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PS4向けのFree-to-Play型TPS「Drawn to Death」が発表。落書きノートから一つの世界を作り上げた驚きのアートワークに注目
本作は,絵の得意な高校生のノートの落書きを,そのままゲームグラフィックスにしてしまったかのようなアートワークが独創的なサードパーソンシューティングだ。
高校生の落書きと言っても,イメージは悪魔やモンスター,内臓表現などをモチーフにした,ヘビメタ好きな男の子の絵といったもので,それがそのまま3Dグラフィックス化されて,ゲームキャラクターや背景,さらには炎や爆破のようなエフェクトになっているのが面白い。
最大で4人のプレイヤーがデスマッチを繰り広げるFree for All専用のアリーナシューターとなる「Drawn to Death」は,今回のデモではタトゥーだらけのモヒカン男,悪魔のような角を付けた女性,フランケンシュタイン風のコウモリ男,そして熊の被り物つけた凶悪犯といった感じの4体のキャラクターが利用できるようになっており,それぞれがさまざまなスキルやパワーを持っている。
5キルを達成すると,落書きをした高校生自身の手と思われる大きな手が発動でき,プレイヤーを別のところに移動させたり,体力を回復させるドリンク剤を注いだり,さらには鉛筆を握りしめたまま敵を串刺しにしたりといった,スペシャルパワーが利用できる。現在のデモでは,1人のプレイヤーにつき最大で3回分のスペシャルパワーが繰り出せるようだが,相手にキルされると1ポイント分が差し引かれてしまうので,それほど使える頻度は高くないようだった。
San Diego Studiosのスタッフによると,有料アイテムは販売するものの,Pay-to-Winにはしたくないとのことで,基本的には衣装アイテムなどが販売されていく見込みだ。デスマッチしかないというのが気になるところだが,一目見ただけで「Drawn to Death」だと分かる,唯一無二のユニークな作風で,アクションのスピード感もなかなかのもの。2015年中には開始されるというβテストに期待しつつ,今後の詳細発表を楽しみにしよう。
「Drawn to Death」公式サイト
- 関連タイトル:
ドローン・トゥ・デス
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