リリース
2Dスプライトアニメ作成ツール「OPTPiX SpriteStudio」が無償更新。作業効率の改善を図る機能が追加される
OPTPiX SpriteStudio | |||
配信元 | ウェブテクノロジ・コム | 配信日 | 2014/12/02 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
OPTPiX SpriteStudio Ver.5.3.5を公開
株式会社ウェブテクノロジは、2Dスプライトアニメーションデータ作成ツール「OPTPiX SpriteStudio」の無償アップデートを2014年12月2日に公開いたしました。今回のアップデートではスプライトアニメーションをより効率的に作成できる機能を搭載いたしました。またアップデートにあわせ、ゲームエンジン「Unity」の3D空間上でOPTPiX SpriteStudioの2Dのアニメーションデータを表示・制御する「SpriteStudio 5 Player for Unity」をUnity Asset Storeで公開いたしました。
今回公開したアップデートやSpriteStudio 5 Player for Unityは、ユーザーの皆様から寄せられたご要望やご意見を反映させる形で開発を行いました。ウェブテクノロジではこれからもユーザーの皆様の声に耳を傾け、ツールの開発やサービスの提供を通じて「クリエイターを笑顔に」を実現していきたいと考えています。
■OPTPiX SpriteStudio Ver 5.3.5 新機能概要
1. 2Dスプライトアニメーションデータの作成作業を効率化
複数のパーツのアトリビュートの一括変更に対応。「ダメージを受けた際にキャラクターを赤く点滅させる」などアニメーション全体の表示状態を変更したり、「UIのボタンのY座標を揃える」など表示位置を揃える際に、該当するパーツをまとめて選択し、一括で数値を指定できるようになりました。
また、従来の絶対値入力だけではなく相対値での入力にも対応。移動するピクセル数や回転する角度の増減値や倍数を指定するだけで簡単に処理できるようになりました。
アトリビュート一括編集 |
2. 作成後のアニメーションデータの修正・更新を効率化
「不要なキーの削除」の機能を追加。アニメーションデータ内の重複キーを削除し、データを最適化することでアニメーションに影響を与えることなく容量を削減することができるようになりました。
enish様のスマートフォン用ゲームアプリ「千年の巨神」ではアニメーションデータを71.6%まで削減できたケースもありました。また、アプリ全体で見た場合はアニメーションデータだけで25MBものデータを削減。ファイルサイズのコンパクト化に大きく寄与しました。
無変化キーの削除機能での例 (C)enish inc.ALL rights reserved. |
千年の巨神公式ページ
http://www.1000kyoshin.com/
■SpriteStudio 5 Player for Unity 概要
SpriteStudio 5 Player for Unity (以下SS5PlayerForUnity)は、OPTPiX SpriteStudioで作成したアニメーションデータをUnity上で表示・制御するためのUnityアセットです。本アセットを利用することで、OPTPiX SpriteStudio 5で作成した複雑な2DアニメーションデータをUnityの3D空間の中で再生可能となります。
Unityは最小限のコーディングでゲームを開発することができますが、得意とするゲームのスタイルは「3D」です。2Dの演出に関する機能は用意されているものの、多関節パーツや頂点変形、キーフレーム補完を使った複雑なキャラクターアニメーションの作成は手軽に行えるとは言えません。そこで開発されたのがSS5PlayerForUnityです。
SpriteStudio 5 Player for Unity
http://www.webtech.co.jp/spritestudio/ss5player/
SS5PlayerForUnity 公開について
Unityユーザーが気軽に利用できる様、Unity Asset StoreでSS5PlayerForUnityを公開しました。
Unity Asset Store
https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/22916/
またGitHubではSS5PlayerForUnityの他、Cocos2d-xなどの各種ゲームエンジン向けのSpriteStudio関連ツールも公開しています。
GitHub/SpriteStudio
https://github.com/SpriteStudio/
■OPTPiX SpriteStudio 概要
製品名称
「OPTPiX SpriteStudio 5」 (オプトピクス スプライトスタジオ ファイブ)
特長
2Dスプライトアニメーションデータ作成ツール OPTPiX SpriteStudioはスプライトアニメーションデータを制作する際の煩雑な手間を削減することで、制作効率を大幅に改善します。OPTPiX SpriteStudioを使えば、スプライトアニメーションデータの制作をデザイナー単独の作業で完結できるようになります。
また制作されるデータは、あらゆるゲームシーンで利用できる「超汎用」データで、使いまわしも思いのまま。コンシューマゲーム機やスマートフォン(iOS / Android)などのプラットフォームを想定して、各種ゲームエンジン「Cocos2d-x」「CoronaSDK」「Unity」「Unreal Engine 4※」に対応し、さらに「HTML5」用のデータ形式をサポートしています。Windows 、Mac OSに対応し、英語モードも搭載しています。
※Unreal Engine 4は近日対応予定です。
販売価格
フルライセンス | 95,000円 / ライセンス 2014年12月末までPayPalでご購入の場合は 92,500円 / ライセンスでご購入いただけます。 |
サブスクリプション | 1ヶ月当たり 5,500円 / ライセンス 契約期間は6ヶ月単位となります。 |
アップグレード | 48,000円 / ライセンス OPTPiX SpriteStudio 4からOPTPiX SpriteStudio 5フルライセンスへのアップグレード |
動作環境
Windows 版 | Mac 版 | |
---|---|---|
対応OS | Windows 8 / 8.1(64bit) ※1 Windows 7(64bit/32bit) Windows Vista(32bit) 日本語版Windows, 英語版Windows |
OSX Mavericks(10.9) OSX Mountain Lion(10.8) OSX Lion(10.7) |
対応機種 | 上記OSが正常に動作するもの | |
CPU | Intel Core 2Duo 2GHz以上 | |
GPU | OpenGL Version 2.1以上 VRAM512MB以上 |
OpenGL Version 2.1以上 VRAM256MB以上 |
メインメモリ | 2GB以上(使用状況によりさらに増加) | |
グラフィックス | 1024x768(フルカラー)以上を推奨 | |
ネットワーク | インターネット接続環境が必要 |
「OPTPiX SpriteStudio」製品ページ
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