝利するために無理をしないスタンスを取った。お互いがけん制しあうもののポイントは動かず,14分のタイムリミットを迎えようとしていた。
しかし,残り1分になったところで七人組が動き,見事な連携でChallengerの拠点を奪う。拠点制圧数で上回った七人組が2連勝でChallengerを打ち破り,見事大会2連覇を達成した。
七人組のメンバーは優勝者インタビューで,結成から1か月弱でここまで力をつけたChallengerに対する驚きと,チームを作り上げたマリア選手への敬意を示していた。優勝できたことはもちろんだが,もともと尊敬しているプレイヤーの1人であったというマリア選手と,この大舞台で対戦できたことも,喜んでいたようだ。
今回のW2BF Official Clan Tournamentでは,すべてのクランの目標であると言っても過言ではない,絶対的な強さを誇る強豪と,カリスマプレイヤーが率いる新星チームの戦いという,ドラマチックな戦いが繰り広げられた。結果としては七人組が2連覇し存在感を見せつける形になったが,結成1か月弱のチームでも決勝戦まで来れることを証明したChallengerの功績も大きい。さらなる盛り上がりを期待して,次回大会の開催を待ちたい。
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