プレイレポート
【PR】仲間との連携で勝利をつかみ取れ!「ガンダムトライヴ」の新コンテンツ「チーム対戦」で運営チームと4Gamerチームでガチンコ対決してみた
バンダイナムコオンラインがYahoo!モバゲーで運営中の「ガンダムトライヴ」。本作は,ガンダム歴代シリーズに登場するモビルスーツ(以下,MS)が,リアル頭身で戦場を駆けめぐり激突する,リアルタイムのシミュレーションゲームだ。プレイヤーは,戦艦に配備したMS部隊を戦況に応じてタイミング良く出撃させ,さまざまなスキルを使いながら,敵部隊と激しい戦いを演じる。
そんなガンダムトライヴで2015年10月29日,プレイヤー同士でぶつかり合う新たな対人戦コンテンツ「チーム対戦」が実装される。チーム対戦は,本作のギルドやクランに当たる“チーム”の仲間同士で連携しながら,敵チームのプレイヤーと戦って,「Gスコア」というポイントを手に入れ,その高さを競うものだ。
今回,筆者と開発スタッフを交えた「4Gamerチーム」と,バンダイナムコオンラインの精鋭が揃った「ガントラチーム」で,チーム対戦を体験することになった。まずは,「チーム対戦」がどのような仕組みなのかを紹介しつつ,4Gamerチームが挑んだ戦いの行方をお届けしたい。
「ガンダムトライヴ」公式サイト
どこを攻め,どこを守るのか。仲間との連携と読み合いが熱い対人戦
まずは,チーム対戦に参戦するための条件から紹介していこう。本作では,初回プレイ時に任意のチームに参加,もしくはチームを立ち上げることになるので,誰もがどこかのチームに入っているはずだ。一方,このチーム戦には最低で5人のアクティブ(※)なチームメンバーが必要になるため,人数が足りない場合は,メンバー募集やチームの合併などを検討する必要があるだろう。
※最終ログインから7日以内のプレイヤー
条件が整うと,いよいよチーム対戦だ。実際のチーム対戦では,「準備期間」1日と,「交戦期間」1日の2日間を1ラウンドとして,7ラウンドを戦い抜くのだが,今回は,1ラウンド各10分の特別ルールで行われた。
まず各ラウンド開始前に,そのラウンドでの対戦相手のマッチングが行われ,そこから準備期間が設けられる。この期間中に,チームのメンバーは参加するかしないかを選択したり,後述する防衛用小隊の設定や「防衛援軍」を誰に送るかを決定したりして,翌日の交戦期間に挑むこととなる。
バトルの仕組みは,交戦期間として対戦時間は決められているが,基本的に現在プレイできる「対戦」とほぼ同様で,戦闘は非同期式で行われる。つまり,プレイヤーが相手チームの誰かに攻撃した場合,その人が用意していたCPU制御の「防衛用小隊」と戦うことになり,逆に相手チームの誰かが攻め込んできた場合は,自身の防衛用小隊がオートで迎撃することになるのだ。
準備期間は,その防衛体制を整えるための期間となる。プレイヤーは自分の防衛用小隊を編成しつつ,仲間の防衛を助ける「防衛援軍」を派遣できる。援軍を送る数,援軍を受けられる数に上限はあるが,防衛援軍の派遣は資源を消費しないので,上限いっぱいまで援軍を送るのが得策だ。
ただし,交戦期間に入ると防衛先の変更はできないので,誰がどの部隊を守るのか,仲間と相談して慎重に決めたいところ。また,防衛用小隊はチーム対戦の舞台となる地形の影響を受けるため,地形を考慮しての小隊編成が重要になるだろう。
では,誰に援軍を送るべきだろうか。できれば,狙われそうな味方部隊に対して,強力な援軍を送り込みたいところだが……せっかく送り込んだのに,誰にも攻め込まれずに終わってしまうこともある。対戦が始まったばかりの序盤は,相手の戦力が,部隊の主戦力だと思われるMSのアイコン以外は分からないため,お互いの手の内を探り合うことになるのではないだろうか。
ともあれ,防衛小隊を編成しつつ,防衛援軍の送り先を決めれば,あとは交戦期間に突入するだけだ。
交戦期間に入ると,プレイヤーは相手チームの誰か(MSのアイコン)を選んで攻撃を仕掛けることになる。先述したとおり,相手の強さの指標となるものがあまりないため,まずは手探りでの戦いになるだろう。当然,自軍よりも戦力が低そうな部隊を攻撃したくなるのだが……そんな分かりやすい部隊には,強力な防衛援軍がいても不思議ではない。こうした“ここを攻めたいが実は罠かも?”といった読み合いが対人戦の面白さであり,この「チーム対戦」のキモでもある。ここはチームメンバーと相談して,誰がどこを攻めるのか,もしくは偵察するのか決めておくと良いかもしれない。
なお,敵プレイヤーに攻撃を仕掛けるためには「アタックチャンス」というアイテムが必要だ。最初から所持している2回の「アタックチャンス」でいかに効率よくGスコアを得るのかが勝敗を分けることになる。また,このアタックチャンスはゲーム内通貨「GP」で購入可能だが,価格ごとに個数制限がついているため,自分の所持している「GP」と相談しつつ,ここぞのタイミングで購入したいところだ。
さて,防衛援軍がいるのなら,攻撃時に仲間に助けてもらう「攻撃援軍」も存在する。これは,通常の「出撃」と同じように,戦闘時にチームのメンバーから援軍を受けられるというもの。要請方法は通常の出撃時と同じで,交戦期間中にチャットで「援軍募集」を出すだけだ。攻撃援軍はプレイヤーのレベルによって受けられる上限が上がっていくので,チーム対戦を見据えて,しっかりとレベル上げもしておきたい。
そうして,敵の防衛部隊に勝つことができれば,Gスコアを得られるのだが,実際に勝敗に大きな影響を与えるのは,相手と味方の部隊すべてに設定された「ボーナス」の存在だ。
これは,“その部隊を初めて撃破した際に大量のGスコアがもらえる”という,いわば“初回撃破限定ボーナス”だ。一度撃破された部隊のボーナスは消失するため,勝てるからといって弱い相手を集中攻撃してもあまり効率は良くない。当然,ほかの仲間と同じ相手を攻撃するのも非効率的だ。その点でも,味方とチャットで連携を取ることが重要になるわけだ。なお,ボーナスはそのラウンドが終了すると全回復する。
もちろん,ボーナスがなくなった相手を撃破してもGスコアは手に入るが,得られるGスコアは多くない。
ということで,高いボーナスを残した部隊を攻めたくなるのだが,そこまでボーナスが残っているということにも,何か意味があるはず。その部隊が強いのか,もしくは強力な防衛援軍が待ち受けているのか……敗北して報酬ゼロよりかは,ボーナスがなくても勝てる相手を選ぶべきか。攻めるにしても,守るにしても,このボーナスをめぐって,頭を悩ませることになりそうだ。
各MSの頭上にある緑のバーが所有している“ボーナス”を示している |
ラウンド終盤の状況。大量のボーナスが残っている部隊を攻撃したいところだが……? |
なお,チーム対戦では,バトル時にもらえる報酬に加えて,ラウンドごとの成績に応じてもらえる報酬や,勝利時のみもらえる報酬,Gスコアの獲得量によるランキング報酬など,さまざまな報酬が用意されている。
勝利のカギは“情報”か。「ボーナス」をめぐる駆け引きで相手を出し抜こう
と,このように筆者も実際の対戦前に,数ラウンドを使って開発スタッフの皆さんから手厚い解説を受けた。仕組みを理解したところで,いよいよ「4Gamerチーム」と「ガントラチーム」の対戦開始だ。今回は,とある1ラウンドの対戦の模様をピックアップしてレポートしよう。
筆者の部隊は「ホワイトベース」を母艦に,「ガンダム(ビームライフル)」「ガンキャノン」「ガンタンク」という地球連邦軍のMSで編成してみた。初代「機動戦士ガンダム」が好きな筆者としては,最高の組み合わせなのだが,ガンダムトライヴにおける戦力として見ると,少し見劣りはする。これで,チーム対戦の役に立てるのだろうかと思ったのだが……これが意外と戦えたのだ。
準備期間は,防衛援軍を求めて要請チャットが飛び交う時間だ。どう考えても,筆者の部隊が狙われるのは目に見えている,というか自分なら間違いなく突撃するだろう。ここは,簡単に撃破されてGスコアを献上しないように,援軍を要請しておこう。こちらも微力ながら,要請が出ていた防衛にガンダムを送り出す。このようにチームメンバーとやりとりしていると,チームの連帯感が強く感じられるだろう。
準備期間が終わり,ついに交戦期間がスタート。チームメイトは次々と強敵に挑み,確実に初回撃破ボーナスを獲得していく。チャット欄は,攻撃援軍の要請と,次の攻撃先の提案でいっぱいに。これぞまさに戦闘中! といった感じだ。筆者も攻撃援軍の要請に応えて,なんとかチームメイトの勝利に貢献していく。
今回は,特別ルールの1ラウンド各10分間という短時間での勝負だったため,さすがに自分の防衛小隊の戦果がどうなっているのか「戦闘リプレイ」を見ている余裕がなかったのだが,実際のバトルでは,しっかりと確認して,敵戦力の分析に役立てたいところだ。
ともあれ,あたふたしていても仕方がないと,筆者も相手チームの部隊に攻撃してみたのだが,実力及ばず,あっさりと負けてしまった。しかし,相手部隊の戦力が把握できたことも,次の一手はもちろん,チームとしてどういった戦略で敵を攻略するのかという点で,大きな意味を持つはず。戦闘リプレイの情報と合わせて,チャットで味方に報告し共有することで,相手の戦力を分析し,後半につなげることができるのだ。
自軍優勢で進んでいたと思われた戦況だが,ここでガントラチームが,次々と味方の部隊を撃破してボーナスを獲得。一気に巻き返しにかかる。4Gamerチームもそれに対抗しようと攻めているのだが,残り時間1分というところで,ついにガントラチームに逆転を許してしまった。
どうやら,味方もこのラウンドでの攻撃を終えてしまい,残る攻撃回数は筆者の1回だけの様子。この局面で,筆者の一手がこのラウンドの勝敗を分けるという,まさかの展開に。これは責任重大だ。
どうしたものか……と,よく見ると実力が近そうな「ザクII<シャア・アズナブル機>」の部隊がボーナスを残したままではないか。強力な防衛援軍を用意した罠を警戒してか,味方も手を出さなかったのだろうか。それともやはり“シャア”を恐れてしまったのか!? しかし,ここに至っては,勝利のために飛び込むしかない。時間ギリギリのところで,チャットで攻撃援軍を要請し,仲間と共に攻撃開始だ!
狙いどおり実力は同じくらいだったが,やはり相手の防衛援軍が待ち構えていた。一時は攻め込まれて敗北も覚悟したのだが,危ういところでチームメイトが攻撃援軍として派遣してくれた「フリーダムガンダム」が大活躍。接戦を見事に制して,相手戦艦の撃破に成功し,大量のGスコアを得て「4Gamerチーム」の勝利となった。
ということで,テストプレイを通して「チーム対戦」を紹介してみた。本作における独特の戦略性の高さや,仲間との連携プレイによる連帯感,飛び交う情報のなかで行われる読み合いの熱さを,本稿で感じ取ってもらえたなら幸いだ。決して長時間のプレイではなかったが,この1戦だけでもあれやこれやと,戦い方が模索できた。「チーム対戦」の実装後に,プレイヤーがどのような戦略を生み出していくのか,今後が楽しみだ。
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