マフィア梶田の二次元が来い！：第284回「タクティカルに振動する龍のブレイブエクスヴィアス」

イベント終了後に記念撮影。井上喜久子さんがお時間の都合で最後までいなかったのが残念!!

　12月12日（土），ベルサール秋葉原にて開催された「intel Club Extreme GAMERS WORLD」。こちらで実施された「ろばすか出張版in秋葉原」の公開放送に，マフィア梶田も出演してきました。豪華ゲスト陣をお招きし，「LORD of VERMILION ARENA」の様々な情報をお届けしてきましたよ！
　また，こちらで発表されましたがニコニコ使い魔コンテストで実装が決まった「振龍（ドラ・ゴーン）」のCVを自分が担当させていただくことになりました。これ，ユーザー投票で決まったのですが，他の候補者が大塚明夫さんや杉田智和さん，若本規夫さん，安元洋貴さんという恐ろしいことになっていて……。うへぇ……。
　とにかく，決まってしまったからには精一杯やらせていただきますので。プレイヤーの皆さん，何卒よろしくお願い致します！

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　「RADIO 4Gamer Tap（仮）」の第26回では，スクウェア・エニックスより配信中の「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」（iOS / Android）を特集。ゲストとしてプロデューサーの広野 啓氏をお招きし，ゲームの魅力を紹介していただきつつ実際にプレイしてきました。

「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」ダウンロードページ

「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」ダウンロードページ

　古き好き時代の「ファイナルファンタジー」を彷彿とさせる，美しいドットで描かれた世界を冒険できる本作。RPGとしての遊び心地が極めてコンシューマ作品に近く，歴代の人気キャラクターたちを味方ユニットとして使用できるのも嬉しいですね。


　前回，「ゲームと現実のギャップを確かめたい」という理由で実弾射撃を習いに出かけたマフィア梶田。「観光目的の方はお断り」という硬派な注意書きに惹かれて雇ったインストラクターは，蓋を開けてみれば米海軍特殊部隊「ネイビー・シールズ」あがりの古強者で冷や汗ダラダラ。28年間コントローラを握り続けてきた二次元ソルジャーと，本物の戦場を経験してきたリアルソルジャーが共に過ごした1日，そこで起きた想像を絶するような出来事とは……。

　と，大げさに前置きをしてみましたが。実際には極めて真剣に，トラブルがないよう取り組んできたのでとくにハプニングなとはありませんでした。まぁ，これまで抱いていた“射撃”に対する認識が色々と覆されたという点では，「想像を絶する」という表現もあながち間違いじゃないかもしれませんが。

訓練で使用した銃は，申し込みの際にチョイスしたもの。すべてインストラクターの私物です。左から「Cz75B」「COLT MKIV SERIES80」「GLOCK 17C」「STURM RUGER SUPER BLACK HAWK」

　それというのも，まず最初にレクチャーされた銃の握り方と射撃姿勢に関して。「とりあえず構えてみろ」と言われたので，ゲームや映画といったフィクションの世界で得てきた知識を総動員してビシッとキメてみたんですよ。ところが，そこからもう「違う」と。文章で説明するのはちょっと難しいので，詳しい人から見ると細かい間違いがあるかもしれませんが，前傾姿勢で両腕まっすぐ，真正面を見据えて両肩を頬に付けるように，グリップを握る右手の親指はまっすぐ，的を指差すイメージで，左手の親指も右手の親指に添わせるようにまっすぐ伸ばし，各種アタッチメントの操作を素早く行えるように……と，大体こんな感じのレクチャーを受けまして。今まで「これが正しい」と思い込んでいたポーズを徹底的に矯正されました。
　それもそのはず。一応，俺が最初にとった射撃姿勢もあながち間違いだらけというわけでもないようなんですが，今回のインストラクターが教えてくれたのはいわゆる軍隊式の“タクティカル”なテクニック。素早く，スキなく，敵に命中させることを重視した兵士の技術でした。そりゃ，「GTA」やマフィア映画で学んできた構えとは根本的に違いますわな……。

　とはいえ，慣れない構えですし，体勢的にかなり疲れるんですわ。こんなん，まともに当てられるわけが……と，不安でいっぱいなところにポンと銃（※Cz75B）を渡され「撃ってみろ」と。いきなりですかい!?
　そりゃ，シューティングレンジまで来ておいていつまでも射撃姿勢ばかり練習しててもしょうがないですし。「ええい，やったるわ」と気合を入れて的の中心を見据え，引き金を引くと……“カチン”。なんともマヌケな音が響いて困惑。まさかの不発かと，インストラクターの顔を見るとニヤニヤしているんですわ。で，俺から銃を取り上げるとマガジンをストンと出して見せて「空だよ」と。こ，この野郎……！

　しかしながら，これは別におちょくってきたわけではなく。インストラクター曰く，「銃は撃つ前に必ず自分でチェックしろ。他人を信用するな」と。ええ……ごもっともですわ……。普通，撃つ前にちゃんと弾入ってるかどうか確認しますもんね。これまで経験してきた観光射撃では，セッティング済みの銃を渡されて撃つということしかやってこなかったのですっかりそのあたりの感覚が麻痺していたんですよ。ゲーム内だと，アホほどこまめにマガジン出したり入れたりしてんのにね。なんとも悔しい思いをしましたよ。

　というわけで前途多難な射撃訓練編，今回はここまで。1回や2回で書き切るにはちょいと濃すぎる体験だったので，まだまだ続きます！
　……ちなみに，写真が1枚しかないのは基本的に撮影NGだったから。いやマジで，「観光目的お断り」の真面目な射撃訓練だったんすよ……。足りない部分は，どうか皆さんの想像力で補ってくだされ。