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Google,アプリ開発者の“ストーリー”に焦点を当てた「#WeArePlay」(日本版)を本日開始
「#WeArePlay」(日本版)公式サイト
このプログラムは,Google Playで公開されているAndroid向けアプリやゲームの開発者,そして彼らの開発ストーリーに焦点を当てて紹介していこうというグローバルな取り組み。昨年の夏にはアメリカで,今年の3月にはインドで,6月にはヨーロッパでスタートしており,その日本版が本日お披露目されたという形だ。
なお,日本版の「#WeArePlay」では,以下のスケジュールでデベロッパの拠点別にストーリーを順次公開していくとのこと。
・中部:本日公開
・近畿:本日公開
・中国 / 四国:本日公開
・東京:8月中旬公開予定
・九州 / 沖縄:9月下旬公開予定
・北海道 / 東北:10月下旬公開予定
・関東:12月上旬公開予定
続いて,本日公開されたストーリーの中から,「教えて!ドクター」の開発者・佐久医師会 佐久総合病院佐久医療センター 小児科医長兼国際保健医療科医員 坂本昌彦氏,「yukiyama」の開発者・ユキヤマ 代表取締役 岡本圭司氏,「クラッシュフィーバー」(iOS / Android)の開発者・ワンダープラネットの代表取締役社長 CEO 常川友樹氏が登壇し,パネルディスカッションを行った。
ここではまず,各開発者がアプリ開発を志した経緯やきっかけ,その背景にあるストーリーが語られた。
「教えて!ドクター」の坂本氏は,福島県南会津町で働いていた当時,豪雪地帯にも関わらず時間をかけて赤ちゃんの受診のために来院する保護者の姿を見て,保護者と病院の負担を軽減するためにも,受診すべきかどうかの適切な判断ができるようなアプリが必要だと考え,プロジェクトを立ち上げたのだという。
「yukiyama」の開発者でありプロスノーボーダーでもある岡本氏は,「日本の雪は世界で一番良く,選手として訪れたどこの国の人々も『日本の雪を体験したい』と言うのに,日本のスキーやスノーボードのサービスは昭和の時代から変わらず,紙のチケットやマップを使っている」ことなどから,テクノロジーを利用してスキーやスノーボードの体験を最大化すべく,アプリ開発に乗り出したそう。
そして「クラッシュフィーバー」の常川氏は,子供の頃からゲームが好きだったことや,スマートフォンで本格的なゲームが遊べる時代が到来したことなどから,約10年前にワンダープラネットを設立。2015年にリリースした「クラッシュフィーバー」は今年で8周年を迎え,今後10周年,20周年と長期的に運営することを目標としつつ,現在も「最新作が代表作となるよう,まだまだ(新作を)作っていきたい」と今後の展望を語った。
坂本昌彦氏 |
岡本圭司氏 |
常川友樹氏 |
発表会の終盤に行われた質疑応答では,Google Play以外のストアを経由したアプリのインストール(いわゆるサイドローディング)についての質問が集中。
Kiran Mani氏によると,Google Playではこれまでユーザーの安全性を最優先事項ととらえ,マルウェアやユーザー情報の漏洩などを厳しく監視してきたと述べたうえで,サイドローディングが始まった場合は,ユーザーに安全性に懸念があることを理解したうえで使用するよう周知徹底していくとコメントしていた。
「#WeArePlay」(日本版)公式サイト
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