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[E3 2015]AMD,新世代GPU「Radeon R9 Fury」を発表。15cm強の短尺モデルから空冷,液冷,デュアルGPU構成までの4モデル展開に
最初に登場するのはシングルGPU最上位のRadeon R9 Fury Xで,6月24日に649ドル(税別)で発売予定。追ってRadeon R9 Furyが7月14日に549ドル(税別)で発売になる。Radeon R9 Nanoは今夏,デュアルGPUカードは秋の予定だ。
GPUコアクロック――最近の“AMD語”からすると,ブースト最大クロックである可能性が高い――は1050MHzで,おそらくこれはシングルGPU構成の話だが,単精度浮動小数点演算性能は8.6TFLOPSに達するという。
「スペックの詳細は北米時間6月24日をお楽しみに」ということなのだと思われるが,Radeon R9 Fury Xで,「GeForce GTX 980 Ti」と戦えることをAMDは示唆していたので,かなり期待していいのではなかろうか。1週間後を楽しみに待ちたいところだ。
Radeon R9 300シリーズの5製品も発表。こちらはやっぱりリネーム?
なおAMDは同時に,Radeon R9 300シリーズの投入も発表した。聞き取れた限りのスペックは下記のとおりで,イベントでは,詳細はほとんど語られなかった。Radeon R9 300 OEMシリーズがそうであったように,今回のRadeon R9 300シリーズもリブランド(≒リネーム,リフレッシュ)モデルである可能性が高そうだが……。
- Radeon R9 390X:容量8GBのGDDR5メモリを搭載し,4K解像度をターゲットに。価格は429ドル(税別)から
- Radeon R9 390:容量8GBのGDDR5メモリを搭載するのは上位モデルと同じ。価格は329ドル(税別)から
- Radeon R9 380:最大で容量4GBのグラフィックスメモリを搭載し,2560×1440ドット解像度がターゲットになる。価格は199ドル(税別)から
- Radeon R7 370:最大で容量4GBのGDDR5メモリを搭載し,価格は149ドル(税別)から
- Radeon R7 360:Radeon R9 300シリーズの最下位モデル。グラフィックスメモリ容量は2GBとなる
AMDのグラフィックス製品情報ページ(英語)
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