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「ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション」,定期情報第4弾を公開
ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション | |||
配信元 | 2K Games | 配信日 | 2015/04/30 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
定期情報配信第四弾を公開
『ボーダーランズ プリシークエル』の魅力とは
2K および Gearbox Software は大ヒットシリーズ「ボーダーランズ」初となる新世代機移植版『ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション』の第四弾定期情報配信を実施いたしました。
Gearbox Softwareの大ヒット作『ボーダーランズ 2』と『ボーダーランズ プリシークエル』をPlayStation 4とXbox One向けにリマスターし、大量のDLCを同梱する決定版が『ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション』※です
。
※海外での商品名は『Borderlands: The Handsome Collection』です。
2015年5月14日の発売までいよいよあと2週間となりました。これまで、3回に渡って初めてシリーズに触れる方や改めてプレイを再開するファンに向けて、『ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション』の魅力をご紹介する特集情報をご紹介しましたが、4回目を迎える今回は『ボーダーランズ』シリーズの主要な舞台となる惑星パンドラと“Vault”を巡る歴史や企業間の争いにまつわる情報をご紹介します。
ギリシャ神話において、神が人類に対する災いとして送った女性の名を冠する惑星パンドラと、彼女が持つ災いの箱に唯一残った“何か”の名を持つ月エルピスを舞台に繰り広げられる『ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション』は、“Vaultハンター”やハンサム・ジャックを軸に展開するメインストーリーを直接的に描く一方で、その背景に流れる壮大な歴史や物語の断片を、時にはサイドミッションを通じて、時には音声ログ、あるいはエリアのデザインそのものを通じてプレイヤーに伝えています。
今回ご紹介する情報は、あらゆる災いと希望がまるで子供のおもちゃ箱のように混沌と混じり合うパンドラの冒険と体験を鮮やかに彩り、様々なキャラクター達の思惑や目的が、より大きな物語を形作る一本のより糸であることを知る助けとなるでしょう。第五弾定期情報の配信は来週5/7(木)予定です。(毎週木曜配信予定)最後までお楽しみいただければ幸いです。
■『ボーダーランズ』シリーズ作品の時系列的な関係性
これまで3本の作品が発売された『ボーダーランズ』シリーズは、多彩なキャラクター達の運命や冒険を描く壮大な群像劇に近いストーリーを特色としていますが、全てのタイトルに共通する最も基本的なストーリーの柱は、謎に包まれた古代の種族が残した未知の技術やお宝を大量に埋蔵すると噂される遺跡“Vault”を巡る争いそのものだと言えます。
まもなく発売を迎える『ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション』には、シリーズの2作目にあたる『ボーダーランズ 2』と3作目『ボーダーランズ プリシークエル』が大量のDLCと共に同梱されますが、作品の流れは時系列順とはなっておらず、『ボーダーランズ プリシークエル』は初代のシークエル(続編)であると同時に2作目のプリクエル(前編)でもある“ボーダーランズ 1.5”的な作品となっています。
初代をプレイ済みの方に向けて正確を期せば、シリーズの時系列は『ボーダーランズ』本編の終了を経て、『ボーダーランズ プリシークエル』の事件が起き、その後初代『ボーダーランズ』の第4弾DLC“Claptrap's New Robot Revolution”に描かれた革命の物語をはさんで『ボーダーランズ 2』がスタートする流れとなります。
この大きな流れを一度把握しておけば、『ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション』を通じて描かれるジャックとクラップトラップの関係性や企業間の争い、勢力図の変化がより明瞭なものとなるでしょう。
■惑星“パンドラ”と謎の遺跡“Vault”を巡る歴史
・長い冬が続く惑星“パンドラ”の物理的性質
シリーズの舞台となるユニバースがどういった世界なのか、未だその多くは謎に包まれたままですが、“ボーダーランズ”宇宙にはギリシャ神話に由来する名前を持つ多くの惑星が存在しており、“パンドラ”はその中でも人類が入植して間もない未開の惑星です。凶暴な野生動物やならず者達がはびこる危険な“パンドラ”は、公転周期や自転速度が地球に比べてかなり遅く、1日は地球の約90時間にあたり、夏と冬が巡る1年は地球の約10年に相当することが知られています。
また、ほとんどの野生動物が冬眠する厳しい冬は、地球でいう7年近い期間ものあいだ続き、その後地球の3年に相当する夏が訪れ、様々な動植物が活動を活発化させます。この特性は“パンドラ”に入植した初期の人類に想像を超える悲劇をもたらすことになります。
・古代のエイリアン“Eridian”によるパンドラの支配
未知の古代技術やお宝を隠した遺跡としてシリーズの物語を駆動する“Vault”は、何れも“Eridian”と呼ばれる古代のエイリアン達が様々な惑星に建造したもので、その目的や場所、数、遺跡に埋められた中身、そして“Eridian”の消息については未だに多くが謎に包まれたままとなっています。パンドラとエルピスもまた“Eridian”達が“Vault”を建設した星の一部であり、この支配と発見、封印を巡る争い、そしてそこに秘められた思いもよらぬ存在がシリーズの大きな鍵を握ることになるのです。
・“Atlas”社による人類のパンドラ入植と夏の訪れ
全ての発端は、シリーズに登場する巨大企業の1つで宇宙船から恒星間飛行技術、兵器にまで及ぶ製造と開発を手がけ、強力な私設軍隊を擁する“Atlas”社が、惑星Prometheaで“Vault”をはじめて発見したことに由来します。Atlas社はこの発見により、人類よりもはるかに高度な“Eridian”の技術を手に入れ、これを研究し実用化することで莫大な富と地位を築き上げました。この歴史的な成功は、その後多くの企業が“Vault”の発見と発掘に乗り出すきっかけとなり、西部開拓時代のゴールド・ラッシュにも似た機運を生み、腕1つで一攫千金を狙う“Vaultハンター”達を誕生させることになります。
さらなる“Vault”を求めた“Atlas”社は、惑星“パンドラ”にその痕跡を見つけ、初代『ボーダーランズ』が始まる約70年前の“冬”に入植を果たし、調査と発掘を開始します。しかし、厳しい冬の環境下で“Vault”の手がかりらしきものは何も見つからず、その後ようやく夏が訪れたことから、多くの入植者がパンドラを訪れたものの、夏の訪れと共に活動を再開したパンドラの凶暴な動植物が人類のコロニーを襲撃。僅かな期間で多くの入植者とコロニーが失われました。
Atlas社は私設軍隊“Crimson Lance”をパンドラに派遣し、事態の改善と入植者の保護に努め一定の成果を上げたものの、ますます悪化する環境と無法化に対応する莫大な投資が重なったうえ、“Vault”発見の決定的な糸口もつかめず、緩やかな撤退を迫られることとなります。
・“Dahl”社のパンドラ進出と撤退
Atlas社がパンドラにおける支配を失いつつあるなか、初代『ボーダーランズ』が始まる10年ほど前に巨大企業の1つ“Dahl”社がパンドラに進出します。これは、効力をやや失いつつも未だ支配的だったAtlas社を欺くため、パンドラの豊富な鉱物資源の採掘を目的として参入を果たしたもので、多くの採掘施設と新たなコロニーの建設はパンドラに新たな好景気をもたらすと共に、大量の犯罪者を奴隷階級の労働力として流入させる結果となりました。
丁度この頃、シリーズの重要な役割を担う天才技術者Patricia TannisがDahl社の社員としてパンドラを訪れ、以降シリーズの広域な通信手段として用いられるECHOネットワークを構築。さらに、“Vault”を開ける鍵が3つの欠片から構成され、200年に1度だけその封印を開く機会が訪れることを突き止めます。
時を同じくして、Atlas社の目を欺き調査を進めていたDahl社が発掘現場から、遂に“Vault”の鍵の一部を発見したものの、ECHOネットワークの通信を傍受していたAtlas社が私設軍隊Crimson Lanceの大軍勢を投入したことにより、Dahl社が全てを捨ててパンドラから撤退。この際、何百人もの従業員が全て見捨てられただけでなく、奴隷階級として労働を強いられていた元犯罪者達が全て置き去りにされたことから、武装化した犯罪者達の勢力が数多く誕生し、トライバルな体制を形成した大小の集団が後のバンディット達として惑星全土に大きな混沌をもたらす結果となるのです。
この時期に“Hyperion”社のとあるプログラマーが衛星を通じて極秘裏にパンドラの監視を開始。そして、後にパンドラの“Vault”を開き真の“Vaultハンター”として指導者的な立場を担うRolandとLilith、Mordecai、Brickの4人が1台のバスに乗り合わせFyrestoneの町を目指すところからいよいよ初代『ボーダーランズ』の物語がスタートします。
・パンドラにおける“Atlas”社と“Crimson Lance”勢力の崩壊
初代『ボーダーランズ』における激しい戦いを通じて、4人の“Vaultハンター”と彼らを密かに支援する存在“Angel”と対峙したAtlas社とCrimson Lanceは、最終的に司令官と将軍を失ったことで敗北を喫し、パンドラに多くの兵を残したまま撤退。
地上に残された兵の一部は野に下りバンディットとなったものの、“Vaultハンター”の1人Rolandがパンドラの支配を密かにうかがっていたHyperion社に対抗する後継勢力“Crimson Raiders”を結成し、一部の兵がこれに参加したことが知られています。
・“Hyperion”社とハンサム・ジャックの台頭がもたらした“平和”と“解放”
初代『ボーダーランズ』後のパンドラは、ある暗躍を通じて突如頭角を現したHyperion社が急激にその影響力を高めており、同時期に『ボーダーランズ プリシークエル』の本編を通じて進行していたエルピスの“Vault”探索や、月面から地上に対して機械兵器の直接的な投入と展開を可能にする巨大な月面基地“Helios”の建造を経て、その支配をより確実なものとしていました。
パンドラの“Vault”を巡る戦いと封印の解除を経て、“Vault”を最終的に実効支配したHyperion社のハンサム・ジャックは急進的な行動により同社の新CEOにまで上り詰め、“Vault”から産出された新たな資源“イリジウム”やエイリアン“Eridian”のテクノロジーを実用化した兵器“E-tech”関連の特許を取得したことで一夜にして莫大な富を得て、その技術や採掘を独占。
その後、月面基地“Helios”から地上に向けて夥しい数のロボット兵器を投入し、パンドラにはびこる盗賊やバンディット達を一掃する市民の“解放”を自ら実行したハンサム・ジャックは、長きに渡って混迷した惑星の暗い歴史に平和の希望をもたらした“英雄”としてパンドラの統治に乗り出します。
そして、“平和”という名の完全な独裁を実現すべく、野蛮な残党が集うパンドラの抵抗勢力“Crimson Raiders”の掃討に乗り出すだけでなく、危険な“Vaultハンター”達をまとめて排除すべく、より巨大な“Vault”の存在を掲げ“Vaultハンター”の募集を開始するのです。
こうして、遂に英雄の仮面を被ったシリーズの象徴的な悪役ハンサム・ジャックに立ち向かう初代の“Vaultハンター”達4人、そして新たな主人公となる“アクストン”と“サルバドール”、“マヤ”、“ゼロ”の戦いを描く抱腹絶倒、前人未踏、奇想天外な大冒険を描く『ボーダーランズ 2』が幕を開けるわけです。
ここから先に待つ胸躍る冒険と、数奇な運命を描く壮絶なプリクエルは、いよいよ5月14日に発売を迎える次世代機向けリマスターの決定版『ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション』をプレイし、是非その目で確かめてみてください。
「ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション」公式サイト
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