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第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇

第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇
公式サイト http://srw-z3-tengoku.suparobo.jp/
発売元・開発元
発売日 2015/04/02
価格 パッケージ版,ダウンロード版:各8070円(+税)
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このゲームの読者の評価
55
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  • オリジナルジェネレーションをプレイしてる気分だった 40
    • 投稿者:有明さん(男性/30代)
    • 投稿日:2015/04/17
    良い点
    ●一部を除いた戦闘アニメーション
    νガンダムや00作品の機体は相変わらず素晴らしい出来です。
    よく動くだけではなく、原作のシーンを取り入れている戦闘アニメーションもあり見ていて楽しめました。

    ●戦闘セリフが豊富
    前作ではセリフの使いまわしが目立ちましたが今回ではそのようなこともあまり感じませんでした。
    対ボス戦闘はもちろんのこと、重要なシナリオにおいても専用セリフがあって素晴らしかったです。

    ●難易度
    今までの同シリーズと比べると難易度が高めに設定されています。
    これまでがMAP兵器+覚醒で敵を蹂躙するだけのゲームだっただけに今回は丁度良いと感じました。
    悪い点
    ●一部の戦闘アニメーション
    高クオリティな戦闘アニメーションが多い中、残念なものが目立ました。
    一枚絵を動いてるかのように見せかけているだけのもの、トドメ以外だと非常に地味なもの、そもそもクオリティが低すぎるものなどなど・・・。

    ●SEED作品の顔グラフィック
    第2次Zまでは普通だったのに第3次Zに入ってから突然変貌したSEED作品の顔グラフィック。
    前作に引き続き、あまりにも酷いの一言。
    名前を隠してパッと見ただけだと誰だか分からないというレベルです。
    なぜこんなことに・・・。

    ●隠し要素が少ない
    単純に数が少ないということもあるのですが、原作において死亡するある人物がほぼ出番なしで退場という展開にはガックリときました。

    ●燃える展開で燃えない
    前作にもあった特定の戦闘でゲーム主題歌が流れる展開。
    普通であれば非常に燃える展開なのですが、主題歌を垂れ流すだけで何の編集をされていないために歌がループせず、1曲分が終わると少しの間空白が発生するので萎えます。
    ループさせるなりアレンジするなり色々と方法はあるのですから頑張ってほしかったです。

    ●オリジナル要素が濃すぎる
    本作の8割はオリジナルで出来ていると言われても納得のいく程にオリジナルばかりのシナリオ。
    この内容でクロスオーバー作品と言われても疑問が残ります。

    ●版権作品の扱いがおざなり
    オリジナル要素にシナリオを割きたいんです、という製作者の考えが透けて見えるおざなり感。
    中盤でほぼ話が終了する作品、超展開で進む作品、敵勢力の存在を抹消したかのような扱い作品etc...
    クロスオーバー要素もかなり少ないです。

    ●オリジナルシナリオの伏線を放り投げる
    未回収だったり不透明なままだったりするオリジナルシナリオの伏線がちらほらと。
    それだけならまだしも、完結篇なのに新たな伏線を投入するという暴挙(当然未回収)。
    これらの伏線はオリジナルジェネレーションで回収するから是非買ってくださいね!と宣伝されているような気分でした。

    ●ラスボスがつまらない
    あれだけ恐ろしい存在であるという伏線を張ってきたにも関わらず、それに見合わない小物。
    その上、小物という個性を全く活かせていないためにただの1キャラクターとして見ても全く魅力がありません。
    総評
    とにかくオリジナル要素ばかり。
    その上オリジナルジェネレーションへと繋げるであろう伏線の投入。

    版権作品を出汁にしたオリジナルジェネレーションという言葉がシックリときますね。
    少なくとも私の望んだZシリーズ最終作ではありませんでした。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 3 3 2 3
  • スパロボに必要なのは『原作再現』ではなく『クロスオーバー』! 70
    良い点
    ●何年も引っ張ってきたZシリーズをちゃんと畳んだ
     一部謎をOGシリーズに投げたり強引な感じもありましたが
     真化いいですねZオリジナルでは一番好きになりました


    ●戦闘アニメの出来が素晴らしい (一部)


    ●武器別にカスタムサントラを設定できるようになった


    ●難易度が若干上がった (人によっては悪い点になるでしょうが)


    ●DVE(キャラボイスありのイベント)が多かった
     アニメ化されてないフルメタルパニック(原作小説版)も多く用意されていたのが◎


    ●初回特典のオリジナル勢のみ登場の連獄篇という前日譚
     こういう形でオリジナル勢の掘り下げを行うのは歓迎、スパロボ次作でも導入してDL版を予約購入した人は発売日の何日か前からプレイできるとかしてほしい
    悪い点
    ●シナリオ関連

    ・スパロボオリジナル勢の話が多い
     最終作ということである程度覚悟してましたがここまでとは……
    オリジナルが版権作品と絡むならいいんですが、オリジナルオンリーは……

    ・版権作品の扱いが全体的にやっつけ
     いるだけ参戦多数、分岐ルートで出番終わり以後空気、原作イベント垂れ流し等

    ・クロスオーバーが少なく、盛り上がりに欠ける
     第2次Z再世篇のガンダムWと00、時獄篇のアクシズ落しのような盛り上がるイベントがないのに何十時間もプレイするのはつらい


    ●戦闘アニメの出来栄え格差
     出来のいいものは100点120点、ほかは40〜80点

    自分の好きなユニットが手抜きアニメで文句を言うなと言われても……

    時獄篇で大荒れして反省したのか「時獄篇よりはマシになった」と言えますが
    それでも褒められるような出来ではない
    全ユニット80点なんて望みません、各版権主人公は80点以上の出来でお願いしますよ


    ●音楽関連

    ・収録曲が少ない

    ・収録曲のチョイスに疑問

    ・カスタムサントラの音量が個別に設定できない

    ・バグなのか設定したカスタムサントラがデフォルト曲に戻ることがよくある


    ●プレイアブルキャラクターのチョイスがおかしい
    ・Zガンダムのカツエマ、逆襲のシャアのハサウェイなどが使えるのに、種死のアスランルナマリアレイ、オーガスのオルソンなどが他キャラの戦闘アニメの武装と化してる
    ・ソーラーアクエリオンから他に変形できないって何ですか


    ●隠し要素が少ない、予想されていたものばかり
    いっそDLCで新機体売ってもいいですよ、なにもないよりまだマシ


    ●ボトムズの扱い
     新機体なし、新武装1個(ガンダム勢のビームライフル的な位置)、戦闘アニメ使いまわし、多くのエピソードを捨てる、分岐ルートで唐突に現れさっさと退場するボス
    ファンを馬鹿にしてるんですか?


    ●エヴァQはエヴァ4機だけ参戦
     エヴァ勢だけ壁を作ってて作中で浮きまくってるんですが
    参戦させるならミサトさん他もちゃんと出して改変してください


    ●合体攻撃少ないですね
    ・トップをねらえ1と2が競演してるのに合体攻撃なしですか
    ・再世篇にあった真ゲッターと真ドラゴンの合体トマホーク削除ですか
    総評
    Zシリーズ最終作の本作は無印Zと同じくらい版権作品の扱いが雑で
    最終作なのに気持ちよく終われない作品になってしまっている


    個人的に最も期待していたアニメ化されていないフルメタル・パニック(原作小説版)の扱いが雑だったのが一番残念
    新規戦闘アニメは原作の描写を参考にすればいいのに  参考にしてこれ?
    原作版にしかいないキャラも何名か出てくるが「ただ出てきただけ」で後は放置
    シナリオは駆け足で原作を垂れ流すだけで他作品との熱いクロスーバーなし
    スパロボに原作垂れ流しは必要ない、スパロボだからできる『if』が見たいんです


    『まだ○○のシナリオ残ってるから○○のシナリオはさっさと消化しときます』
     ↑こういう事を感じさせないように作ってもらいたい


    DVEを数多く用意したり前作で不評だった戦闘アニメを修正しようとしたり何かとユーザーを喜ばせようとしてるのがわかるが『製作期間が足りないから我慢して』と言ってるのが伝わって来て悲しい


    ボトムズ、オーガス、フルメタ(原作版)、トップをねらえ1、2の競演、新旧アクエリオンの競演などはガンダム等の常連組と違いそうそうスパロボでもお目にかかれないと思うので、本作の完全版か新しいスパロボでの救済を望みます
    新しいスパロボは据え置き機で、本作と同じ開発かOGと同じ開発でお願いします
    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 3 5 3 3
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