「DEAD OR ALIVE FESTIVAL」のフォト＆コスプレイベントをレポート。本物そっくりのバース登場に会場は騒然

　コーエーテクモゲームスは2015年8月1日，同社の3D対戦格闘ゲーム「DEAD OR ALIVE 5 Last Round」（PC / PS4 / PS3 / Xbox One / Xbox 360）のファン感謝イベント「DEAD OR ALIVE FESTIVAL」（関連記事）を開催した。当日は，国内外の強豪プレイヤーによるトーナメント「DEAD OR ALIVE 5 Last Round World Exhibition Match」など，さまざまなイベントが実施された。本稿では「フォトコンテスト」と「コスプレコンテスト」の模様を中心にお届けしよう。

フォトコンテスト

　イベントの当日，東京は35度近い猛暑。これは参加者も二の足を踏むであろうと危惧しつつ，会場となった大崎ブライトコアホールへ足を運んだが，実際はホールを熱心な参加者が埋め尽くすほどの盛況振りを見せていた。
　プロデューサーの早矢仕洋介氏による挨拶の後は，早速「フォトコンテスト」がスタート。これは，事前に一般プレイヤーから募集していた本作のスクリーンショット（以下，SS）の優劣を競うというもの。お題はクール，キュート，ギャグの3項目が用意され，会場内の参加者による投票と，ニコニコ生放送の視聴者による投票の合計で順位が決まる仕組みとなっている。


　まずはクール部門の最終選考に残った作品が登場。どの作品も審査に当たった早矢仕氏が「どうやって撮ったの？」と悩むほどの力作揃い。そのなかでもステージのエフェクトを巧みに取り入れた「Abyss」が満場一致でトップに選ばれた。
　次のギャグ部門は，カスミが「○動拳」を出しているように見える「236236P」など粒揃いの作品が揃ったが，ツボを割ってしまったハヤブサがハヤテに土下座してわびるシーンを表現した「はしゃぎすぎた」が僅差でトップに。
　最後のキュート部門は，本作らしいラブリーな作品がラインナップされ，どれもなかなかの仕上がりと審査員を悩ませる作品ばかり。予想通り票も割れたが，接戦の末，女天狗とほのかのやり取りを表現した『「一口ください」「いやじゃ」』がトップに輝いた。

ギャグ部門で惜しくも敗れたが会場の話題をさらった「236236P」

ステージのエフェクトを利用しての力作揃いに投票も割れた

コスプレコンテスト

　次に行われた「コスプレコンテスト」は，11人の参加者で争われ，フォトコンテストと同様に会場とニコ生の投票で順位が決定される。どの参加者も過去のコンテストに出場経験があるというツワモノばかりで，それぞれのパフォーマンスで会場を沸かせていた。
　華やかな女性キャラクターが目立つ本作の特性上，コスプレの参加者もさぞ見目麗しい女性ばかり……と思いきや，ふたを開けてみれば男性が7人に，女性が4人と意外な結果に（ちなみに1名が男性ながらもマリー・ローズに扮していたので，女性キャラクターは5人となる）。ゲスト審査員として参加した野中 藍さん(ほのか役)と相沢 舞さん（マリー・ローズ役）も男性キャラクターのコスプレのリアルさに驚きを隠せない様子。ハヤブサに扮したtenさんの立ち居振る舞いに「実際に強そう」と率直な感想を語っていた。

リュウ・ハヤブサ/風穏（フォン）

カスミ/お梅

アイン/てるてる

リュウ・ハヤブサ/ten

女天狗/綾子＠AYK54

レオン/EMPEROR KOW

レイファン/SEI

マリーローズ/しんいち

女天狗/初音雪華

バイマン/輝Rock

　前述の通り，かなりのツワモノ揃いとなったコスプレコンテストだが，中でも会場の視線を釘付けにしていたのがバースに扮したMaft Pontonさん。2メートル近い身長と，プロレスラーのような体格，そして極め付けに本物のアゴヒゲと，コスプレするまでもなくバースのような彼に，会場からは「本物だ！」と賞賛の声が。Maft Pontonさんは海外からの参加者で，自分でゲーム大会を開催するほどの対戦ゲーム好きだとか。この日もエキジビジョンマッチの方へも参加していた。

バース/Maft Ponton

　そして審査の結果，並み居る強豪達を制したのは，やはりMaft Pontonさん。ニコ生でも圧倒的な得票数で文句なしの1位に輝いた。勝利者コメントで「アイアムナンバーワン！」と作中のバースと同様のセリフで雄たけびを上げ会場をおおいに盛り上げていた。

ハイレベルな戦いとなったコスプレコンテスト。優勝はMaft Pontonさん

「DEAD OR ALIVE 5 Last Round」公式サイト