連載
銃撃戦だけでなく隠密行動も楽しめるスマホ向けアクション「Space Marshals」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第825回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では「Space Marshals」(iOS / Android)を紹介しよう。派手な銃撃戦だけでなく隠密行動も楽しめる,かなり本格的なアクションゲームだ。
「Space Marshals」公式サイト
「Space Marshals」ダウンロードページ
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本作の主人公バートンは,とある理由のため宇宙空間を航行する囚人船に収監されている軍人だが,ある日,船が犯罪組織に襲撃され,無数の犯罪者が脱獄してしまう。この緊急事態により,バートンは恩赦を受け職務へ復帰。脱獄犯を捕まえるという重大任務に当たることになる。
ゲームは見下ろし型になっており,画面左下に移動用の,右下に攻撃用のバーチャルパッドがそれぞれ用意されている。また,何もないところをタップすればオフェンス/スニークを切り替えられるが,これについては後述しよう。なお,タッチ操作のほか,ゲームパッドでの操作も可能とのこと。
攻撃の仕方はちょっと特殊で,タップして敵に狙いを定めたら指を離すというもの。画面下部にはハンドガンやショットガンといった銃が2種類,投擲武器が2種類用意されているので,状況に応じて使い分けていこう。
各ミッションにはメインの目標が設定されている。これに加えて,ドクロマークがついた強敵“ハイバリューターゲット”を一定数倒したり,ステージ内に落ちている“手がかり”というアイテムを回収したりするサブ目標もある。
無事すべてのメイン目標をクリアできれば,次のステージに進めるようになり,物語が進展する。ミッションクリア時にはプレイ内容に応じてスコアが判定されるが,当然ながらより多くの目標を達成したほうが,スコアは高くなる。獲得スコアに応じてリワードの選択肢が増えるので,できるだけハイスコアを狙いたいところだ。
画面右上にあるミニマップで敵の位置を確認できる。銃声に反応して無数の敵が集まってくることもあるので,サイレンサー付きの銃を持ち込むのもアリだ |
リワードは複数用意されており,1回のクリアでいずれか1つしか入手できない。すべてを入手したいのなら周回プレイが必須だ |
前述したオフェンス/スニークは,直立した状態のオフェンス,しゃがんだ状態のスニークを切り替えられるというシステム。前者は素早く移動できるが,足音を立ててしまうため敵に見つかりやすい。一方の後者は,移動速度が遅い代わりに,遮蔽物などに隠れて敵の視界から逃れられるという特徴がある。
なお,敵に気付かれていないときに照準を定めると「奇襲」になり,通常より多くのダメージを与えられるのだ。
敵の視界は白く表示されているが,スニーク状態で遮蔽物に隠れていれば,たとえ視界に入っても発見されることはない |
敵を奇襲すると大ダメージを与えられるため,弾薬の消費を抑えられる。できるだけスニーク状態で攻撃していきたい |
もちろん,常に隠密行動できるはずもなく,ステージの最後で待ち受けていることがあるボスとの戦いや,多数の敵との乱戦下では,激しい銃撃戦に発展する可能性がある。こうしたときは遮蔽物に身を隠し,敵の銃撃をかわしながら反撃を試みるのが無難。敵は一定距離から射撃後,こちらに近寄って来る傾向があるので,適度に間合いを保ちつつ立ち回ろう。
またステージ内には,バートンの体力を回復したり,所持している銃の弾薬を補給したりするアイテムが点在しているので,こちらもしっかりと活用したいところだ。
ひとつひとつのミッションはやや長めで,腰を据えてじっくりと攻略していける本作。スマホ向けアプリとしては値段が高めだが,やり込み要素も用意されているので,アクションゲーム好きは購入を検討してみるといいだろう。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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(C) Pixelbite 2014
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