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[TGS 2015]小林ゆう“画伯”の筆が炸裂した,「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」ステージレポート
ここでは,本作のプロデューサー・浅田 誠氏とサウンドクリエイター・与猶啓至氏,そして主人公・有馬たくや役を演じる声優の林 勇さん,武田絵里子役の小林ゆうさんが登場した,ステージイベントの模様をお伝えしよう。
ステージには,まず浅田氏と与猶氏が登壇。発売日と対応機種を発表すると共に,本作のサウンド開発にまつわるトークを繰り広げた。
YU-NOは,1996年にPC-9801用として発売された同名のアドベンチャーゲームを基にしたタイトルだ。オリジナル版は,壮大な物語,物語の分岐を視覚的に把握できる「A.D.M.S」システムなどが高い評価を得た,今なお語り継がれる作品である。そんなYU-NOを現代によみがえらせるのが,今回のリメイクというわけだ。
YU-NOのプロデューサー・浅田 誠氏(写真中央)と,サウンドクリエイター・与猶啓至氏(写真右) |
サウンド面の評価も高かったYU-NOだが,オリジナル版に続いてリメイク版でサウンドを担当する与猶氏は,原作の雰囲気を生かしつつ,徹底したブラッシュアップを繰り返したと語っていた。その出来映えを聞かれた与猶氏のコメントは,「間違いないものになっていると思います」と自信に満ち溢れたものだ。
そのあと,与猶氏と入れ替わりに登壇したのは,主人公・有馬たくや役を演じる声優の林 勇さんと武田絵里子役の小林ゆうさん。
左から,MC,浅田氏,林 勇さん,小林ゆうさん |
林さんは現在,収録の真っ最中であるとのこと。YU-NOはオリジナル版からしてテキスト量が膨大で,しかもリメイクではシナリオを極力“いじらない”方針とのことなので,かなり忙しそうである。
林さんから見たたくやは,一見して冷淡なところがあり誤解されやすいが,愛情が深く,仲間をピンチから救う強い正義感を持ったいいヤツであるという。楽しく演じられているそうだ。
……とここで,林さんと小林さんがそれぞれ描いた,自分の演じるキャラクターの似顔絵が公開された。林さんのたくやはキャラクターの雰囲気を捉えたものになっているが,小林さんが描いた絵里子は抽象絵画か何かのようである。小林さんは設定イラストどおりに描いたと主張するのだが,どこが顔でどこが身体なのかすらサッパリ分からない。そのセンスがあまりに独特なことから“画伯”の二つ名を奉られている小林さんだけに,“さすが”といったところか。
“画伯”の絵のおかげで和やかな雰囲気となった舞台上だが,残念ながらそのあたりでステージイベントは終了となった。
YU-NOは,セガゲームブースにプレイアブル出展されており,一般公開日に遊ぶことができる。“名作のフルリメイク”がどのように仕上がろうとしているのか,気になる人はセガゲームスブースへ足を運んでみよう。
「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」公式サイト
セガゲームスの東京ゲームショウ2015特設サイト
4Gamerの東京ゲームショウ2015特設ページ
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この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
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(C)MAGES./5pb.
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