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「スーパードンキーコング」で知られるRareのベテラン開発者達が, 「バンジョーとカズーイ」の精神的後継作「Project Ukulele」を発表
1985年にイギリスで結成されたRareは,当時国内で主流だったZX Spectrumから任天堂のファミリーコンピュータに乗り換えたことで頭角を現し,1994年に任天堂が49%の経営権を買収する形で,いわゆるセカンドパーティとなったメーカーだ。その高い技術力によって,「スーパードンキーコング」や「Killer Instinct」「ゴールデンアイ 007」「パーフェクトダーク」,そして「スターフォックスアドベンチャー」といった任天堂のゲーム機向けの作品を次々と生み出したデベロッパであり,日本でも彼らのタイトルを遊んだことがある人は多いだろう。
2002年には,Xboxを立ち上げたマイクロソフトによって完全買収されることになり,その後も「あつまれ!ピニャータ」や「Kinectスポーツ」などを開発したものの,2010年以降は幹部の入れ替えやリストラが続いていた。
そんな中Rareの元開発者達が立ち上げたPlaytonic Gamesを構成するのは,20年以上にもわたってソフトウェアエンジニアとして活躍してきたChris Sutherland(クリス・サザーランド)氏や,キャラクターアートディレクターのSteve Mayles(スティーブ・マイレス)氏といったベテラン達。Project Ukuleleに関する情報は今のところないが,インタビュー記事が掲載されている海外ゲーム誌「Edge」の新刊では,Steamでのアーリーアクセス版をリリースを念頭に開発しているほか,Wii Uなどでも発売してみたいという展望が語られている。
Playtonic Games公式サイト
- 関連タイトル:
Yooka-Laylee
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