このゲームの読者の評価
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気軽に遊べる作品だが、遊べる要素は少ない 50 - 投稿者:ゲーム攻略マン(女性/10代)
- 投稿日:2022/12/08
- 良い点
- ・子供でも簡単に遊べる(難しい要素がない)
・動物や家具が豊富 - 悪い点
- ・クリエイティブ要素としては浅い
・やることが単調なので似たようなデザインになりがち
・家をデザインしたところで、何かなる分けでもないので飽きやすいかも - 総評
- ひたすら家具を並べて家をデザインするゲームです。なので、例えばフルーツをたくさん並べたようなカラフルな家にしたいと思ったところで、そういった家具がまずは揃っていないといけないので、実現しそうにないことが分かると思う。
最初の頃は大人でも面白いと感じるゲームだと思うが、数軒デザインすると流れを理解できてきて、それ以上の広がりもなく、マンネリ化して途中で投げるかもしれない。
そのため初回に訪れる動物たちの依頼は、かなり適当にデザインして家具を入手し、二回目からが本番のつもりでデザインするのが通なやり方といえよう。ですので、そこが納得いかない人は微妙な作品だと思う。
また、とくに評価されたりすることもないので、ひたすら自由に家具を置くだけ。凝った作りしようが、家具を1個だけ置いて終わりにしようが、どちらも同じこと。お題は全く関係ないし、そこに無意味さを感じる。
オンライン可能なツクッターではSNSを利用して集客して評価を得たもん勝ちなところがあるので、時間をかけてデザインしても他のプレイヤーに見られることはほとんどないだろう。よってあまりシステム的な要素は機能していない。 - プレイ時間
- 100〜200時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 3 3 2 2 -
どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー 75 - 投稿者:インドの山奥(男性/50代)
- 投稿日:2015/12/17
- 良い点
- のんびりと一日一件マイペースで遊べる点がGood
一応お題は提示されますがわりかし自由にできるのもいいです。 - 悪い点
- ゲームそのものじゃないですが
カードは最初からそろえやすいよう箱売りでスタートしてほしかったです。
転売屋に負けないで! - 総評
- どうぶつの森本編の自宅シミュレータに使おうと考えて購入しましたが
スタイルの違う公共施設もできる点はよかったです。
のんびり遊びたい自分の場合は非常に楽しいのですが
ネットを通じた公開がいまいちわかりにくいしすれ違いによるデータ交換にも対応してくれればよりよかったですね。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 5 4 4 -
ツクッターだけでは作品を見てもらえないに等しい 20 - 投稿者:がらもの(男性/20代)
- 投稿日:2015/10/12
- 良い点
- 自信作を作り、ツクッターに投稿。さらに自身のホームページやTwitterでIDと写真を公開すればネットの力を活かして多くの人に見てもらうことができる可能性が高まる。ファンやフォロワーの多いホームページやTwitterを自身で運用していて投稿作品にもセンスがあれば簡単に高スコアを取れるかもしれない。
- 悪い点
- 良い点とは真逆になるが、ツクッターに投稿するだけでは自分の投稿した作品をなかなか見てもらえない。ホームページやTwitterが嫌いだったりうまく扱えない人、ファンやフォロワーが少ない人だと他の作品に埋もれてしまい残念な結果になる。
- 総評
- 新しいものから順に見るボタンもあるが、投稿作品が多すぎるため、非常に高速に次々と作品が上乗せされていくのでツクッターに投稿するだけでは他の作品にあっという間に埋もれてしまい、なかなか投降した作品を見てもらうことができない。
投稿した時点で偶然にも多くの人が新しい作品順にみる機能ボタンを押し、観覧しているといったように運が良ければツクッターだけでも多くの人に見てもらえる可能性もあるが、投降数が多いために非常に高速に作品が切り替わるので、見てもらうことができるチャンスはほんの一瞬で多くの作品が実際に埋もれてしまっているし、そのチャンスに恵まれなかった作品は二度と見てもらえない可能性のほうが高い。
また、その横にかわいい・かっこいいという条件で評価の高い順に検索する機能もあるため、素敵な作品に出合いやすい評価の高い作品から順に見ることができるそちらのほうが当然人気。
投稿すると作品IDが発行されるのでそれを入力してすぐに検索することのできる機能もあるため、優先的に見てもらうためには結局はTwitterや自分のホームページやブログ、Miiverseなど他の機能を利用して作品IDを記載して公開する必要があり、これらのデメリットとして他の人からの誹謗中傷コメントが投稿されて傷つく可能性があるので利用したくない人も居そうであるということ。実際、ホームページやブログ、Twitterなどだとそうした可能性は高いだろうし、任天堂ゲームソフトに関してのやり取りのできる公式の場であるMiiverseでも誹謗中傷コメントはやはりあるので安心して利用できるとはいいがたい。(Miiverseの場合、手書き投稿ができるので不適切ワードではじくことができずに誹謗中傷コメントが投稿しやすいことになるので逆に最悪かもしれない。)
せっかくコメントが投稿できないなどの面で気軽に多くの人が利用できるツクッターという機能なのに有効に機能していない。作品ID検索や人気順に見ることができる機能は素敵な作品に出合いやすい一方で、Twitterなどを利用できない・したくない人の作品は見てもらえない可能性が高くなってしまっており、良くも悪くもある機能になっている。
いろいろな作品を見てもらえるように、ID検索や人気順検索は無いほうが良かったようにも感じる。(自信作はスクショしてそれを自身のホームページなどに掲載するだけでも良いのではと感じた)
当然、親からすれば不安感から子どもにTwitterやホームページ、はてはMiiverseさえも利用してほしくないだろうから、親に許可をとるのも大変。
本作はamiiboカードの購入金額だけでなく、ツクッターにおいてもソシャゲの課金やランキングイベントのように結局は自分の自由にできる大人が有利。子どもはネット開設や投稿などにおいて親に従わなければならなかったりして不利という状況になってしまっている。 - プレイ時間
- 60〜100時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 2 2 2 2 2 -
本格的な街づくりや攻略要素は無し。自分好みの家を建ててスクリーンショットし、主にネットに公開する。 70 - 投稿者:ひものて(男性/30代)
- 投稿日:2015/08/05
- 良い点
- 部屋の間取りはある程度決まっていて使用できる家具なども限定されているが、使用できる家具などの種類がかなり多いので(検索機能があり、最終的にはそれを使用しないとあの家具はどのカテゴリだったか?とわからなくなるほど。)それなりに自分好みの家を作ってスクリーンショットを撮影することはできる。
お金の概念がないので気軽に置きたいものを置くことができる。
また、家が完成すると依頼した動物が生活をする様子をあらわすムービーが流れ、置いた家具を実際に使ってくれるし、後で家にお邪魔することも可能でその時も使う様子を見ることができる。
テレビや一部のライト、換気扇といったオン・オフのあるもののそばでAボタンを押すとスイッチがオン・オフして動いたり止まったりする。
他にも、冷蔵庫ならドアをあけ、ガスコンロなら料理をはじめる。
特に、音楽プレイヤーの類を配置し、そばでボタンを押すとレコードの一覧が表示されて、あらかじめ用意された音楽から選んで部屋のテーマ的に再生できる。曲数は多く、曲自体もおまけにしてはこだわりのある曲。さらに、再生機から離れれば音は小さく、近づくと大きく聞こえるといったリアリティーさもある。
動物たちの会話や、語尾につくどうやってスタッフが考えているのかもわからない意味不明なくちぐせがおもしろい。例えば病院にいるキャラに話しかけた場合「まどろっこしいことはやめにしてさ!手術しよう」というものや、「大丈夫、何もしないから」と言ったくせに次の瞬間には「メス。」などの会話がある。これはそれぞれの施設にて自分の役割にあった発言や動作をするようになっていて、役割を切り替えることも可能。(病院なら、医者役・患者役など)
ただし、登場する動物はランダムで、気に入った動物の組み合わせでセットしたい場合は残念ながら課金要素的なものであるamiiboカードが必要。悪い点に書いたが、SPと書かれているカードは施設で何らかの役割をやらせるために使うことはできない自由の利かないカード。
一度建ててしまってから、ゲームが進んで使うことができる要素や家具が増えたのでそれを使いたいと感じたときや、あとでこうすればよかったと後悔した家や施設でも、すべてのことについてあとでやり直しすることができる。すべてのことというものには、単なるリフォームだけではなく新しく家を建てるという大々的なことも含まれている。
はじめて依頼を受けたときは動物が持ち込んだ家具を置く必要があるのに対し、リフォームや建て直しの際には条件が無いため、初回で動物が持ち込んだ家具をすべて撤去し、自分が置きたい家具だけを置くこともできる。(施設の場合は指定がありすべて自由にすることは不可能)
0.5マス単位で家具を配置できるので、特に置き物や植物の配置において自然な仕上がりにできる。プレイヤーも0.5マスの幅をぬうように移動可能なため、狭苦しい家に拍車をかけた表現のスクリーンショットも可能。
また、プレイヤーや動物たちをペンでつかむことができ、通り道にいて邪魔な動物をどけたり、歩いて行けない所にプレイヤーを移動させる、立たせたい(座らせたい)場所に配置するほか、つかまれて慌てている状態でのスクリーンショットも可能。
複数選択の方法で選択後につかめばまとめてつかむこともできるので、複数のキャラで宇宙遊泳しているように見えるスクリーンショットなどもできる。(残念ながら動物たちとプレイヤーを同時に選択・つかみをすることはできず、結果として一緒に同じ動きによる宇宙遊泳するなどのスクリーンショットも取れない。)
ゲームコインを消費するので3DSを持って徒歩移動しない人にはなかなかアンロックまでに苦痛になりかねない機能だが、ゲームコインで新しい機能をアンロックできる要素の中にタッチペンを使って自分で手書きをしたイラストを服や家の屋根や家具などに模様として貼り付けることができる機能がある。これが本作の目玉機能になると思うし、長く飽きずに遊ぶためには率先してアンロックしたいところ。
この機能には2段階あり、2段階目にすると作れるものが増えたり、服の右袖と左袖を別々のイラストにするなどより細かく作成できるようになったり、イメージをQRコードに変換・作成して他人に配布したり、それを読み取る機能も追加される。
絵はドット形式で書くので得意な人はこういう機能は好きだろうし、苦手な人でも他人が用意したQRコードを読み取ればそのイラストをもらうことができる。
そのため、対面で読み取ってもらうほか、気軽に個人のホームページを作れる現在では自分が作ったイラストをQRコード化して自分のホームページに載せ、他人に使ってもらうコーナーを作るという使い方や、そうして自分が作成したイラストが使われている投稿を見るという楽しみ方もある。(この機能は現状では完全に自己満足の世界だが、ツクッターのアップデートにより現実におけるコンテスト開催の予定もあるため、絵のうまい人のイラストをもらって実質手伝ってもらって自分の投稿をより良いものにする・絵のうまい人はイラストを公開してコンテストに投稿する人を援助するといった使い方、絵は苦手だけど家具の配置にセンスがある人(その逆も)の間で援助しあったりと、さらに活性化されると思う。) - 悪い点
- ゲームの途中から家づくりに手を加えることができる要素を増やすことができるが、要素のアンロックをするのに3DSを持ち運ぶことで貯まるゲームコインが必要。できることが増えるので単純に楽しさアップとなるため早くコインを貯めてアンロックしたいところ。
このゲームに限ったことではないが、鞄にゲーム機を隠し持っていける社会人などであれば気にならないと思うが、徒歩で移動しない人や休日あまり出歩かない学生さん(無理やり学校へ持っていけば抜き打ち調査で一時没収もある)などだとすぐにコインが貯まらないので利用しづらい機能。全アンロックのためには、コインもそれなりの数が必要。(今回のレビューは3DSを故意に振ることを考慮してレビューしていない)
ただでさえ攻略要素もないゲームなので、ゲーム内の何らかのミニゲームをプレイしたり、、施設や家を建てた際に利用者や依頼者の満足度が計算され、結果に応じてゲームコインに相当するものが貯まる要素であればよいと感じた。
アーケードゲーム機も家具として設置できるものにに含まれているので、実際にそれを使ってゲームプレイする要素があってもよかったと感じる。
上記家づくりに手を加えることができるアンロック要素の中に間取りを変更できるものがあるが、その中に部屋の広さを変更できる機能もあるものの、驚くほど広まるわけではない。また、間取りの構成もあらかじめ用意された中から選ぶことしかできず、部屋の形も四角いものしかできない。家具もデフォルトで見ため的に斜めになっている物を除き、斜め置き不可能。逆に斜めになっていることがデフォルトのものは平行にすることができないなど、自由が少ない。
家の外観(家自体)はさらに限定的で、正面を向いた配置しかできない。
そのため、エアコンの室外機という家具がゲーム内にあるが、非常に効果を活かしにくい。
室内ドアや階段をはさんで2部屋以上にできる機能もあるが、その際に増える部屋の広さや位置、方式も自由が少ない。
吹き抜けにもできないし、螺旋階段や隠し階段といったこともできず、階段の形状や位置の変更が不可能。
個人でもそのような家が建てられる時代だし、ゲームだからこそできたらよかったと思う。
ホームデザイナーというサブタイトルがついているのだから、特殊な形状、例えば円形の部屋を作ることができる・複数の建物を繋げる・形を組み合わせるなど、フルに自分が制作できるように作れるほうがおもしろかったはず。
また、一般的で個人的なホームということからか、部屋がたくさんある豪邸や動物たちがたくさん暮らすマンション・アパートも建てることはできない。
家を制作する際にそれぞれこんな家がほしいという条件を出されるが、個人の動物の場合は私物を持ち込んでくるので、ぶっちゃけて言えばそれさえ置いてしまえばどんな家でも構わず(逆に床に物が多すぎる場合はダメ。おそらく住人の移動スペースがないためと思われる。また、2部屋にした場合や庭に指定物を置いて条件を満たした場合であっても、手を加えないにしろすべての部屋を訪れる必要がある。)、依頼者に大いに気に入ってもらえることになっているので、もう一つの家づくりの仕事の楽しみであると思う「この客はどんな家だと満足するだろう?」といった、こうしたタイプのゲームにおける攻略要素みたいなものが一切ない。
そのため、ゲーム制作者側の考えとしては指定された家具を使用していかに違和感なく良い家を作るか?といったものがあると感じられるが、なんだか物足りなさを感じる。
現実のプロのデザイナーのように、制作後に依頼者に見せた時に「お前の作ったデザインは気に入らない。ほかの人に頼む。」といったショックなことにはならないので、誰にでも楽しく遊べるということにはなると思うが。(条件に合わないまま制作を完了しようとすると注意されて制作を継続することになる。)
建てた個人の家はフィールド上に設置されるわけでもなく、当然、プレイヤーが町を徒歩で移動して個人の家にお邪魔するということもできないので、動物たちの個人的な家を建てて街づくりを進めているという感覚になることができない。
そのためか、過去に家を建てた場所に、その前の家を取り壊すのでもなくそのまま別の動物の家を建てるといった非現実的なことも可能。サブタイトルからも読み取れる通り、家づくりをするのであって街づくりをするゲームではないが、街に家が増えていくということだけは感じたかった。家のみならず設置できる施設の数も少なめで、その施設の配置場所も固定されており、プレイヤーの職場の周りを単純に取り囲むといった狭苦しいものになっている。
ゲームのくせに変なところでくそ真面目。施設での役割にはSPと付いたカードは「そのキャラは(仕事があるから)忙しいという理由で」使うことができない。
どうしてもこれらのSPキャラの入った施設におけるスクリーンショットがほしい場合、施設完成直後に流れるムービーをスクリーンショットする必要がある。(その際も好きな位置に好きなキャラを設置することは不可能。気に入った配置になるまで何度も繰り返す必要がある。)
ただし、SPと付いたキャラ全員が登場するのではなく、施設制作の関係者しか登場しない。
ネオンなど光効果関係の道具を設置することが可能で、それを活かすために部屋の電灯を消すことができる。(電灯を設置していない場合でも部屋は暗くなる)
ただし、天井.ライトの場合、部屋の一部分だけ明るくしたいなどはできず、設置した電灯すべてが一括して消えてしまい、個別に消すということもできない。
電灯にも複数の形が用意されており、消えていてもそれが存在するだけで部屋の違和感を埋めるなどの効果もある種類の電灯も用意されているが、明かりのほしい部分と要らない部分がある場合、電灯を点灯させる設定にしたうえで明かりのいらない部分にある電灯自体を取り払わなければならない。
置き型のライト。つまり、スタンドライトなど(例外として一部、床置きタイプでなくとも光源効果のあるライトもある。個別点灯も可能。)であれば上記の光源効果・個別点灯効果をすべて得ることは可能だが、床置きのためにいくつも置くと部屋がうるさくなりがち。
天井ライトであっても電灯の大きさによって光の当たる部分と当たらない部分が発生したり、電灯を個別に点灯・消灯することができれば、光の効果を活かしたより凝った家づくりができて面白かったのではないかと感じる。
無理があると思うので悪いというよりも残念な点。動物たちのボイスはメッセージウィンドウ内の内容を早口で再生され、自分がはじめに入力した名前も同様にボイス再生されるが、アルファベットで入力した場合はアルファベット個々の言い方でボイス再生されてしまう。要はローマ字(アルファベット入力)で名前を指定しても、自分が希望した通りには言ってもらえないということ。
例:4Gamerと入力しても、ヨンジーエーエムイーアールとボイス再生される。
プレイヤーが入力した名前も含めてボイス再生される珍しいゲームだが、ローマ字入力だと希望通りにいかないのが残念なところ。
これも残念な点。ある動物の依頼を受けるとファミコンのスーパーマリオブラザーズでの登場アイテムなどが置けるようになる。
しかし、ファイアバーを設置したときに流れるBGMからもファミコンのスーパーマリオブラザーズをイメージしているはずなのに、アイテムなどの見た目はほぼすべてが3Dマリオ系のもの。
ファミコンのファンのためにも、シュールなファミコン版タイプも同時にあったほうがいいと思う。(以前はあったみたいだが、交代したのは不気味でどうぶつの森に合わないから?)
特定の家具に近寄ってボタンを押すまたは家具の方向にキーを入れ続けるととテレビや洗濯機のように家具の電源スイッチが入ったり、プレイヤーキャラがベッドに寝る・椅子に座るなど何らかのモーションをする家具がある。
しかし、一部違和感のあるものがあり、例えば巨大なバーベルのそばでボタンを押すとなぜか中サイズのダンベルを持つモーションをしたり、プレスベンチに横になるとそのまま目をつむって寝てしまったりと違和感があるものもある。
本作が完全なオフラインのみのゲームであればこうしたものでもあまり問題にはならないが、画像を撮影して投稿できる機能があるので、こだわってほしかったところ。
また、非常に細かいところでどのくらいの人が気にするかはわからないが、窓から日の光が入っているところへベッドや椅子といった下部に空洞となる部分がある家具を置くと、床に映った日の光がうっすらと家具の陰になる部分に残ってしまうという違和感もある。(明るいうちは窓の右側から光が入り、夕方になると左側から夕陽の光が入るという、違和感を与えないような最低限のこだわりはある。)
ちなみに、SPカードのものを除くソフト内蔵の動物の依頼をすべて完了しても、その直後はもちろん、学校と噴水前のベンチに座ってスタッフロールを再度見ても、なにもおまけやイベントはない。数が多いだけにすべての依頼をこなすのはなかなか大変であるため、何らかのおまけ要素があってもよいと感じた。この点は少し残念。 - 総評
- 勘違いしてほしくないのが、ホームデザイナーというサブタイトルの通り、家・部屋づくりに関してのみのゲームであるため、街づくりに期待している人には向かないし、
あらかじめ用意された家具などやそれらにおまけ程度の手を加えることができる拡張要素を駆使し、配置して家を作り、できた家を3DSでスクリーンショットしてネット投稿するという方向性のゲームであるため、ストーリーを進めるとかゲームを進めるための障害を取り除くなどのゲームらしい攻略要素などに期待している人にも向かない。ゲーム本編はあらかじめ用意された施設をすべて建築することで終了(エンディング)し、以降は住民の家を建てていく・リフォームや建て直しだけ(必要に応じてスクリーンショットしてほかの人に公開する)というやりこみ要素となる。
これらに不満を持つ人は購入しないほうが良いといっても過言ではない。
また、購入しないほうが良いということに直結はしないが、本作はネット投稿して楽しまないと、より一層自己満足要素の強い寂しいゲームになってしまうため、例えば親にネットを禁止されているなどの人にも向かないゲームであるようにも感じる。
一方で、小さな子どもだと一人遊びが好きな場合もあり、こうした場合だとネット投稿しなくてもオフラインで充分にまたはある程度は楽しむことができる可能性もある。
(○○さんはこういう人だとネット上で読み取った情報のみで相手がどのような人であるかを判断してしまう、無職・引きこもりなど自分より劣っていると判別した人を罵る、他人の投稿作品をとにかく否定する、他人の投稿や発言の主にあいまいな部分など隙をついてのこじつけ誘導によって投稿の趣旨を捻じ曲げ、実際にはそうではないのに他人に悪印象を与える投稿へとしてしまうなど本質を変化させることを楽しむなどという挙げればきりのない悪い意味での)ストレス解消行為などが人気や流行の行為として飛び交い、何よりも自分が投稿したらそれで相手の反応を気にせずおしまいにし、相手がそれを見てどう感じようと自分には関係のないといった思いやりのない、言葉のキャッチボールなど皆無な人間を創造していくネットの陰の部分に小さな子どもを染まらせたくないところなど、小さな子どもがそのような現状もあるネットにかかわらなくとも楽しめるようにしているところは、Newニンテンドー3DS(LL)のネットフィルタをはじめから有効にしていて解除には大人しか持てない代表的なものであるクレジットカードを必要としているようなことをもしている任天堂らしい考え方というかうまいと思う。
なので、課金要素に位置し、必ず気に入ったカードが手に入るわけではないというランダム要素もあるamiiboカードに溺れなければ小さな子どもでも楽しめるかもしれない。
しかし、何といってもやり込み要素自体は今まで行ってきた個々の動物のための家を建てていくといった単調なもののため、エンディングを迎えると寂しさが強い。各種配信サービスや可能ならアップデートでの大幅な遊び要素の追加にも期待したいところ。
特に遊びが限定的なオフライン向けの要素追加・改善にも期待したい。(オンラインはユーザー側でも遊び方の幅を広めることができるため。例:使用できる家具を指定し、それだけをつかって家づくりをおこない、誰が一番うまく家を建て、スクリーンショットを撮って投稿することができるか?という仲間内での競い合い。etc.)
ネットにあまりかかわりたくない・かかわらせたくないとは言っても、ある程度の年代以上であれば一人遊びというのは苦手な場合も多くあるだろうし、このような場合はネットの陰の部分を気にしないことにしてネット投稿し、ほかの人とスクリーンショットを見せ合ってお互いのスクリーンショットの良いところを褒めあったり、こういうタイプのゲームが得意な人からアドバイスをもらったりして楽しむのがメインであるゲームにどうしてもなると思うので、投稿するということを楽しめるかどうかによっても向き不向きな人をかなり選ぶゲームと言えると思う。
amiiboカードもカードのキャラを画面内に登場させてより自分の気に入ったスクリーンショットを撮ることができるようにしたり、主にSPカードのキャラの依頼に応えて専用のアイテムを手に入れ、それを家づくりに活かす、対面で会えるプレイヤーは持っているが自分の持っていない家具を自分のカードに書き込んで手に入れるということをするためのものになっているので、現状ではこれ以上の要素はないあくまでおまけ要素。
ゲーム内でも本作対応のamiiboカードを薦めてくるが、必ずしもあったほうが良いというものでもない。
初回特典として無料的に付属しているので、現状でももう少し踏み込んで何らかの特典(メリット)があると嬉しかったと感じる。
必ずしも合ったほうが良いというものでもないと言った一方で、amiiboカードが無いと動物個人の家の場合、最大でもプレイヤーとその家の住人二人だけの非常に寂しいスクリーンショットになってしまうため、ツクッターのアップデート後は主にコンテストなどで良い作品の投稿をするために役立つと思われる。(公式サイトの画像などと比較すると、amiiboカードを使わずに撮影してみたスクリーンショットはあまりにも寂しく、動物が多いほうが楽しそうに見えるなど見栄えが良いのは一目瞭然。) - プレイ時間
- 60〜100時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 3 3 3 2
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