業界動向
和田洋一氏率いるシンラ・テクノロジーが解散。スクウェア・エニックス・ホールディングスは約20億円の特損を計上
Shinra Technologiesとシンラ・テクノロジー・ジャパンは,2014年3と8月にそれぞれ設立。率いるのはスクウェア・エニックスの元代表取締役社長であった和田洋一,手がけるのは黎明期にあるクラウドプラットフォーム事業ということで大きな注目を集めた。実際に「シンラ・システム」というクラウドゲームシステムが紹介され,独立系デベロッパもサポート対象にするなどの施策(関連記事)も明らかにされていたが,同システムの運用を前に会社は解散することとなった。
なおスクウェア・エニックス・ホールディングスは,連結決算において解散に伴う費用を特別損失として約20億円程度を計上する見込み。うち,約11億円については,2016年3月期第2四半期連結決算において,関係会社株式評価損としてすでに計上したとしている。
子会社の解散及び特別損失の計上に関するお知らせ (※PDFファイルが開きます)
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シンラ・システム
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