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ベスト8が決定し,日本勢は残り3人に。「ウルトラストリートファイターIV」世界一を決める「Capcom Cup Finals 2015」現地レポートまとめ
2015年をとおして,世界各地で開催されてきたプロツアー対象大会を勝ち上がり,実力を認められ集められたファイナリスト達。この32名によって頂点が争われるダブルエリミネーショントーナメントが,このCapcom Cup Finalsだ。
4Gamerでは今年もTwitterの@4GamerLiveアカウントから,現地の情報を写真と共にお届けしていく予定だ。投稿したTweetはこの記事にまとめていくので,月曜の朝から徹夜は辛いという社会人の読者もお楽しみに。
なおストリーミング配信のスケジュールなどは,先に掲載した観戦ガイドに詳しいので,ぜひそちらを参照のこと。配信アドレスはTwitchのCapcomFightersとCapcomFiters2(ともに英語実況),そしてカプコンTV(日本語実況)でも行われるので,観戦予定の人はこちらも合わせてチェックしておこう。
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Twitch:CapcomFighters1(英語配信1)
Twitch:CapcomFighters2(英語配信2)
「カプコンTV」(日本語配信)
「The Capcom Cup 2015」公式サイト(英語)
「Capcom Cup Finals 2015」公式トーナメント表
@4GamreLive現地レポートまとめ
- 皆さん,おはようございます! ストIVシーン7年間の総決算,Capcom Cup Finals 2015がいよいよスタートします。会場となるMoscone Centerは2000人を収容できる大きさ。
- 本大会では,選手それぞれにモニタが用意されており,いわゆる“隣り合わせ対戦台”ではないようです。日本人選手からは対戦環境に安堵する声も上がっていました。
- @4GamerLiveでは,Capcom Cup Finals 2015の激戦の模様を,サンフランシスコの現地から写真と共にお届けしていく予定です。こちらはリハーサル中の代表選手達。
- 当日の朝,続々と会場入りしてくる選手達。左からウメハラ選手,マゴ選手,ときど選手のTeam Mad Catz勢。
- 左からDark Jiewa選手,Xiao Hai選手,Dakou選手の中国勢。
- 日本人選手が団体で到着。左からだしお選手,トンピー選手,志郎選手,ミッセ選手,ネモ選手,板橋ザンギエフ選手,ふ〜ど選手。
- Red Bullアスリート,ボンちゃん選手もほどなく到着。
- かずのこ選手(左)は,Infiltration選手(中央),Poongko選手(右)の韓国勢に混じって会場入り。
- 小雨がぱらつくサンフランシスコに現れた,アメリカ最強アベル使い801 Strider選手はなんと半袖。「……So Cold!」とのこと。
- 昨年のCapcom Cup優勝者 ももち選手が会場入り。表情はやや緊張気味?
- Team Razerのプロゲーマー,RB選手。ロレント,ガイ,ヒューゴーなどを使いこなす,台湾の強豪選手です。
- シンガポールが生んだ世界最強の元使い,Xian選手。今大会ではどんな妙技を見せてくれるのか。
- EVO2014覇者・Luffy選手。欧州王者の貫禄を感じさせる,余裕の表情。
- 今大会の台風の目となるか。ブラジルの超強豪アベル使い,Keoma選手。
- EVO2015での準優勝達成が記憶に新しい台湾の英雄,GamerBee選手。
- 世界最高峰のガイル使い,Dieminion選手。同選手はウメハラ選手の初戦の相手でもあります。
- アメリカ最強のザンギエフ使い,Snake Eyez選手(右)。本大会のメインMCを努めるMike Ross氏(左)と共に登場 。
- 選手入場がスタート。昨年度の覇者,ももち選手が姿を見せると,会場からは大きなMomochiコールが沸き起こっていました。
- ストIVシリーズ総合プロデューサー・小野義徳氏も応援に駆けつけています。
- いよいよ第1試合がスタート! ももち選手のケンに対し,RB選手がヒューゴーを選択すると,会場からは大きな声援が。
- なお,第2試合目となる板橋ザンギエフ選手 vs. /r/Kappa|Poongko選手の試合は,ゲーム音が聞こえないというトラブルがあり,まだスタートしていません。
- ケンの逃げジャンプ強Pに対し,メガトンプレスによる反撃で先行したRB選手ですが,続く試合ではももち選手が殺意リュウにキャラ変更。冷静な対応で2セット連取し,RB選手をLoser'sに叩き落としました。
- 第2試合目では,板橋ザンギエフ選手が相手のお株を奪うダブルアップで食らいつくも,Poongko選手の冷静な対処の前に敗退。Loser'sから再起を狙います。
- ふ〜ど選手 vs. HumanBomb選手による第3試合では,HumanBomb選手の細かなフェイロン対策,そしてここぞの攻めが機能し一気に2連勝。ふ〜ど選手はLoser'sへ。
- 第4試合,Mad Catz|マゴ選手 vs. Dark Jiewa選手では,マゴ選手のヤンが終始安定した試合運びを見せ,危なげなく2連勝を果たしました。
- CapcomFighters2ではLoser'sがスタートしています。写真はRB選手にタイムアップでの逃げ切りを決めた瞬間の板橋ザンギエフ選手。
- 春麗使いのValmaster選手に対し,ポイズンを選択したXian選手。ジリジリした攻防が続きましたが,戦いを制したのはXian選手。しかしValmaster選手も健闘し,会場はこの日一番の盛り上がりに。
- ネモ選手とだしお選手の日本勢力対決。ロレントvs.セスによる壮絶な殴り合いが展開されましたが,勝ったのはだしお選手。ネモ選手はLoser'sへ。
- ヒーリングで持久戦を狙うGamerBee選手に対し,フェイロンでその守りをこじ開けようとするGackt選手の戦い。時間をいっぱいに使い,第3試合までもつれましたが,勝ったのはGamerBee選手。
- Loser'sでのネモ選手 vs. Valmaster選手という試合では,Valmaster選手の早めの切り返しが功を奏し,終始ペースを握る展開に。ネモ選手はここで無念の敗退となりました。
- 北米最強ザンギエフ・Snake Eyez選手vs.ブラジルの新星・Keoma選手の戦い。Keoma選手のアベルが“太い”選択肢を通しまくり,番狂わせのストレート勝ち。まさに今大会の台風の目となりました。
- 韓国Infiltration選手と中国Dakou選手のアジア対決。Dakou選手の殺意リュウにディカープリで応じたInfiltration選手が貫禄の勝利。
- アメリカのカリスマJustin選手 vs. 社会人プロゲーマー・トンピー選手の試合では,Justin選手のローズに対し,ソウルサテライト絡みの攻めを凌ぎ切ったトンピー選手が見事勝利。
- ときど選手と志郎選手の第11試合は,バクステ狩りと大胆な攻めが効を奏した志郎選手が勝利。先のKeoma選手に負けじと,アベル勢の意地を見せつけました。
- ウメハラ選手とDieminion選手による日米対決は,天魔空刃脚による強引な接近,そしてその後の読み合いの強さを見せつけたウメハラ選手が怒涛の2連勝。
- Loser'sでは,ザンギエフにサガットを被せてきたGackt選手に対し,Snake Eyez選手は殺意リュウで対抗。続くフェイロンも撃破し,Gackt選手を敗退に追い込みました。
- ミッセ選手の怒濤の攻めに,アパカで切り返しを狙うボンちゃん選手の対決。しかしまことの攻めの勢い止まらず,ボンちゃん選手はLoser'sへ。ミッセ選手はガッツポーズで歓声に応えます。
- Loser's,ときど選手 vs. Dieminion選手は一進一退の激戦に。最後は切り返しのサマーに対し,阿修羅閃空〜天衝海轢刃を決めたときど選手に軍配。どうやら演出中に勝利を確信したようでした。
- Luffy選手対Problem X選手の欧州対決。Luffy選手優勢と思われたこのカードですが,ローズの攻めを的確にいなしたProblem X選手が勝利。
- 1回戦の最後はCEO2015の再現となる801 Strider選手vs.かずのこ選手。ヒヤリとする場面が幾つもありましたが,最後はかずのこ選手がゲージ有利を活用しての貫禄勝ち。
- Winne's2回戦は,ももち対Poongko/HumanBomb対マゴ/Xian対だしお/Gamerbee対Keoma/Infiltration対トンピー/志郎対ウメハラ/ミッセ対NuckleDu/Problem X対かずのこの組み合わせ(敬称略)。
- Loser's 1回戦最後は801 Strider選手 vs. Luffy選手。この米仏対決では,Luffy選手が持ち味とする冷静な立ち回りを見せて勝利。
- 2回戦の初戦はももち選手とPoongko選手の対決から。この戦いは的確な暴れで相手の攻め手を潰したPoongko選手が勝利。ももち選手はLoser'sへ。
- Loser'sの日本勢では,板橋ザンギエフ選手,ふ〜ど選手,ときど選手が2回戦に駒を進め,Valmaster選手に敗れたネモ選手,XiaoHai選手に敗れたボンちゃん選手がトーナメントから姿を消しました。
- 休憩を挟んで再開した2回戦。マゴ選手vs.HumanBomb選手の対決は,僅差の勝負を制したHumanBomb選手の勝利。マゴ選手はLoser'sへ。
- Poongko選手に敗れたももち選手は,Loser's 2回戦でEVO2014覇者・Luffy選手と激突。この戦いではLuffy選手の勝負勘が冴え渡り,Capcom Cup 2014覇者を沈めました。
- Xian選手vs.だしお選手のWinner's2回戦第3試合。だしお選手のセスが序盤Xian選手を圧倒するも,動じることなく立ち回ったXian選手が勝利。
- GamerBee選手vs.ケオマ選手のWinner'sでの対決。アベルのポテンシャルを十全に活かしたケオマ選手が,なんと台湾の英雄をLoser'sに送りに。
- Loser's 2回戦,マゴ選手のヤンに対し,Xiao Hai選手はエレナを選択。この試合は,ここぞの読み合いを上手に進めたマゴ選手が勝利をもぎ取りました。
- Infiltration選手とトンピー選手の対決は,終始Infiltration選手が優勢に立つ展開に。ディカープリが変幻自在の攻めをみせ,危なげなく勝利。
- ときど選手 vs. だしお選手──,Loser's 2回戦で勃発した日本勢同士の潰し合いは一進一退となりましたが,最後でときど選手が一歩上回りました。
- カプエス2全国大会を彷彿とさせる,ウメハラ選手vs.志郎選手の因縁対決。ここはウメハラ選手が盤石な立ち回りで勝利。志郎選手はLoser'sに回ります。
- ミッセ選手vs.NuckleDu選手の対決は,初戦こそNuckleDu選手に譲りましたが,ミッセ選手の攻め手は緩まず。ミッセ選手が怒濤の攻めで勝利しました。
- Winner's2回戦最終戦,Problem X選手とかずのこ選手の対決は,かずのこ選手が危なげない試合運び。最後は幻影陣コンボで勝利しました。
- Loser's 2回戦が終了し,ふ〜ど選手はNuckleDu選手の前に敗退。3回戦は板橋ザンギエフ対NuckleDu/志郎対SnakeEyez/GamerBee対ときど/マゴ対Luffy(敬称略)。
- ここからWinner's3回戦。Poongko選手とHumanBomb選手の対決では,HumanBomb選手のアケコンが断線するトラブルが。長い中断がありましたが,結果はPoongko選手の勝利。
- 快進撃を続けるダークホースKeoma選手,次はXian選手と対決。一進一退でフルカウントまでもつれ込むも,勝ったのはXian選手。しかしKeoma選手の健闘に,会場からは大歓声が。
- 殺意リュウのウメハラ選手に対して春麗を選択したInfiltration選手。立ち回りで押され気味なウメハラ選手でしたが土壇場で大逆転。大歓声と共に準決勝へ。
- 3回戦の最後はミッセ選手vs.かずのこ選手。ここはかずのこ選手がミッセ選手をほぼ封殺する流れで勝利。Winner'sベスト4に進出しました。
- Loser'sでのInfiltration選手とLuffy選手の対決。ローズに対してディカープリで挑んだInfiltration選手はバクステ狩りUC2という神業を披露。Luffy選手はここで敗退です。
- ミッセ選手とときど選手がLoser'sで激突。序盤優勢に立ち回るときど選手でしたが,まことの火力が後半にきて爆発。ミッセ選手がときど選手を下しました。
- ザンギエフ vs. ガイル──,往年の組み合わせとなった板橋ザンギエフ選手とNackleDu選手の試合では,板橋ザンギエフ選手がギリギリで競り勝ち,「これは大きいぞい〜!」と雄叫びを上げていました。
- HumanBomb選手 vs. Snake Eyez選手は2対2で決定戦にもつれ込む展開に。悩んだHumanBomb選手はサガットを被せるも,Snake Eyez選手は全く揺るがず。
- ベスト8最後の一枠は,Keoma選手と板橋ザンギエフ選手で争われることに。ギリギリのシーソーゲームとなり決定戦にもつれ込みますが,後半に向けて対応策を修正してきたKeoma選手に軍配。
- ベスト8が出揃いました。Winner's:Poongko対Xian/ウメハラ対かずのこ,Loser's:Keoma対SnakeEyez/ミッセ対Infiltration(敬称略)。日本3名,韓国2名,シンガポール/ブラジル/アメリカ各1名です。
- 遂にベスト8がスタートしました! 初戦はWinner's側で,韓国が生んだ超攻撃的セス使い/r/Kappa|Poongko選手と,EVO2013を制した世界最強の元使い,Xian選手が激突します。
- Poongko選手の持ち味である大胆な攻めが功を奏し,先にマッチポイントへ。しかし,Xian選手の粘りは尋常ではなく,巻き返して逆転勝利。Xian選手は一足先にWinner's決勝へ。
- もう一つのWinner's準決勝はウメハラ選手 vs. かずのこ選手という日本人対決に。この試合はかずのこ選手が圧倒,第5期TOPANGAリーグを彷彿とさせる展開で,3連勝して決勝進出を決めました。
- Loser'sベスト8ではSnake Eyez選手 vs. Keoma選手戦が再び勃発。投げどころで読み勝ったSnake Eyez選手が1回戦の雪辱を果たすと,場内に「USA」コールが沸き起こりました。
- 攻めのミッセ vs. 守りのInfiltrationという展開となったLoser'sベスト8では,ワンチャンスを手繰り寄せるようなミッセ選手の攻めが煌めき,Infiltration選手を崩し切りました。
- Loser's準決勝第1試合は,日本格闘ゲーム界の至宝ウメハラ選手と,北米を背負って立つSnake Eyez選手による日米対決。ここは徹底的なザンギエフ対策を披露したウメハラ選手が危なげなく勝利。
- 日韓オフェンス力対決とさえ言えるミッセ選手 vs. Poongko選手によるLoser's準々決勝では,守りの巧みさも見せたPoongko選手が3-1で勝利。ウメハラ選手の待つLoser's準決勝へ。
- 世界最強の元使いXian選手と,唯一無二のユン使いかずのこ選手によるWinner's Finalは,Xian選手の勝負強さを上回る決定力を見せたかずのこ選手が圧倒し,Grand Finalへ!
- Loser's準決勝は,ウメハラ選手が立ち回りで圧倒すればPoongko選手も攻めで取り返す意地のぶつかり合いに。しかし最後はウメハラ選手の暴れが刺さり,Xian選手の待つLoser'Finalへ!
- Loser's Finalでウメハラ選手に立ちはだかるのは,Xian選手の古のメインキャラ,ダルシム! しかしウメハラ選手は一気に2連勝を果たし,3戦目に登場した元も撃破してGrand Finalへ!
- Winner's Finalでかずのこ選手に3連敗を喫したウメハラ選手ですが,Grand Finalでは動きを修正して食らいつきます。しかしかずのこ選手の勢いは揺るがず、見事優勝を果たしました!
- 表彰式後,小野Pから来年のPro Tourの告知が。「賞金総額は今回と同じく総額50万$。タイトルはストVです」とのこと。最後は定番の昇龍拳で締め,イベントはお開きとなりました。
- @4GamerLiveでの実況も,これにて終了となります。観戦していた皆さんも,長時間お疲れ様でした! また次のイベントでお会いしましょう!
「ウルトラストリートファイターIV」公式サイト
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