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マビノギデュエル
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印刷2015/12/26 12:00

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【PR】「マビノギデュエル」徹底攻略ガイド第1回:デッキ構築のイロハと“勝つ”ためのゲームプランニングについて

画像集 No.010のサムネイル画像 / 【PR】「マビノギデュエル」徹底攻略ガイド第1回:デッキ構築のイロハと“勝つ”ためのゲームプランニングについて

 2015年11月19日,スマートフォン向けデジタルTCG「マビノギデュエル」iOS / Android)の配信がスタートした。本作は,12枚のカードで構成されたデッキと5種類の「資源」をうまく活用し,相手プレイヤーの体力(ライフポイント)を先にゼロにしたほうが勝ちというルールの対戦型カードゲームだ。
 本作は,一般的なTCGよりもデッキを構成するカード枚数が少なくいため(12枚),TCG初心者でも気軽に楽しめそうな印象を受ける人もいるだろう。しかし,「山札が存在しない」「レベルアップの概念がある」など独自要素も多く,ベテランTCGプレイヤーにとっても挑戦しがいのある作品に仕上がっている。

 4Gamerでは,「デッキメイクのコツを知りたい」「アリーナで勝ちたい」と考えているプレイヤーに向けて,複数回に分けて本作の攻略ポイントを解説していくことになった。第1回となる本稿では,マビノギデュエルにおける基本的なデッキ構築術について紹介していこう。

 なお,主にデッキ構築について説明するという連載の性質上,ゲームの遊び方に関する解説は基本的に行わないので,その点はご了承を。本稿を通じてマビノギデュエルに興味を持った人は,「こちら」のプレイレポートを参考にしつつ,実際にゲームをプレイしてから参考にするといいだろう。

「マビノギデュエル」公式サイト

「マビノギデュエル」ダウンロードページ

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レアリティ≠カードの強さ


 “カードバトルRPG”と呼ばれるソーシャルカードゲームを遊んでいる人であれば,「レアリティの高いカードはとにかく強い」という認識を持っているかもしれない。マビノギデュエルにおいても「同じような感覚でデッキを組めば楽勝なのでは?」と考えてしまうかもしれないが,対戦型デジタルTCGである本作ではその考えは通用しない。

 デッキを組むうえでまず気をつけたいのは,カードの使用に必要な“資源コスト”だ。コストが高すぎて実戦では使いづらい高レアリティカードも,本作にはいくつか存在する。以下に紹介する「究極:生命の波」「究極:時間逆行」などは,その典型といえるカードなのだ。

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 「究極:生命の波」「究極:時間逆行」は,マビノギデュエルの中でもかなりレアリティの高い★4のカードだが,使用に必要な資源コストはいずれも10以上と極めて高め。これだけの資源コストをバトル中に溜めること自体が現実的ではないので,レアリティの高さに惹かれて安易にデッキへ組み込まないようにしよう。

 また,資源コストは実用に耐え得るものであったとしても,単純にカードがそれほど強くないというケースもあるし,その逆のパターンもある。以下の「吸血鬼:マリカ」「ヘルハウンド」は,その例として挙げられる対照的なカードだ。

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 上図の「吸血鬼:マリカ」は最高レアリティの★4カードだが,体力も攻撃力も1。さらに,能力の発動条件もかなり厳しいので,ほかのカードによる充分なサポートがなければ,資源コスト3に見合ったリターンは得られない。
 一方,同じ闇陣営の「ヘルハウンド」は★2のカードだが,攻撃力は5,体力は8,さらに登場時に敵陣の全てのユニットに3ダメージを与える。「吸血鬼:マリカ」に比べて圧倒的に使いやすく,かつ場面を選ばずに充分なリターンを計算できるカードだ。

 基本的に,クリーチャーの強さを判断するときは,レアリティよりも攻撃力,体力,防御力の数値を見ることが大事だ。これらの数字が高いクリーチャーは,基本的に場面を選ばず活躍してくれるので,デッキに入れておいて損はない。
 また呪文についても,単純に与えるダメージの数値が高いカードは,とりあえずデッキに入れておけば一定のリターンが期待できるので,そのようなカードは“強い”と判断して問題ない。

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 そういった意味では「スケルトン」は極めて優秀なカードといえるだろう。最低レアリティの★0カードだが,資源コスト1で攻撃力4,体力4と使い勝手がすこぶるいい。スケルトンはスターターデッキ「黒き野望」にも入っているカードだが,オリジナルデッキの採用候補になるポテンシャルを秘めている。
 「襲撃」も,スターターデッキの「光の連合軍」に含まれるカードだが,資源コスト2で6ダメージ,条件さえ満たせば12ダメージを与える優秀な呪文カードだ。
 このように,最低レアリティのカードにも有用なものは多数存在するので,パッと見のレアリティに惑わされず,カードそのものの効果をしっかり見ていこう。

 もちろん,攻撃力や体力が低めに設定されていても,カードの副次的な効果が強力な場合もあるのだが,少なくとも初心者のうちは,純粋にパラメータが高いカードを中心にデッキを組むのが無難だ。ゲームに慣れるまではパラメータが高いカード,もしくは,副次的効果が場面を選ばないカードを採用することをオススメしたい。


“勝つための”デッキ構築では資源コストに気を配れ!


 どんなカードが“強い”のかが分かったところで,実際にそれらを用いてデッキを組んでみよう。デッキを組む上でとくに意識したいのは,カードを使用するための資源コストだ。いくらカードが強いといっても,資源コストが5以上のカードばかりでデッキを組んだらどうなるか。最速でも動き出せるのが3ターン目,資源の獲得次第では4ターン目からの行動となるので,その間対戦相手に好き放題やられることになるわけだ。
 相手が序盤からクリーチャーを展開してくる速攻タイプのデッキを使っている場合,何も出来ずに勝負が終わってしまうこともあるだろう。

 デッキを構築するうえで重要なのは,「どのようなゲームプランで戦うか」ということ。序盤からクリーチャーを展開したいなら,スケルトンのような低コストで場に出せるクリーチャーをデッキに入れる必要があるし,逆に序盤を耐えて終盤に勝負をかけたいのであれば,相手のクリーチャーを除去するために襲撃のような低コストのダメージ呪文が必要となる。
 いずれにせよ,序盤から動くための何かしらのカードは必要なので,1〜2コスト帯のカードを最低2枚,必ずデッキに入れておくようにしたい。

これは例として極端かもしれないが,いくら強力なカードを選んでも,高コストカードばかりでデッキを組んでしまったら,動き出す前にやられてしまいかねない。序盤から使えるカードは,最低2枚はデッキに組み込んでおきたい
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 逆に低コストカードばかりのデッキを組んでしまうと,資源が大きく溜まる終盤に弱いクリーチャーしか展開できず,相手の高コストクリーチャーに対応するのが難しくなる。「終盤までには勝負を決める」というゲームプランに則した戦略/戦術を立てているならそれも悪くはないが,基本的には序盤,中盤,終盤それぞれのタイミングで活躍できるカードを,バランスよくデッキに入れていこう。
 6コスト以上の高コストカードは使用できるタイミングが限られているので,基本的にはデッキに2〜3枚程度の量に抑えておくのがオススメだ。


実際に低資源のデッキを組んでみよう


 実際に組まれたデッキを見て参考にしたい,という人もいるだろう。本稿ではそんなプレイヤーに向けて,比較的低資源でも組めるサンプルデッキを用意してみた。

主に★2までの低レアリティカードを中心としたサンプルデッキ。「裏切り」のみ★3とレアリティが高めだが,比較的手に入りやすいカード群になっているので,これをベースにオリジナルデッキを編成してみるといいだろう
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 このデッキのコンセプトはズバリ“速攻”。序盤からスケルトンなどの低コストクリーチャーを展開しつつ,ゴールドが溜まったら「ゴブリン十人長」でさらに押していく。相手の体力を着実に削っていき,終盤は「裏切り」「復讐の矢」などのカードで一気に勝負を決める……というのが理想的な流れだ。
 マビノギデュエルでは,最初のターンに入手できる資源はランダムだが,いずれの資源を獲得した場合でも最初のターンからクリーチャーを展開できるデッキなので,比較的安定した立ち回りができるはずだ。

 このように,デッキ構築は明確な戦術のコンセプトを持ったものにすることが望ましい。強いカードから順に突っ込むだけでは,結局そのデッキでどのように勝負を決めるのかも計算できず,対戦時の行動もふらつきがちになってしまうことだろう。
 今回紹介したサンプルデッキは,コンセプトがかなり明確なので,いまいちデッキの組み方/戦い方が分からないというプレイヤーは,ぜひ参考にしてみてほしい。


CPU戦に慣れたら対人戦にも挑んでみよう


 さて,ここまでマビノギデュエルにおけるデッキ構築の基礎について解説してきたが,いかがだっただろうか。マビノギデュエルでは基本的に,「クリーチャーを並べて敵を叩く」というシンプルなコンセプトのデッキは“強い”といえるので,完全オリジナルのデッキを組む場合にも,そこからスタートすると理解しやすいだろう。

 なお,マビノギデュエルの「アリーナ」モードには,対人戦だけでなくCPU対戦も用意されているので,デッキを構築したら,CPU相手に気軽に試してみよう。実際にCPU対戦で勝利の手応えを感じられたら,PvPアリーナに挑戦してみるのも良いだろう。TCGの華はなんといっても対人戦。今回マビノギデュエルに興味を持った人も,対人戦へのチャレンジを躊躇しているという人も,本稿を参考にしてデッキを構築し,マビノギデュエルの醍醐味を味わってもらえたら幸いだ。

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