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「エクストリーム」シリーズの最新作が開発中? コラボや新キャラクター追加など,さまざまな情報が明かされた「DEAD OR ALIVE FESTIVAL」をレポート
「DEAD OR ALIVE 5 Last Round」(PC / PS4 / PS3 / Xbox One / Xbox 360。以下「DOA5LR」)の最新アップデート情報が公開されたことに加え,DOA5シリーズでは初となる公式国際大会「DOA5LR World Exhibition Match」が合わせて行われ,世界各国から集ったプレイヤーが熱戦を繰り広げた。
本稿では,最新アップデート情報を中心に,「DOA5LR World Exhibition Match」の様子もお伝えしていこう。
「DEAD OR ALIVE 5 Last Round」公式サイト
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というわけで,早矢仕洋介氏からアナウンスされた,PlayStaion 4,PlayStaion 3,そしてXbox One版の最新アップデート情報をお伝えしよう。
同時に,DLC「ラブリーサマーコス 2015」も登場する。こちらは「キャラクター達がプライベートで着ていそうな服装」がテーマとのことで,季節感あふれるファッションが楽しめそうだ。
続く9月には,DLCとして日本ファルコムとのコラボコスチュームが配信される予定だ。日本ファルコムが展開する複数のタイトルが対象になるそうで,会場で発表された資料では「アリサ」「エステル」「ティオ」「レン」といった「軌跡」シリーズのキャラクターや,「イース」シリーズの「フィーナ」のイラストが掲載されていた。同社のファンにとっては,見逃せないコラボになりそうだ。
また10月のDLCは,「ハロウィンデザイナーズ2015コスチューム」。これは,ハロウィンをテーマとしたコスチュームデザインを募集した「デザイナーズチャレンジ2015」の優秀作34種類がゲームに登場するというもの。
一足先に「プロデューサー賞」「ディレクター賞」「アートディレクター賞」の3点が公開されたが,いずれも個性豊かなデザインで,残りのコスチュームがどんなものになるのか楽しみだ。
そして11月は,スクウェア・エニックスのスマートフォンアプリ「スクールガールストライカーズ」のコラボコスチュームがDLCとして配信される。
来場したファンもこのコラボは予想外だったようで,発表と同時に驚きの声があがっていた。早矢仕氏は「このゲームはカワイイ女の子たちが変身しちゃいますが,そんな新しいギミックも,このタイミングでアップデートしたいと思っています」と意味深なコメントが述べられた。早矢仕氏のいう”ギミック゛がどういうものになるのかは語られなかったが,今後の発表に注目すべきだろう。
続いて早矢仕氏は,2016年のアップデート情報を明かした。それによると,2016年春には追加ステージと新キャラクターの配信が行われ,冬には,タツノコプロとのコラボコスチュームが登場するという。新キャラクターは「今までとは毛色の違う,皆さんに喜んでもらえるもの」(早矢仕氏)になるとのことだ。
2016年春には,新ステージの配信と新キャラクターの追加が行われる |
2016年冬には,タツノコプロとのコラボコスチュームが登場 |
会場ではまた,「DOA5LR」が「Red Bull 5G 2015」の「FIGHTING」部門のタイトルとして採用されたことが発表された。「Red Bull 5G」は,レース,スポーツ,パズル,FPSなど,さまざまなジャンルで東西代表が激突するというゲームイベントで,9月6日(西日本)と9月13日(東日本)にオンライン予選が,10月4日(西日本)と10月11日(東日本)にはオフラインの東西代表決定戦が行われ,これに勝ち抜いたプレイヤー達が12月20日に大阪で行われる決勝戦に出場するというものだ。東と西,どちらのプレイヤーが強いのか,注目のイベントとなりそうだ。
DOA5シリーズ初の世界大会は,米国代表のMC Kwiggle選手が勝利!
「DOA5LR World Exhibition Match」は,DOA5シリーズでは初となる国際公式大会だ。今年の4月27日に行われた格闘ゲーム大会「D-1 ULTIMATE CLIMAX BLADE」において「DEAD OR ALIVE 5 Ultimate: Arcade」部門で優勝,日本代表となったmittii選手に加え,米国,欧州・オセアニア,アジアの3地域から代表が2名ずつエントリーし,これに当日予選を通過した9名を加えた合計16名によるトーナメント形式で大会が行われた。
優勝すれば,12月3日〜12月6日にペンシルベニア州エシントンで開催される格闘ゲーム大会「NEC XVI」の「DOA5LR」公式トーナメント,「BATTLE ROYAL 2015:The Grand Finals」への出場権と渡航サポートが手に入るとあって,参加者達の気合も十分。熱い戦いが繰り広げられた。
トーナメントは,日本代表であるmittii選手が1回戦で敗れるという波乱の幕開けに。準決勝戦は,欧州・オセアニア代表のGehaktbal選手,米国代表のMC Kwiggle選手,アジア代表のUprising Chu選手,そして当日予選を勝ち抜いた日本の輝Rock選手……と,各地域からそれぞれ1人が出場するという国際色豊かな展開になった。
決勝戦は3試合先取ルールで行われ,レイファンを使う輝Rock選手と,クリスティを使うMC Kwiggle選手の日米対決となった。
どちらも圧倒的な強さで勝ち抜いてきた選手だけに,互いに譲らぬ戦いぶり。1試合目と2試合目のどちらもフルセットまでもつれ込んだが,MC Kwiggle選手がわずかに上回って2試合を連取。運命の3試合目,輝Rock選手も健闘するものの,MC Kwiggle選手が一気に押し切って,DOA5シリーズ初の国際公式大会で優勝をつかみ取った。
結果:
1位:MC Kwiggle選手(米国代表)
2位:輝Rock選手(当日予選)
最後に,早矢仕氏は,MC Kwiggle選手と輝Rock選手の両者に「NEC XVI」への出場権と渡航サポートを贈ると述べ,「世界大会を実現できて幸せです。これからも我々はDOAシリーズを一生懸命に磨いていきたいと思いますので,応援をよろしくお願いします」とコメントし,イベントを締めくくった。
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