宇宙開発シミュレーター「Kerbal Space Program」がいよいよβ版に移行

　メキシコのインディ開発チームSquadが，2011年以来コツコツと開発を続けている宇宙開発シミュレーター「Kerbal Space Program」の無料アップデートを公開し，同作をβ版に移行させた。


　「Kerbal Space Program」は，2013年5月にアーリーアクセス版がリリースされているので，その名称をどこかで見かけたり，すでにプレイしたりしている人も多いはずだ。本作は，ドジで楽観的な宇宙人“カーバル”たちのさまざまな能力を開花させつつ，宇宙開発局をアップグレードしたり，ロケットエンジンを開発したり，やがては衛星の打ち上げやドッキング，月面着陸，そしてアステロイドの誘導といったミッションをこなしたりするという，わりと本格的なシミュレーションが堪能できる。


　今回アップデートされたβプログラムは，「Beta than Ever」と題された，バージョン「0.90.0」の最新版だ。アーリーアクセス版はサンドボックスに近いものだったが，今回からは公表されていたシステムがすべて実装されており，今後はゲームのバグチェックや最適化を中心に，開発の最終段階に突入していく。本作はSteamにて，2980円（税込）で販売されているので，気になる人はチェックしてみよう。

「Kerbal Space Program」公式サイト