プレイレポート
「ポイッとヒーロー」のインプレッションをお届け。キャラの再配置やマルチプレイなど興味深い要素がふんだんに盛り込まれたタワーディフェンスゲーム
「ポイッとヒーロー」公式サイト
本作は,3Dグラフィックスで描かれた可愛らしいヒーロー達が入り乱れてバトルを繰り広げるタワーディフェンスゲームだ。ヒーローを“ポイッと”投げ入れるように召喚したり,配置を自由に入れ替えたり,キャラ同士を組み合わせて必殺技「スキル」を発動したりと,今までのタワーディフェンスゲームとは違った感覚で楽しめるのが特徴となっている。
本作の基本的なプレイサイクルは,さまざまな敵が待ち受ける「バトル」に挑戦し,ヒーローの収集/育成を行って,また次のバトルに挑戦していくというもの。
バトルは,フィールドに配置されたクリスタルを守りきることが目的となる。フィールドはすべての敵と味方を真横から見るサイドビュー型で,平面だけでなく高さの概念も存在する。また敵が出現する拠点は,さまざまな場所に複数登場することもあり,多方面からの攻撃を迎え撃たなければならないこともある。
ステージ選択時には,難度(NORMAL,HARD,VERY HARD)の選択ができる |
パーティは最大5人のヒーローで編成される |
バトルでの基本操作は,画面下にいるヒーローをホールドして“掴み”,フィールドの青い矢印が表示される場所に“ポイッと”ドラッグ&ドロップして配置するというもの。また配置済みのヒーローを掴んで別の場所にポイッとすることで再配置することもできる。なお,ヒーローをフィールドに召喚する際は「マナ」が必要となるが,再配置する場合は不要だ。
配置したヒーローは自動で攻撃を行うだけでなく,ヒーローにヒーローを重ねるようにポイッとすることで,マナを消費してスキルを発動することもできる。ちなみに,マナは敵を倒したり,クリスタルが攻撃されたりすると回収できるが,最大8マナまでしかチャージしておけないので,スキルを惜しみなく使ったほうが効率的に戦えると感じた。
なお,ヒーローはスキルに加えて,「特性」を持っている者もいる。状態異常時にステータスが向上したり,特定の敵に対して強くなったりと,その効果はさまざまだ。
ヒーローの職業は5種類で,各職業にはそれぞれ特徴がある |
「騎士」はHPが高く,自動でHPを回復する特殊能力があるが,攻撃範囲は狭い |
「戦士」は攻撃力が高く,騎士よりも攻撃範囲が広い |
「狩人」は攻撃範囲が非常に広いが,HPは低い |
「魔法使い」は通常攻撃が多段ヒットし,攻撃範囲も広い |
「僧侶」は他のヒーローを回復できる唯一の職業 |
本作には,ソロプレイに加えて最大4人でバトルに挑戦できるリアルタイムマルチプレイが用意される。マルチプレイでは,参加者全員で同じフィールドにヒーローを召喚していき,ソロプレイと同様にクリスタルの防衛が目的となる。また自分のヒーローを,ほかのプレイヤーのヒーローに重ねることでスキルを発動させることもできる。
味方の状況を考えながら自分のヒーローを配置したり,スキルを発動させたりするのはかなり新鮮な感覚で,味方と協力してギリギリのところでクリアできたときなどは,リアルタイムマルチプレイならではの高揚感が味わえるはずだ。
タワーディフェンスゲームといえば,キャラクターや施設を設置/強化するだけで,敵との戦闘には直接関与できないものもあるが,本作の場合は,敵との戦闘中も状況次第で臨機応変に対応する必要があるので,やり応えはバツグンだ。
また1人で楽しむイメージが強いジャンルだが,マルチプレイに対応していることで,遊びの幅が大きく広がってる点にも注目したい。4人同時にプレイすれば,最大で20体のヒーローがフィールドに配置され,各所で戦闘が繰り広げられる。スキルが入り乱れる戦闘シーンは見た目も非常ににぎやかで,プレイのモチベーションを高めてくれる一因となっている。
そんな本作では現在,ガチャなどに使用できる課金アイテム「クリスタル」×15個(レアガチャ3回分相当)がプレゼントされる事前登録の受付が行われている。本作は近日の配信が予定されており,事前登録受付の締切が間近に迫っているので,気になる人は早めに事前登録を済ませておこう。
「ポイッとヒーロー」公式サイト
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