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宇宙開発シミュレーション「Kerbal Space Program」,Private Divisionと欧州宇宙機関 (ESA)が提携し2020年7月1日にアップデートを実施
実施は2020年7月1日を予定しており,タイトルは「Shared Horizons」。欧州の主要宇宙機関が率いる2つの重要なミッションや,ロケット“アリアン5”とESAをテーマにしたカーバル用宇宙服,そして新しいパーツと化学実験などが追加される。
なお,第1のミッション「ベピ・コロンボ」は,ESAと日本の国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同で進めている“水星探査ミッション”が再現されるとのこと。
「Kerbal Space Program」公式サイト
プライベートディビジョンと欧州宇宙機関 (ESA)
Kerbal Space Program の新アップデートでタッグ
無料の Shared Horizons アップデートが2020年7月1日リリース
象徴的なミッション、追加の宇宙船など
プライベートディビジョンとSquadは本日、欧州宇宙機関(ESA)と提携して『Kerbal Space Program』の新しいアップデートをリリースすることを発表しました。タイトルは「Shared Horizons」で、2020年7月1日のリリースを予定しています。本アップデートは後日、家庭用ゲーム機向けにもリリースされます。 「Shared Horizons」は宇宙開発におけるESAの優れた功績を称え、高い評価を得るこの物理ベース宇宙シミュレーションゲームの全プレイヤー向けに無料のアップデートとして提供されます。
「Shared Horizons」では、欧州の主要宇宙機関が率いる2 つの重要なミッション、画期的なロケットであるアリアン5、ESA をテーマにしたカーバル用宇宙服、新しいパーツおよびプレイヤーが行う化学実験も追加されます。第一のミッション「ベピ・コロンボ」では、ESA と日本の国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同し、ESA により現在進行中の水星探査ミッションが再現されます。プレイヤーは、実際のESA の様々な研究に挑みながら、カーバル世界において水星に相当するモーホーの軌道に到達し、着陸することが目標となります。第二の新ミッション「ロゼッタ」は、木星族彗星への着陸を成功させ、彗星の環境に関する重要データの収集に成功したミッションを題材にしたものです。これらのチャレンジはESA の歴史的なミッションに基づいています。プレイヤーは『Kerbal Space Program』を通して宇宙開拓におけるスリリングで偉大な発見の瞬間を体験できるのです。
プライベートディビジョンのエグゼクティブプロデューサーを務めるMichael Cook は次のように語りました。「ESA との協力により、現実のミッションや宇宙船を『Kerbal Space Program』で初めて再現できることに胸が高鳴ります。世界的に認められた宇宙機構と手を携えることができるのは大変に光栄であり、この「Shared Horizons」アップデートを通じてファンの皆さまにこうした偉業を体験してもらえる瞬間が楽しみです」
ESA のGunther Hasinger 科学部長も次のように語ってくれました。「ここESA では、多くのエンジニアや科学者が非常にKSP に親しんでいます。ロゼッタもベピ・コロンボも大変複雑なミッションで特有の課題がありますが、いずれのミッションからもESA と世界の科学コミュニティは大きな収穫を得ることができました。ですので、これらの革新的な科学ミッションを地球のみならずカービンでも体験できることをとても嬉しく思います」
『Kerbal Space Program: Shared Horizons』アップデートはPC 版では2020 年7 月1 日にリリースされ、コンソール版でも年内にリリースされる予定です。『KerbalSpace Program』のESRB レイティングはE(すべての年齢層向け)となっています。『Kerbal Space Program』の詳細についてはYouTube のチャンネル登録、Twitter のフォロー、Facebook のファンにご登録いただくか、www.KerbalSpaceProgram.com をご覧ください。
プライベートディビジョンはTake-Two Interactive Software, Inc. (NASDAQ:TTWO)のパブリッシングレーベルです。
※Shared Horizons アップデート(無料)は、Kerbal Space Program の基本ゲームを必要とします。詳しくは、kerbalspaceprogram.com をご覧下さい。
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