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「オーバーウォッチ」バトルロボットのチャンピオン“レッキング・ボール”ことハムスターの「ハモンド」が新ヒーローとして登場
レッキング・ボールは一見するとただのバトルロボットだが,その中にはメカニック兼操縦士であるハムスターの“ハモンド”(14歳)がいる。
もともとは,月面基地のホライゾン・ルナ・コロニーにおいて,霊長類などに混じって遺伝子実験の被験体となっていた彼は,ウィンストンと同じく脳と体躯が発達したうえ,ハムスターなのに長寿になってしまったという。しかも,自分の才能は科学者たちに隠し通していたらしく,夜な夜な飼育ケージを抜け出しては独学で機械工学を学んでいたそうだ。そして,ウィンストンがロケットで脱出するときに,自分で製作した即席のカプセルポッドをロケットにつないで脱走した。
ウィンストンのロケットが大気圏に突入したときに,ロケットからポッドが切り離されてしまい,オーストラリアの不毛地帯に不時着。ここでハモンドは,ポッドを改造してメックを作り上げ,高額な賞金を目的にスクラップヤードのメックバトルアリーナでレッキング・ボールのパイロットとして頭角を現わし,遂にはチャンピオンになるまで上り詰めたという。
やがて十分な資金を貯め込んだハモンドは,さらにメックを改造して誰にも負けない性能へとアップグレードし,オーバーウォッチとタロンの戦いの渦の中に自らを投じていくことになる。これがレッキング・ボールのバックストーリーだ。
すでに日本語公式サイトにも記載されているとおり,「オーバーウォッチ」では6体目のタンクキャラクターとなるレッキング・ボールは,メインウェポンとなる「クアッド・キャノン」を両腕に装着。ボウリングの玉のように球形に変形して高速移動できる「ロール」を駆使して,前衛をすり抜けて背後に紛れ込むことができる。
また,引っ掛け鉤を射出し,スイングして素早く移動できるだけでなく,相手にぶつかってダメージとノックバックを与える「グラップリング・クロー」,接近感知式の巨大な地雷原を発生させる「マインフィールド」,周囲の敵の数が多いほどシールド量が増えるという「アダプティブ・シールド」。そしてアルティメットには,地面にぶつかって敵にダメージを与えてノックアップさせる「パイルドライバー」が用意されている。
レッキング・ボールは,すでにPTRサーバー(テストサーバー)で公開されているので,気になる人はさっそく触ってみよう。
「Overwatch」公式サイト
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(C)2015 BLIZZARD ENTERTAINMENT, INC.
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